2017年5月18日木曜日

ニューラージパールグラスさまさま 混植について

前回の振り返り。
ソイルの養分が豊富な最初は、とにかくグロッソが元気に増える。

グロッソ

でも、2ヶ月しないで若干勢いが落ちてくる。
追肥すれば元気を取り戻すけど、もちろんやり過ぎればコケに悩まされるし...

その後気がつけば、グロッソの下にはニューラージパールグラスがびっしり。
以下の写真は4ヶ月後に前景をトリミングしたところ。

前景トリミング

さらに時間が経つと、ウォーターローンがびっしり。
以下の写真はリセットから約1年後。

DSCN4313

IMG_2712

ウォーターローンは、貧栄養でも育つから良いのだけど、
しっかり根張りしない...っていうか根がない...ので、トリミングを怠けていると、かなり広い面積がなにかのきっかけで...たとえばトリミングの時にハサミを引っ掛けて引き上げちゃったりとかで浮いちゃったりするので、
しばらく楽しんだ後に、全部引き剥がしちゃいました。

その後最後まで支配的だったのは、ニューラージパールグラスです。
以下の写真は、リセットから約3年経過後。

DSCN5095

追肥とかでグロッソも出てますが、長くは続かないです。

写真だとどこにニューラージパールグラス?って感じかもしれませんが、キューバに見間違えるような小さな葉がびっしりありますよね?それがニューラージパールグラスです。かなり矮小化しているわけです。

前々回のリセットの時も、2年くらい維持して最後まで前景を支えたのはニューラージパールグラスでした。

グロッソは、栄養があるうちはガンガン育つけど、貧栄養になってくるとどんどん矮小化して、そのうちに全く育たなくなるけど、
ニューラージパールグラスは、矮小化してもジリジリと増えて維持できます。
暗がりでもソイルに埋められても簡単には消えない。

なので、うちにはニューラージパールグラスは欠かせないです。

こういうのは、水槽環境によって...例えば硬度とか...によって違ってくるのでしょうし、うちで最後までニューラージパールグラスが維持できていたのはMgとかCaの添加と関係があるかもしれません。

結局言いたいのは、いろいろ混植しておくと、支配勢力の移り変わりを楽しめますよ。
ってこと。

グロッソのような肥料喰いは、最初のうちは良いんですけど、こういうのに全部あわせると、派手に追肥→バランス崩すになりやすいですよね。
実際、なんどもしくじってます。

ソイルのイオン交換能がよく効いているうちは、土壌の高栄養と水の低栄養を両立させやすいけど、ソイルの栄養が切れてくると、なかなかそうもいかないですからね。
たっぷり施肥して、頻繁に水換えとかってやり方などもあるだろうけど、現実的じゃないし。

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