2013年5月31日金曜日

ヤマトのその後

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5日前に20匹再投入したヤマトヌマエビ。
既に今日までに2匹落ちてます。
うーん。
ミナミヌマエビは元気だし、もちろん魚も貝も...みんな元気なんですけどね〜。
なんでウチではヤマトが落ちるんだろう?

2013年5月29日水曜日

グロッソの花

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今朝、水上葉育成箱を見たら、グロッソが花をつけていた。
3ヶ所。花芽は沢山。

最近かなり成長加速しているので、緑の絨毯になるのも近い(?)

2013年5月28日火曜日

スイレン鉢のロタラ

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手前の一部を除いてヒメオモダカを伐採し、肥料を突っ込んだことで、
やっとスイレンが成長し始めました。
まだまだ葉が小さいけど。
花芽も出てきたよ。これまたやけに小さけど。

ところで、前から書いているように、
うちのスイレン鉢には、水槽でのトリミングで出た端切れをいろいろ入れてます。

スイレンの下にグロッソが茂ってるんですけど、見えますか?
これは、そろそろダメになりますね。スイレンが成長しだしたから。
でも、これは昨年入れたもの。また来年は底を覆ってくれるハズです。

グロッソも上を覆われると、ヒョロヒョロ伸び始めて、
昨年なんてスイレンの葉の間から顔を出して水面あたりを横に這うなんてこともありました。

目立つのはロタラですよね。
スイレン鉢は、1週間かけて蒸発で水位が低下、また満水にするってのを繰り返してるんですけど、
この度に水面上に出たところは、尖った葉からタマゴ型の水上葉に変わっていきます。
この水上葉もなかなかいいんですよね。

前にも書いたように、こいつらみんなちゃんと冬越ししますよ。

こうやっていろいろ入れているせいか、右上に小さく写ってるフロッグピットとか、
浮き草があまり成長しないです。水中の栄養が少ないんだろうな。
スイレンは、ほぼ全面的に底床内の肥料に依存しているので、これで良し!

エココンフォートの急所

昨日のエココンフォートの急所がボキっ事件ですが、
ビニールテープぐるぐる巻き処置で水漏れが発生することなどもなく、
今朝、チャームから部品が届いて、交換、解決しました。

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これが通常の状態。

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マルチハンドルの支えが折れちゃった状態。

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届いた部品。
これが534円...。

昨晩ちょっと気になってこの件で改めて検索してみたら、
フィルターの開閉中に折れたとかじゃなくて、
稼働させてる時に知らないうちに折れて水浸し...なんていう悲惨な事例を見かけてしまいました。
怖すぎる。

うちのの2台、全ヵ所点検しちゃいましたよ。
目視じゃ大丈夫だったけど。

--

追記

そういえば、部品交換の時にモーターヘッドを外すにちょっとだけ苦労しちゃいました。
普段は、マルチハンドルのテコで簡単に開くのだけど、手で引き上げるのは大変。

ついクセで水をこぼさないように普段通りの手順で開けちゃったけど、
フィルター内に水圧掛けて開けたほうが良かったかも。
それでどれだけ変わるかは分からないけど。

2013年5月27日月曜日

ボキっ!

IMG_1265.JPG写ってるのは、ビニールテープでぐるぐる巻にされたエココンフォート。
やってしまった。
なにが起きたのかは、分る人は分かりますよね。

先日書いてた作業を出掛けにサクってやろうと思ったのが間違い。
エココンフォート閉めるときに、けっこう固くてヤバイかなと思ったけど、めんどくさい!えい!って閉めたらボキっ!
ジャバジャバジャバっと溢れる水。
焦ってタップを閉めて…。

40水槽の水量をギリギリまで減らして水圧を落として、
モーターヘッドを体重かけて閉めて、
押さえながら、手元にあったビニールテープでぐるぐる巻にして、
もしもの時のためにバケツに入れて、
再稼働。
念の為に給排水口を上の方にずらす。

チャームの当日便で部品手配。
夜中に水浸しとかなってたらイヤだな〜。
水量的にはバケツだけで大丈夫なハズなのだけど。
…水量減らしてるし、給排水口の位置をあげてるから。
もっともモーターの空回りが続くようなことが起きたらもっと恐ろしいけど。
半日経って見てみて水漏れはないので大丈夫なハズ。

冷静になって考えれば、別にコック閉めたまま水槽の水流1日くらい動かさなくたって大丈夫だし、以前に使ってた眠ってるフィルター持ちだして水流だけつくるって手もあるし、
フィルターは濾材をエアレしておけば大丈夫なんだけどね。

この事故のせいで…完全に自業自得だけど、昼飯抜きになってしまった。

ちょっとでもキツイと思ったら、Oリングにワセリン塗りましょう。
それだけで防げる事故です。...とほほ。

--

追記

いくらワセリン塗っててもタップのコック閉めたままハンドル動かしたら、ボキっと行きますよ。
殆どの人にとっては当たり前のことだけど。
でも、アタマじゃ分かってても、ボケっとしてるとやりそうになることもあるし。
...いや、いくらなんでも固すぎてスグに気づくか。

でも、こういうリクツが直感的に分からない人もいるからね〜...うちの奥さんとか。
そういう意味じゃ、エココンフォートでもハードル高いっていう人は沢山いるんだろうな...
やっぱ外掛けは大したものなのかもね。

2013年5月26日日曜日

今週の60

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トリミングしたので、いちおう記録。
昨日書いてた、藍藻掃討作戦の仕上げはまだやってないです。

2つ水槽水替えすることになるので...フィルターも開けなきゃならないし、
なんとなくめんどくさくて。
っていうか、昨日の徹夜が効いて昼過ぎまで寝てしまったので、いろいろ時間が無かった。
トリミングは簡単だけどね。でかいハサミでザクザク切るだけだし。

そういえば、今日、ヤマトを買った時に、エビの足場用にビニール袋に入ってたのが、
よくあるアミとかスポンジとかじゃなくて、水草だったんですよ。
ルドウィジアだと思うのだけど、ルドウィジアなんだろう??名前が分からない。
ひとまず、水槽に突っ込んでおいてみようってことで、奥の方に突っ込んでおいたのだけど。
写真とっておけば良かったな。

しっかし、エビの威力はすごいね。
コケも殆ど無いし、ウチの水槽は基本的にキレイなもんだ
��あくまで汚れのことね。水景全体のカタチはすっかり崩れてるけど)
...って思ってたのだけど、
エビ投入からほんの4-5時間で、なんだか一皮むけたみたいな感じに綺麗になってる。
ガラス面の緑藻はあまり消えてないけど、葉っぱのツヤ感がね。
これは本気でオトシンネグロのエサを心配したほうが良いかな?

ヤマト再投入

今日、近所にあるらしい「かねだい」っていうアクアショップをはじめて覗いてみたら
ヤマトヌマエビ10匹315円!普段買ってるところの半額。
ってことで、ついつい買ってしまいました。20匹ほど。

いろいろ手を入れてからやるつもりだったし、せいぜい10匹入れるつもりだったのに。
ついつい。

オトシンとかが飢えなきゃいいけど。

それに、そもそもヤマトがちゃんと生存し続けられるかな?
前は、4ヶ月で30匹消えてるわけだものね。

ヤマトが消える原因が分かってないのに、無謀なことをしたかな??

ブルーになった

DSCN0620.JPG

40の方に避難させているブルーラムズホーンだけど、
生まれて1ヶ月も経ってないのに、すっかり大人サイズに。

しかも、本当に「ブルー」になった。
って言っても、目で見た時に、この写真ほどは青くないけど。
とにかく「ブルーラムズホーン」は写真を撮ると青く写るんだよね。

2013年5月25日土曜日

藍藻 最終手段へ その6 掃討完了宣言(暫定)

6日目。

4日目以降、水流が回らないガラス面のビミョーなところ以外は藍藻は出ていないので、
成功ということで良いでしょう。
ガラス面のところのものも、エクスタミンを使わなくても
注射針(ソイルが詰まっちゃって使えなくなったもの...つまり、細い棒)を使って
細かい通水路を沢山開けることで、ほぼ消えています。

念の為に12mlのオキシドールを添加。
いったんオキシドール添加はこれで最後にします。

明日以降時間を見ながら、次のことをやっていくつもりです。

1.水換え。

2.バク汁投入。
40のフィルターから取ってきた大量のバク汁を底床面に噴射しておく。
ひとつは、やっぱり硝化バクテリア弱ってるかもしれないってことで、補充の意味で。
もうひとつは、よく「PSBとかのバクテリア剤突っ込んだら藍藻が消えた」とか聞くじゃないですか?
私も枯草菌液(納豆液)を入れてみたら、藍藻が急減したことがあったし。その時は一時的で撲滅できなかったというか、継続的にやる気がなかったのだけど。(結局、枯草菌だけじゃなくて大豆分解物を撒き散らすことになるので)
なんにせよこれらは、きっとバクテリアのバランスを崩すからですよね?
ってことで、さっさとニッチを埋める(ことになるのか否かは分からないけど)ために撒き散らすと。
もちろんシアノバクテリアと硝化バクテリアのニッチは異なるわけだけだし、アンモニアの生産量以上には増えないわけだけど、それでも重複する部分も少なからずあるはずだからね。
まー、つまりは気分です。一切の検証なしです。

3.エビの投入。
うちの60水槽ではヤマトが消えるわけですが、やっぱり藍藻の死骸などはお掃除してもらわないといけないので。ヤマトを買ってきて入れるか、スイレン鉢などからかき集めたミナミを入れるか。

4.ラムの投入。
40の方に避難させていたラムをこっちに戻して終わり。


さー、これで本当に終わりになるのか?

でもまー、とにかく一旦、掃討完了宣言(暫定)

ラミーノーズって...

以前に、60の方にウォーターローンを入れてもラミーノーズほかがみんな食べちゃうってことを書いたけど、
特にうちのラミーノーズは、ウォーターローンほど跡形も無くって感じじゃないけど、パールグラス系の草とかも葉の先とかをかなり食べるんですよ。

DSCN0617.JPG

で、はなし変わって、写真を見て欲しいのだけど、水槽の上の方にはオークロが沢山生えているのに、下の方に殆ど生えていないですよね。
これ、もともとは、前景と後景の境目にオークロを植えてるんですけど、前景のは消えて、這って行って後ろの方に生えているのだけどんどん伸びているっていう状態なんです。

それで、夕方、40から何本かオークロをカットして、葉っぱの数にして数十枚分を60の前景に植えてみたんですよね。

数時間後に見てみたら、殆どオークロの茎だけしか残ってない!
で、眺めてたら、ラミーノーズがバリバリ喰ってる!!
なるほどね。ラミーが普段 縄張りにしている前の底の方のオークロは、連中が喰っちゃったんですね。

ほかのうちのラミーもこんなに草食性強いのかな??

写真が小さくて分かりにくいかもしれませんが、ウォーターローンは、
以前に前景がガラスにぶつかるところを藍藻対策でカットしているところに植えてみたものだけが残って、少しづつ増えています。
ラミーが入り込めないから。
ただ、ほかの草より背が伸びると、全部齧られちゃうので、背は高くなりませんが。

ついでに、写真は、なんとなく左側がひどい感じですけど、
これはロタラの密生した林に水流がぶつかって、根本の方にかなりゴミがたまって酷いことになってたので、ロタラ山の前半分を殆ど根本から伐採しちゃったから。

もうひとつついでに、このガラス面はもう1ヵ月掃除してないです。
正面のガラスのコケは(実はちょっとは出ているのだけど)殆ど全くわからないでしょ?
左右のガラス面を見ると、実はどのくらいの緑藻がついているかわかると思うけど。

2013年5月24日金曜日

水上葉育成箱の藍藻が消えた

DSCN0616.JPG

先日の写真と比べて欲しいのだけど、あれだけいっきに大量に出ていた藍藻が消えてしまった。
未だに黒っぽく写っているのは、黒いソイルの粒。

一度干上がらせたからなのか?
このところの強い日差しのせいなのか?
300倍希釈の木酢液を撒いてみたせいなのか?
理由は分からないけど。

いま、60水槽の前景を上から覗くと何箇所か穴が開いている。
アクアフローラとかを突っ込む時とかに開けちゃった穴。
これがなかなか塞がらないから、
水上葉をちょっと取って移植しようかな?...とか思うのだけど、
同時に、こうなると水上葉の絨毯をまず見てみたいって気持ちもあって
まだやってないのだけど。

藍藻 最終手段へ その5

5日目。

昨日と状況は同じ。
水流が回らないガラス面のごく一部を除けば、藍藻はまったく見当たらない。
魚、エビ、貝、水草...どれも問題なし。

実質4日で消えたってことですよね。
もう掃討成功宣言出してもいいかな〜ってくらいなんだけど、
相手は藍藻だからね〜。
復活する時は早いし。

今日は、オキシドール添加をしないで明日まで様子を見ます。

2013年5月23日木曜日

藍藻 最終手段へ その4

��日目。

かなり丁寧に水槽内を眺めても、藍藻は見当たらない。
もちろん、昨日、残っていたヤツを吸い出したからなんだけど、
以前なら、徹底的に吸い出しても、
��日経てば少しは見つかったからね。

魚やエビは元気。
避難させ切れていなかったラムズホーンも発見。元気でした。
有肺類は比較的大丈夫なのだろうか?空気呼吸する連中だから海産のよりは強いのかな??
海水水槽ではオキシドールを白点病治療とかによく使ってるけど、その時事故るとしたら、ちょっと多めの添加だと、とにかくまず貝類が落ちてるんですよね。いろいろなブログとか見ている限りだと。
でも、念の為に回収して40水槽の方に避難させておきました。
ミクロソリウムやモスなども今のところ不調の兆しはないです。

ということで、気を良くして、
ガラスと底床の間の藍藻を駆除するために張っていた遮光テープをはがしてみる。
底の方はパミスが白く見えるくらい藍藻はキレイに無くなっている。
で、問題は、やっぱり中間地点。ガラスを通して照明の光が届いちゃうところ。ここにはしっかりまだ藍藻が健在でした。
水流も回らないしね。

ここだけは、丁寧にエクスタミンでやらないとダメかな〜。
こいつらが元になって、また復活しそうだよ。
でも、随分前にエクスタミン切れてるし。
買ってくるのもめんどくさいな〜。

というか、今更ながらだけど、ガラス面のところをやる以外にはエクスタミンに価値はないね。底床表面に出始めちゃったら、エクスタミン使っての根絶は無理で、だったらシリンジで吸い出したほうがマシです。かなり強い酸だから直撃させちゃったりするとキューバが枯れたりするし。
というか、ガラス面のところを処理するのにこそ価値がある。
オキシドール突っ込んだりしたら、その周辺全部のソイルが泥になるし。

で、どうしよう?エクスタミン買いに行く??と悩みつつ、
今日は12ml添加。

2013年5月22日水曜日

水上葉栽培 1ヶ月目

DSCN0614.JPG

先週肥料を突っ込んでからやっと少し成長が良くなりだしたよ。
ちなみに入れた肥料は、たまたま手元にあったバラ用の肥料(6,8,5)。リン多め。

左下の葉っぱが枯れてるっぽく写っているけど、これは光の加減、写真の写り方。
実際には左下の方が緑が濃いです。
葉っぱは小さいのだけど、密集している。
右奥は、葉は大きいけどまばら。

おそらく、水位に関係しているのではないかとは思うんですけど。
右上がいちばん水がたまりやすくて、左下がいちばん乾きやすい。
きっと肥料も水溶性なので、右奥に行きやすいんでしょうね。
ちなみに日当たりは手前のほうが良いです。

黒っぽく写っているのは、藍藻。
もともと藍藻がついたトリミングクズをそのまま放り込んだだけだから、仕方がないのだけど、
肥料入れてから、急に目に見えて出て来ました。

先日、ロタラインディカの水上葉をつくろうと思って、
トリミングで出たのを数本放り込んでおいたのだけど、
水上葉が出てくる前に水を切らした日があったので、ダメになっちゃったかも。

グロッソが目立つけど、キューバやヘアーグラスなんかもよく育っています。

なんにしても、四角い緑の絨毯になるのはまだもうちょっと先って感じですね。
あと1ヶ月くらいで出来るかな〜。

四角い絨毯になったら、切り出して、芝生を貼るように水槽に入れられるな〜
とかってイメージもあるのだけど
��もっとも、そうするとまた藍藻を持ち込むことになっちゃうけど)
せいぜいあと5ヶ月ですよね。
冬越しまでさせる気もないし。

藍藻 最終手段へ その3

3日目。

ざっと眺めて、状況は進展せず。
藍藻は、増殖は止まってるけど、目に見えて減っているということもないっていう状態。
まーゆっくり長期戦でやるさ。

今日は、残っていた藍藻をちょっと吸い出して、
オキシドール9ml添加。

2013年5月21日火曜日

藍藻 最終手段へ その2

2日目。
今日は、先ほど帰ってきてオキシドール6ml添加。
本当は、ライト点灯前と5時間経過後で3mlずつ添加したかったんだけど、1日外出してたので、仕方ない。

藍藻は、減少はしていないけど、成長が止まっている??
少なくとも添加開始の前日から当日のような増殖はしていない。

今のところ藍藻以外への影響は確認できず。

明日は9ml添加する予定。

つまり、最初は、水量10リットルあたり0.5mlくらいからはじめて、
翌日は初日の2倍、翌々日は初日の3倍って増やしていってるわけですね。
もちろんこれは薬局とかでよく売っている H2O2 2.5~3.5%含有の薄いヤツの場合。
ダイソーにも売ってますね。

オキシドールは、過酸化水素と水だけってのは、まず売ってなくて、
安定剤などが含まれています。
気になるならチェックですね。
リン酸やエタノールなどを含む製品もあります。

ただ当然ですが、このやり方をマネしてやってみて何が起きても責任は持てないです。
自己責任でお願いします。

ちなみに、
オキシドールは藍藻が出ているところに吹きつけようとしたりしない方がよいです。
水流に載せて全体によく回らせるようにする。
特に濃度が高いところをつくらないように注意。
基本的には、H2O2は生物にとって猛毒ですから。
魚や水草は少量なら対処する機能を持っているから大丈夫だけど、
藍藻は耐えられないっていう差を利用するだけですから。

それに、前にも書いたけど、底床面に吹き付けると、
ソイルが猛然と泡を出して吹き飛んで泥になります。
やってみるとかなり面白いけど。水槽の中ではやらないほうがいいね。

2013年5月20日月曜日

藍藻 最終手段へ その1

一昨日、砕いたアクアフローラを入れたせいだと思うけど
��あと、さらに昨日後景1/3くらいトリミングしているってのもあると思うけど)、
やっと柔らかい緑藻がちょっとだけ出て来ました。
このあと「出すぎ!」ってなると、それはそれで困るのだけどね。

で、ですね。
ここからが問題なのだけど、
藍藻も増殖率アップ!

グロッソやキューバの上に出てくる藍藻が急に増えて来ちゃいました。
いや、いぜんにもたまに出てたのだけど、1週間放置した時の藍藻の量が1日で出たって感じ。
…肥料添加と関係あるのだろうね。

なので、もう、最終手段でオキシドールを使うことにしました。
私は約2週間かけてやるつもりです。

その前に、準備。

全部は無理だと思うけど、ラムズホーンやミクロソリウムなどのオキシドールに弱い連中を出来るだけ取り出すことから。

って思ったけど、ミクロソリウムは奥の方にがっしり張り付いていて取れないや。ラムも2匹しか確保できない。…把握できてるだけで、現在4匹。

でもまーいいや。

続いて、シリンジで藍藻をおおよそ吸い出す。
枯れた藍藻は水を汚すからね。
それ以前に、最初に出来るだけ取っておくのが作戦を成功させるコツ。

今日は3ml オキシドール添加。

オキシドール(H2O2)の効果は光合成の阻害ですね。
活性酸素が葉緑体膜などに損傷を与えるわけです。
但し、陸上植物は(水草の多くは湿地植物)活性酸素の処理が割と得意だからあまり酷い事にはならないけど、藍藻や緑藻などはやられちゃうわけ。
もっとも藍藻や緑藻にもいろいろあって、強光に強いタイプ…アオコをつくるをつくるヤツらとかには、オキシドールは効かないみたいですね。(大量に入れれば別だけど、それだと水草も枯れちゃうし)
水面とかと比べれば遥かに暗い水底で増えるタイプにしか効かない。

ちなみに、よく藍藻=シアノバクテリアを殺せるなら、硝化バクテリアも殺しちゃうんじゃないかってのがありますが、あくまでも第一に狙ってるのは、光合成の阻害ですね。
好気性バクテリアは、(シアノバクテリアも)基本的にはカタラーゼを持っていて、活性酸素の処理ができるようです。だからヘーキだというリクツなのだけど... まー分かりません。
結局は、分量の問題だけど、それが適切にできるかどうかですね。やってみないとなんとも言えない。

--
ちょっと追記 >
オキシドールといえば、白点病対策に使う人がいますよね。
繊毛虫を駆除できるのなら、バクテリアなんて簡単にやられちゃいそうだけど...
まーとにかくやってみないと分からない。
�� 追記終わり。
--

と、まーリクツはそうなんだけどね。
上手くいくかな???

今週末くらいにはエビも買ってこないとね。
前々から書いているように、うちはエビがかなり少ない状態になっているし、ラムは出しちゃったし、オトシンネグロ3匹くらいってことになっちゃうので。
出るコケを食べてもらうのではなくて、枯れて腐敗する藍藻などを処理してもらわないと。

またエビが落ちて行ったら悲しいな〜。

2013年5月19日日曜日

冷却ファン 追記

クーラーのことばっかり書いてたので、
昨年の経験も含めて、ファンを使う場合の冷却対策について、ちょっともう少し書き足しておきます。
クーラーを使う場合でも、購入したクーラーの能力を超えるような猛暑日もあるかもしれないから、そういう時には使えると思うし。

前に書いたみたいに、ファンはけっこう冷やせるけど、湿度次第だし、やっぱり限界はあるし、いろいろと同時に手を打っておいたほうが良いだろうってことで。

��環境にもよるだろうけど)優先順位別に書くと、

1.ガラスぶたを全部外す。
ファンを使うなら当然ですね。例えば3分割の蓋とかで、ファンのところだけ開けておいて魚の飛び出しを防ごうなんて考えないほうがいいです。風が抜けなくなっちゃいますから。飛び出し事故が怖いならネットとかにするべき。

2.ライトをリフトアップする。場合によっては消す。
熱の入力源でいちばん大きいのはライト。何センチかリフトアップするだけでもかなり違います。できれば思いっきり離しちゃったほうがいいですね。
さらには、何灯か消灯するとか、猛暑日だったら、思い切って全部消灯とか。1日消したくらいでグロッソが立ち上がったりしないですから。…水草全体の姿勢は窓方向に向くとかヘンになりますけど、点灯すればまた戻るし。
ライト自体も夏場のことを考えたら、上を覆って熱を篭らせないデザインのもののほうが良いですよね。
ちなみにLED照明と蛍光灯は、器具全体として今のところ光量あたりの発熱量はあまり違わないようです。
ただ、直管の蛍光灯はかなり水槽上面を塞ぎますし(直線型のレイアウトでも(蛍光灯用の筐体をそのまま応用したものは別にして)LEDの方がスリムなので上面を塞ぎにくいってのはありますよね。光量あたりで小さくできるので。
それから、赤外線の放射量…水の温めやすさも違います。LEDの光のほうが遥かに水を温めにくいわけです。

3.水槽を断熱する。
熱の入力源の2番目はまさに部屋の空気そのものですね。
というか夜間・消灯時なら、あるいは水草水槽用に大量に照明つけてたりしてなければ、これがいちばん大きい。
昨年、テトラクールタワー買ったら断熱シートが付いてきたので使ってみたらかなり効果的でした。
もっとも、水槽を見るのにいちいち外すってのも面倒なのでスグに使わなくなっちゃいましたが。
発泡スチロール製の断熱ボード売ってますよね。アレをつければかなり効くはずです。前面だけ外しておくとかね。
ちなみに当然ながら、横長スリム水槽のような水量に対して水面が大きい水槽の方が、縦長の水槽とかよりも、つまりは浅い水槽の方がファンが効きやすい。
同じ形なら、小さい水槽の方が、ファンと水槽の大きさの関係以上にファンが効きやすい。(体積と表面積の関係)
でも、同じ形なら、小さい水槽のほうが部屋の空気の温度の影響を受けやすい。簡単に室温で暖まってしまう。小さい水槽の方が断熱の効果はより大きくなるということです。

4.エアレと併用する。
CO2添加と両立しないですけど、場合によっては水温上昇を防ぐ方が重要です。
溶存酸素濃度をあげることで、魚やエビの高水温への耐性が高まります。またエアレの泡に風が当たることで、より効率的に水を気化させて熱を奪うことができます。…とんでもなく水の減りが早くなるけど、それだけ水温を下げられるってことです。
前にも書いたように水草が酸素をたくさん出している水槽の場合、高温で本当に怖いのは日中ではなく、消灯後の低酸素状態です。
だから、クーラーを入れているとかでなければ、本当は夜こそエアレをすべきなんです。水草が充分に酸素を出していて水温が適正に維持できているならあまり必要ないですけど。…CO2をいっきに抜いてpH変動を起こさせるほうが良くないのではないか?とか思いますが。

5.猛暑日だけは潔くエアコンを高めの温度設定とかでつけっぱなしにする。
高めの温度設定でも空気が乾くことで、ファンがとてもよく効くようになります。

実際にファンを使うときは、逆サーモの併用は絶対に必要です。
ファンは効くときはかなり効くので、逆サーモ無しだと、冷やし過ぎちゃうこともあり得ます。

ホウネンエビ採集は失敗

ホウネンエビが毎年発生することを確認している田んぼを見に行ったのだけど、発見できず。
というか、まだ田に水を入れたばっかり。田植えもまだだった。
やっぱり例年通り、6月の半ば以降ですかね。

ホウネンエビの卵ってどこかの企業が大量生産すればいいのにね。
孵化させるのに塩水が必要なブラインシュリンプよりも遥かに優れたエサになるだろうに。
水槽にただ入れるだけで孵化するわけだし。

2013年5月18日土曜日

今週の40

DSCN0596.JPG

こっちは久々に写真を。
もうボーボーですね。

こっちは健全に、ほんの少しだけ柔らかい緑藻が出ます。

今週の60

先週とそれほど代わり映えもしないので写真は無し。
分かりやすい違いといえば、エーハイトーフペレットを先週から入れているので、ちょっと水が黄色い。
でも、どーせ写真にしちゃうとあまり分からないし。

もう3週間、ガラス面を掃除していない。本当に全く柔らかい緑藻さえ出ない。(藍藻を除けば)コケが出ない。
そりゃ100%出てないわけじゃないけど、ガラスを正面から見ても全く分からないくらい。横から見ると、少しコケてるなって分る感じ。

コケが出ないのはいいことだけど、いくらなんでもこれはダメ。
水草の成長が全体的にまだ遅い。
その他肥料不足の兆候がいろいろなところに出ている。

2−3週前にイニシャルスティック入れてほんの少しは改善され始めたけど、まだまだ肥料が足りない。
アクアフローラ(おこし)を前景に砕いたものを1/2欠け、奥にまるごと2個施肥。
ちなみにアクアフローラはアンモニア態窒素をけっこう含んでいる。
糖でコーティングされていて、かなり時間を掛けて…通常だと効き始めが数週間後とか…少しずつ出てくるようになっているのだけど、砕けば園芸肥料と同じになっちゃうから、砕いたものをやり過ぎると、立ち上げ期と同じ事になる…亜硝酸が出るとか。
だから、砕くべきじゃないのだけど、あれだけ大きいと密生した前景とかには入らないから。…前景草を切り裂けばいいのだけどね。やりたくないし。

あとは、ちょっとトリミングして今週は終わり。

他の悩みは、相変わらず。
エビが増えない。(ヤマトはもう居ないし)
藍藻が出てる。

前にも書いたけど、ラムズホーンは藍藻をけっこう食べますよ。
だからって、藍藻が減るかっていうと、殆ど関係ないですけどね。

ラムを入れちゃって、繁殖しているから、最終兵器のオキシドールとかはもう使えないし。
藍藻なんとかしたいな〜。
ラムが増えるだけ増えて、舐め尽くすとかってのは無いかな?
以前は、貝はそれほど好きじゃなかったけど、なんか最近はガラス面に居てもそれほどイヤじゃなくなってきたよ。
藍藻を食べるからかも。

40からそこそこの量(チャームで売ってる1パック分以上)を移植したウォーターローンは殆どまたラミーノーズに食べられちゃいましたが、一部、左側手前の割と水流が強いところとかに入れたのは、上手く食べれないのか生き残ってます。
前景の際をカットしたところに入れたウォーターローンも、上の方はみんな食べられちゃったけど、奥の方は食べにくいらしくて残ってますね。
残っている部分については、増えてるのかどうかはわからないけど、痛んでるっていう感じは全くないです。
短いまま増えてくれるなら良いのだけど。
伸びたら、ラミーノーズがトリマーになってくれるなんて理想的。

2013年5月17日金曜日

クーラー選びと設置

クーラーを実際に購入する視点で書いてるところって、あまり無かったかもってことで、ちょっとだけ。

まず気にしておくべきは、
●水槽の水量と目標水温に冷却力が対応できるか。
●クーラーの適合循環水量とフィルターの流量のバランス。
●サイズ。
●動作音。
くらいですよね。もちろん、値段や電力消費量、デザインなども大事だけど、ちゃんと機能しないとしょーがないですから。

まず冷却力ですけど、小型カラシンとかエビ、水草とかが入った60cm規格水槽で、フツーの日本の家屋・日本の夏を過ごす…ってことだと、くどくどリクツ書いてもしょーがないので、事実上、ZC-100 とか Cool Way 100 あたり…以上の冷却力がないときついみたいですね。
ZC-100で、室温(クーラーの周辺温度が)35度の時に水温25度に維持できるのは、水量70リットル以下ってことになっています。
飼ってるのが日淡とかでかなり設定温度を下げなきゃならない場合は、これらだと完全に力不足になりますね。
そうじゃなくても、日差しが入る部屋とか、猛暑日の閉めきった部屋とか、照明の熱が大きい場合などだと、このクラスだと設定水温まで下がらないこともあるらしいですね。そのあたり心配なら、もう一クラス上が必要になりますね。ZC-200とか。

次に適合循環水量ですけど、外部フィルターに接続する場合には、その流量をチェックしておいたほうが良いです。
例えばウチのZC-100だと、循環量 7~15リットル/分(420~900リットル/時)で、フィルター:エココンフォート2236が600リットル/分ですから、流量低下がなんだかんだで30%あったとしても適合しますよね。
ところがこれを40に繋げているエココンフォート2232に繋げると、流量低下が無くてギリギリ、流量低下があったらアウトです。

フィルターのパワーが無いと使えないのかって言えば、いろいろネット上見てれば気にせず使ってる事例もけっこう載っているけどね。

ちなみに、ペルチェ式のテトラクールタワーだと、適合循環水量はかなり小さくなって、横置きの外部フィルターとかでも対応しています。
値段とコンパクトさ以外に良いところが無さそうなテトラクールタワーですけど、循環水量考えたら、やっぱりこっちを選んでおいたほうが良いってこともありますよね。特に小さい水槽だと。
それと、もうちょっとクールタワーの擁護ですけど、クールタワーは「25度固定」って書いてあるところがけっこうありますけど、それはけっこう古い機種の話です。今出てるのは全部水温設定が可能です。
うちも27度設定にしてます。

次にサイズですけど、クーラーは意外に場所を取ります。
底面だけじゃなくて高さも気にしたほうがいいですね。
パイプの取り付けが上だから、そこにダブルタップ付けたりすると、けっこうな高さになります。パイプが折れずにラックに収まるか?ってチェックしてみたほうがいいです。
ちなみにうちでは、ZC-100の場合、ZC-100のパイプの取り付け口のすぐ上にダブルタップ付けて、ラックに押し込んだら、高さが足りなくてパイプが折れ曲がっちゃいました。なので30cmくらいのパイプの先にタップ付けてます。

動作音ですけど、これはまー、「比較的静か」って言われてるZC-100でも、それなりに五月蝿いですよ。
でも、ファンとか、クールタワーなんかと比べれば、遥かに、もう遥かに静かですけど。隣の部屋なら真夜中でもよほど耳を澄ませないと動いていることがわからない…そのくらいです。
水槽をどこに置いてるかとかにもよりますけど、リビングとか寝室とかにあるのなら、動作音は極めて重要なスペックですよね。
でも、残念ながら私が比較できるのはこれだけ。他の機種は知らないのでなんとも言えません。

実際に設置する時ですけど、ダブルタップ一組とパイプを買っておいたほうが良いです。
1年中繋ぎっぱなしだと中が汚れるのが早くなりますよね。簡単に取り外せて、メンテナンスも簡単にできるようにするためには、ダブルタップ付けておいたほうが良いと思うので。

実際の繋ぎ方は、フィルターの排水口側に付けるのが基本ですね。
水槽給水口 → ダブルタップ → フィルター → ダブルタップ → クーラー → ダブルタップ → 水槽排水口
フィルターにダブルタップ付いている前提で、ちょうど一組(他のダブルタップと組み合わせられる)ダブルタップを追加すれば良いわけ。

設置場所ですけど、
閉めきったキャビネットの中とかあり得ないですね。
水槽水から奪った熱がどんどん排熱されていくわけですから。
でもって、そういう設置をすると、例えば、真夏だとクールタワーは動きっぱなしでまるで効かないって状態になると思いますし、
周囲の温度が高くなっていくとかなり急速に効率が落ちていくっていうことですから。排熱が篭るような設置はあり得ないです。
もしキャビネット内に置くなら、背面や側面から少しは空気が動かせる状態を確保した上で、前面のドアを外して、排気口を外に向けて設置するしかないですね。

最後に、小型水槽で、循環水量とか設置場所とか考えたら、ペルチェ式のクーラーを選ぶしかないな…騒音とチラー式と比べて遥かに掛かる電気代を考えても…って時に、
それなら、やっぱり冷却ファンって選択肢も出てくると思います。

冷却ファンは、けっこう、想像以上に冷やせます。
27-8度の維持ならけっこうできます。(ウチの…南関東の南向きの部屋の場合)
もちろん、最大の熱源であるライトのリフトアップとかもやった上でのことですけど。
但し、それは湿度が低い時の話で、雨が降ってムシムシした湿度が高い日とか、もうダメダメです。
それでも、例えば、その部屋に人が長いこといてエアコンつけてることが多くて、部屋の構造上からもそれほど著しく温度・湿度があがることが少ない…なんて条件だと充分にいけちゃうかもしれません。
実際、うちでは昨年けっこう大丈夫でしたから。

ただ、クーラーにしておくと安心感がまるで違うってのはありますけど。

ファンを付けた水槽だと、ちょっと旅行に行って帰ってきたりすると、ものすごく…慌てちゃうくらい水槽の水が減っていたりするし、そもそも旅行中の締め切りの部屋で、水温がどうだったのかって想像するとちょっと怖いし。
うちの場合、普段は人がいるので、それほど部屋が高温になったりしないんですよ。
でも、締め切りの部屋だと、日によっては40度ちかくまでなっていることも無いとは言えないですよね~。なら水温は?ライトがある分もっと高いかもしれないですよね?
最近は、35度超えちゃう猛暑日がいっぱいあるのとか思うと、やっぱりファンだと怖いですよ。

もっともエビはともかく魚の場合は、著しく高温になるとかでもなければ、ちょっと暑いってのは数日続くくらいなら大丈夫だとか言われてますが。
冷却ファンで対応できない本当に暑い時は、ライトの消灯とエサのカット(食べると活動的になって酸素消費量が増える・バクテリアのエサも増えてさらに酸素消費量が増える)、エアレの強化とかでやり過ごすとかね。

それと水温が安定していると魚の寿命も伸びるみたいですね。

オモダカ鉢

IMG_1259.jpg

今年は完全に放置だったのだけど、
すっかりオモダカ(サジタリア)に占領されてて、もはやスイレン鉢とは言えないですね。
スイレンもものすごく貧弱。...成長を制限している40cm水槽のほうが遥かに葉が大きいくらい。

オモダカ鉢ってのもけっして悪くはないのだけど...
岸際の水辺って感じで、オモダカの間を縫うように泳ぐメダカやエビがいい感じ...
なのだけど、やっぱりこれはスイレン鉢だったハズ。

スイレンの葉に光が当たるように、ごく一部を除いて全部オモダカをカット。
さらに、オモダカも成長悪いし茎は赤くなるし、ロタラ(キカシグサ)は上の方の葉以外落ちるし、オークロの葉なんてものすごく小さいし、フロッグピットも殆ど成長しない...って、かなりの肥料不足。

ってことで施肥しておきました。

これからスイレン鉢として復活するかな?

本当なら、3月くらいに掘り出して、鉢の泥の中を占領する感じで這いまくりのオモダカの根をかなり取り出して、肥料入れて、再セットしたほうが良かったのだけどね。今更遅いです。

それと、ラムズホーンが増えたら、スイレン鉢に入れるつもり。
いろいろ見ているとタニシとかよりも高温に耐えられそうだし...きっと有肺類だから溶存酸素低下に耐えられるのだろうね...、冬越しも出来るらしい。
そりゃ、野良ラムが警戒されるわけだよね。流出させないように気をつけないと。

ラムズホーンの成長力

なんだかちょっと前に稚貝だったはずのブルーラムズがもう大人っぽいのだけど。
交尾してるし。
毎日、前の日より大きくなるのが分るような成長力。
かと思えば、ほんの1ヵ月ちょっと前に買ってきた最初のが何日も見当たらないのだけど。
連中はどのくらいの寿命があるのかな?



2013年5月16日木曜日

水上葉栽培3週目

なんだか育たないですね〜。
気温なのか、肥料なのか、水中葉突っ込んで水を減らすのが早すぎたのか、土壌の問題なのか???
それとも、水上葉育成はこんなものなのか?
水槽の中のほうが遥かに早く成長するっていう印象です。

キューバパールは少しは伸びてますね。
IMG_1256.jpg

グロッソは、葉っぱが小さい。肥料不足?
写っている大きな葉は最初に入れた水中葉で、徐々に溶けている。
IMG_1257.jpg


ヘアーグラスは、もとが水槽の水中葉ではなくて、廃ソイルを入れてたビニール袋の中にいつの間にかはえてたものを入れたもの。けっこう地中にランナー伸ばしてそうで、周囲のいろいろなところから芽が出ています。
IMG_1258.jpg

他にもよく見るといろいろ出てきていますよ。オークロとか。
全部葉が小さいのだけど。
ロタラとかも植えてみようかな?

ちなみに管理は、数日に一回くらいひたひたになるくらいまで、スイレン鉢から汲んだ水を入れてます。
それだけ。

2013年5月15日水曜日

高水温対策

IMG_1254.jpg最近は、日中にヒーターが点灯しなくなりました。
昨日も水温27度になっちゃってたし。

そろそろ、クーラーとか高温対策器具を引っぱり出してこないといけない時期ですね。
ってことで、クーラー設置しました。まだ殆ど作動しないけど。

ブログのタイトルに、metabolism…新陳代謝とか付けているけど、代謝速度を決めるもっとも重要なとも言えるものが、水温のハズです。
生物はケミカルマシンだから、温度で反応速度が変わっちゃうわけですから。

でも、本当に温度そのものが問題なのかと言うと、例えば、こういうことを聞いたことないですか?

夏場の池などで、魚が大量に死ぬことがある。
でも、それは暑い日中におきるよりも、多くの場合が夜のうちにおきる。

なぜでしょう?

これってつまり温度じゃなくて酸欠で死んでるんですね。

温度が上がると、
殆どの生き物の代謝速度があがる(酵素の反応効率が良くなる)。より活発に活動してエサも大量に食べるようなる、
より大量の酸素を必要とするようになる…それこそバクテリアから魚まで酸素呼吸の生物はすべて。
しかし、水温があがると溶存酸素量が少なくなる。水温25度での飽和溶存酸素量は8mg/lくらい、30度では7.5mgくらい、35度では7mgくらい。
酸素の要求量は増えて水中に溶け込んでいる酸素はより少なくなるわけ。サイアク。
でも、日中はそれこそ大量に繁殖した藻とかが盛んに光合成を行なって大量の酸素を供給しているからまだ大丈夫なのだけど、
夜になると、酸素供給が止まりどんどん減っていって、多くの場合朝方とかに、酸素の要求量が大きい魚などがいっぺんに死ぬ。

実際に、水中の酸素量をマイクロバブルとかで強制的に増やしてやると、適正水温をかなり大きく超える水温で元気に飼うなんてことも出来るらしいです。高めの水温だと成長も良いし。

つまり、夏場はエアレーションしてやるってことがひとつの対策になるわけですね。特に夜は。
…私はやりませんけど。日中はCO2添加しているわけだし、消灯後もCO2が急激に抜けることでpH変動が大きくなるのがイヤだから。

ファンが意外に効果的なのって…ファンを付けてるのと付けてないのではかなり夏場の結果が違うのは、こんなところも少しは関係しているのかもしれません。
もちろん、ファンがけっこう水温を下げる効果があるのは確かですけど、同時に水面を揺らして少しは酸素供給につながってるとか(?)。

うちではご覧のとおり、クーラー入れてます。
昨夏は、ひとつはファン、ひとつはクーラーだったんですけど、もうクーラー2台入れちゃいました。
やっぱりファンだと湿度が高い時とか水温下がらないし(逆にカラっとした日だと、ビックリするくらい下がりますよね)、水槽の上で邪魔だし、ウルサイし。…ウルサイのはクーラーも同じか。

かなり迷ったんですよね。部屋のエアコンを27度くらいの設定で入れっぱなしの方が下手したら効率的なんじゃないか?室内に温風まき散らしてるってのはどうなのだ?…それでまた水槽の水温があがって…って。
水槽が幾つも…3つ4つあったら、迷わず部屋のクーラーなんですけど、2つですからね~。

これ、昨年、クーラー入っている方がヒジョーに安心していられたってのもあるのですけど、最大の理由は、家族の理解・行動ってことを考慮して決めちゃいました。

家族の中では、水槽の事とその他の家の事は切り離して考えてくれます。「これやらないと魚がヤバイから」って言えば、納得します。
クーラーの爆音とかも。

でも、「部屋のエアコンをつけっぱなしにしておいて」ってのは通じないハズなんですよ。もうリクツじゃないんです。
「エアコンをいちいちオンオフするのは電気代のムダだからやめろ!30分部屋を出るとかくらいで切るな!エアコンは起動時にやたらと電気代食うけど、一度設定温度付近まで落ちて維持してるだけだと、電気消費量がいっきに減るのだから」って、何度となく説明しても、いちいち切るんですよね。「もったいないから」って。
「もったいないと思うなら、カーテン閉めるとかドアを閉めるとか、そういうことの方が大事だぞ」って言っても、これも通じないですね。
「スイッチを切ってる」ということが大事なんですね。

こういう人たちは、肝心なときに絶対エアコン切りますね。

それと、我が家はみんなかなりの寒がりだけど暑がりじゃない…むしろクーラー嫌いってのもあります。真夏日でも寝る時とかタイマー1時間つけるくらいで寝ちゃいます。日中も付けてない日の方が多いくらいで。暑いのヘーキなんです。
さすがに仕事部屋はずっと付けてますが(カラダはヘーキでも、さすがにアタマは暑いと動かなくなる)、それでも殆ど常に28とか29度の設定ですから。

話がかなり水槽からそれましたが、そんなことでクーラー付けてるわけです。

キャビネット内にクーラー2台押し込んでるように見えるかもしれませんが、以前に水槽台で説明したように、この台は4面開いてます。キャビネットじゃなくて、前にドア状のものがついたテーブルでしかありません。その前についていたドアも取り払いました。これから9月いっぱいくらいまで見た目は悪いけどドア無しですね。IMG_1255.JPG

40cmタンクに付いているのが、テトラクールタワー CR-2 NEW。ベルチェ式なので効率は悪いんですが、20リットルくらいの水量なので充分ちゃんと冷やしてくれます。
60の方は、ゼンスイ ZC-100。こっちはコンプレッサー使ったちゃんとしたやつですね。この手のの中では静かってことで買ったんだけど…まーどれもみんなウルサイのは一緒ですね。

どちらも設定温度は27度。
��ウチでは絶滅しちゃったけど)ヤマトがなんとか耐えられる、シダ類とか高温に弱い水草がなんとか耐えられる…っていう温度ですね。
理想を言うなら26度くらいにすべきなのだろうけど、1度設定温度が違うだけで、クーラー動いている時間はまるで違いますからね。
省エネってのもありますが、とにかくウルサイですから。

ちなみに消費電力は、CR-2が140W。
遥かに冷却能力が高いZC-100は95W。ヒーターと変わらない。もちろん実際に稼働している時間も少ない。
ベルチェ式がいかに効率悪いかってことですね。ちなみに動作音(ファンの音)もZC-100の方がCR-2と比べればずっと静かだと言えます。
ベルチェ式のメリットとしては、本来、簡単な構造で安く作れる、コンパクトにつくれるってのに加えて、
静かな動作音…にできるはずなのだけど、これはファンが爆音なので意味なしです。
巨大なヒートシンクつけるとか、そういう方向には出来なかったのかな?
実際のセールスでは、コンパクトさの方がアピールするのだろうとは思いますけど。それにでっかいアルミ製ヒートシンクとか付けたら、値段もあがって、せっかくの安さアピールにも響くだろうし。

クーラーに関しては、かなり根本的に不満が幾つかあるんですけど…メーカーのせいじゃないけど…その第一は、やっぱり「部屋に温風吹き出して、結局は水槽の温度を上げる。でもって、もっと部屋に温風を吹き出す」っていうデフレスパイラルな構造ですよね。
排熱を屋外に出すとか、機器ごと外に出しちゃうとか、そんなことが出来ればいいんだけど、マンション住まいだとね~。
実家なら、やろうと思えばできるけど。

もうひとつはクーラーを一台にまとめちゃいたいのに
ってことですね。
これ、ネットをたらたら見て回ってると、実際に複数台の水槽を一つのクーラーで冷やしているっていう人を見かけます。

やり方は、
水槽→フィルター(ポンプ)→発泡スチロールなどで作った熱交換のための水槽→水槽
ってなっていて、
この熱交換のための水槽にクーラーが接続されている。
熱交換のための水槽の中には、フィルターからのパイプ、クーラーからのパイプの先が、それぞれアルミパイプをクネクネ曲げてつくった放熱器になっていて、それが水槽内に入っている。
これで効率がどうなのか?は、ちょっと分からないですけど、もしかしたら、各水槽に1台ずつクーラー付けるよりも効率がいいんじゃないか??なんて思ってます。
もちろん、水槽ごとに設定温度変えるとかそういうことはできないけど。

まーそんなことをいろいろ調べたり考えたりしてても、実際に狭い今のウチの中でやろうとは思わないのですけどね。
いずれ田舎暮らし…実家に戻って暮らすようなことでもあれば、考えてるだけです。
…もしかしたら、その時は水槽部屋まるごとエアコンなのかもしれないけど。

そうだ、それと、あともうひとつ。
なんでクーラーの排気は背面なんですかね?
吸気と排気じゃ排気のほうが問題でしょ?
それで、できれば背面を壁に近づけたいじゃないですか?
それならやっぱり操作パネルとかがある前の顔の方を排気にして欲しいですよ。クーラー周辺に熱がこもるよりも少しは遠くに熱を飛ばしてほしいもの。
もちろん家族はイヤがりますけどね。熱風が来るってのは。

pHの(CO2濃度の)自動調整

最近、(おそらくはイニシャルスティックの影響で)pHが上がっちゃったこととか、それから2週間以上経ってるのだけど、どうも水草の成長がイマイチ…っていうかコケも出ない…なんて状況を、窒素系の肥料とか使う前に、ちょっとCO2添加量増やして補っちゃおうか…とかとか考えたりしてるのだけど、

そんな時に、やっぱり思い出すのは、「これがあったらイイな〜」って思うのが、これ(SERA SERAmicCO2 control system)。

これ日本語の使用レポート記事が見つからないし、実際にどうなのか?ってのは知らないですよ。どこまで本当に使えるのかってのは。

でも、リクツとしては簡単で、pHの測定器と電磁弁を組み合わせて管理できるプログラムが入ってるものです。
予め設定した値よりpHが上がってくると、電磁弁が開いてCO2の添加が始まりpHが下がり始めて、必要なだけ下がると電磁弁が閉まる。水草がCO2を消費してpHが上がると、また下げる。それだけ。

これ期待通りに機能するなら、いいですよね〜。
予めKH調べておいて、維持したいCO2濃度・pHを決めておく。
��左側に出てるリンク…「pH, KH, CO2の相関関係表」のところを見て欲しいのだけど)
例えば、うちのKHは2。CO2濃度を12mg/lくらいで維持したいってことで、pHを6.8くらいで維持するとか。

1日のpH変化ってけっこう大きいのだけど、それも安定させられる。

でもこれ、セラジャパンは扱ってないし、海外のサイト見ても、円換算で5万くらいするんですよ。高い!…電磁弁とかも付いちゃってるんだけどね。
それほど需要ないのだろうね。だからこのお値段なんでしょう。

でも、日本企業なら簡単に・もっとずっと安く作れるんじゃないんですか?電気モノは日本のほうが得意でしょ?
2−3万なら買う人そこそこいるでしょ?
水槽用の設置型のpHモニターって実売1万切ってますよね。
これにちょっとプログラム追加するだけじゃないですか。
電磁弁別売りで…持ってる人がおおいだろうから…実売2万!
うわ〜(少しは売れれば)儲かりそうじゃん!どっかつくってみて。

2013年5月14日火曜日

ヤマト絶滅?

すこーしずつ、ちょっとずつ見かけなくなってきていたヤマトが、ついにいっくら探しても1匹も見つからなくなっちゃいました。
最初、1ヶ月目までに30匹いたんだけどね。

ミナミは、少しは居ます。…増えまくるスイレン鉢や40cmタンクとかから最近補充したから、それだけかもしれないけど。

なんででしょうね?なんでなんだろう??

誰か教えて欲しいですよ。

正直まるで分からないのだけど、ちょっとは考えてみよう。

■エサが足りない説
確かに立ち上げ以来コケが少ない水槽で、今は殆ど無いけど、珪藻がそこそこ出てた時期にも、すこーしずつ減ってたし。
それにエサになるのはコケだけじゃないはず。古い痛んだ葉とかいろいろあるし。水草水槽でエサ不足でヤマトが消えるなんてことはあり得るのか??適正数まで「減る」ならあるかもしれないけど。

■流木が問題説
40とかと決定的に違うところは何か?って考えてて、そういえば60には新しい・こなれてない流木が入ってた。見えないけど土留用にけっこう入ってる。流木に農薬とか困ったものが染み込んでいるってのはあるらしいじゃないですか?安いの買ってきたものな〜。
でも、農薬なら、ジリジリ落ちるんじゃなくてさっさと落ちるだろうし、ミナミは生きてるし。でも、もしかしたら、極微量ずつ滲んでるとか?でも今時の農薬はほとんどが分解進むの早いはずだものね〜。ピレスロイド系とかさ。でも、農薬じゃなくてももっと別のものだったら??

■人工肥料が原因説
水草一番サンドに添加されている熔リン酸、硫酸カリが良くないとか。
でも、水草一番サンドでヤマト飼ってる人なんていくらでもいるハズだよね。ビー飼ってる人だっているのに。

■水質変動が大きすぎるよ説
確かに水換えはいい加減だけど、それほど頻繁にやってないし。水温くらいは合わせてるし。もちろん塩素中和もしてるし。
1日のpH変動が大きすぎるとか?(0.5以上は変動します)。
でも、そんなのどれも40とかだって大して変わらないんだけどな~。

■最初に買ってきたやつがダメだった or 水合わせがマズイよ説。
違うところから3回くらい分けて買ってるんですよね。これも無いね。
水合わせも確かにいい加減だけど、何ヶ月もかかって少しずつ落ちていくとかおかしいでしょ。

■ミナミとの交尾説
ミナミのオスがヤマトのメスと交尾することがあって、その場合ヤマトのメスが死んじゃうことがあるっていう話があるけど…。性フォルモンが似ているらしい。でも、たとえそうだとしてもオスも落ちてるんだからね。無いな。

他にも無理やり考えれば、いろいろあるけど、どれもこれも納得いかないよな〜。
コケが出ないのだからいいじゃん。
なまじ増えたらオトシンが飢えるとかも思うけど、
フツー落ちないだろうってのが少しずつ落ちていくのは、気になって仕方がないよ。

しばらく、ミナミも増員しないで様子見ます。
ミナミも減っていくようなら、本当におかしいよね。
稚エビを殆ど見かけないから、きっと減っていくんだろうな。

なにか決定的に見落としていることというか、思い当たる何かありませんかね?

2013年5月12日日曜日

ブルーラムズの稚貝

IMG_1251.JPG稚貝っていうには大きいけど…よくレッドラムズのチビチビを売ってるのの一回り小さいくらいの大きさになってた。
今まで発見できず。

写真、思いっきりピンぼけですね。
青っぽく写ってますが、実際は乳白色が少し入ったほぼ透明って感じです。
ブルーラムズは写真に撮ると青く「写る」んですよね。
世間的にはどうなのか知らないですけど、ウチではそうです。
「青いブルーラムズ」は見たことないです。
まー機材や腕の関係は大きいのだろうけど、カメラが水槽内を眺めた時の人の印象を適切に捉えられることなんて殆どないですね。

��時期的にはおそらく殆ど関係ないとは思うけど)ウチでは滅多に繁殖しない貝が繁殖したので、気になってpH測ったら、なんと7.5(CO2添加4時間目)。
ちなみにKHは1。IMG_1252.JPG
…それじゃーCO2全然効いてないじゃん!1mg/Lってところ?


追記>
なんかヘンだな?...測定ミスでした。KH2。ってことは、CO2 2.5mg/Lくらいですか。大して違わないけど。
とにかくKH低めなので、消灯時もpHを後で計ってみます。
消灯時(CO2添加終了時)で、7.0をちょっと切ってる??ってくらいでした。...試薬なので正確には分からない。
だとすれば、CO2 10mg/Lくらい??の濃度にはなってるってことですね。<追記

きっと、けっこう入れたイニシャルスティックがどこかで浮いてましたね。
CO2増やそうかどうしようか?って考えた挙句、フィルターにピートモス(エーハトーフペレット)突っ込んでおきました。

4ヵ月経たないで、そんなことしてるなんてな〜。
でも、KHの低さを考えたら、やっぱり一時的で、ソイルの効果が完全に切れたってわけじゃーないですよね?

エアレ式のスポンジフィルター

以前に、「ゼロスタートする人がいるなら、なんてアドバイスしようか?」ってのを書いたけど、あれって本当にちょっと魚を飼ってみたいだけの人には通じないアドバイスだよね。

私も最初は、子供にメダカの繁殖を見せてやりたかっただけで始めたので、当時の私にあんなアドバイスされたって、「そんな大げさな〜…めんどくさそう」って思うだけだったと思うよ。絶対に受け入れなかったね。CO2とか、外部フィルターとか、クーラーとか、かなりの照明とか。

水草水槽をやろうとすると、あーいう方向に行かざるを得なくなっちゃうのだけど、「ちょっと魚を飼ってみたい。ちょっとは水草も入れたい。」ってだけなら、もっと適切なアドバイスはあるハズ。

CO2入れないとキレイに大量に育てられないような水草を放棄しただけで、ものすごく敷居が低くなる。
本来「湿地性」の水草を無理に育てたりしないで、本来「沈水性」が強いヤツを中心にすれば、CO2無くても(大量には無理だけど)そこそこちゃんとキレイに育てられる。サジタリアの系統の一部とかミリオフィラムの系統の一部とかモスとか…そこそこ、見ようによってはかなり選択肢はある。

40cmくらいの規格水槽に、赤土系の肥料分の少ないソイル、適当な照明、あとフィルターで済んじゃう。

60cm規格水槽より大きいと、キャビネットも専用のじゃないとヤバイけど、40cmなら(深くて水量があるのは別だけど)フツーのリビングにあるキャビネットとかでも大丈夫だし。…あまりにヘナチョコなのじゃなければ。

それで問題はフィルターですよ。

CO2を入れる・水草を密に植えるなら水流もけっこう気にしなきゃいけない水草水槽だと、外部フィルター以外の選択肢はあり得無いのだけど、そうじゃないなら選択肢はいっきに広がる。

そういう時に、私だったら、「これにしておけ!」ってのが、エアレ式のスポンジフィルターなんですよね。
実際、そこそこの期間、CO2入れてない水槽は、これ使ってたし。
具体的には、30cm水槽に「Nanoスポンジフィルター LS-30」ってヤツ。ほんとお世話になりました。水槽もすごく安定していたし。

スポンジフィルターを選ぶメリットは、
●細かい目のスポンジに酸素をたっぷり含んだ飼育水がゆっくり通る。
これ以上に理想的な生物濾過ってないでしょう?スポンジより遥かに大きい外部フィルターにぜーんぜん負けてないはず。
外部フィルターの方がスゴイに決まってるって思ってる人は、ちゃんと能力比べてみたことありますか?…そりゃ私も環境揃えてせーのって比べてみたことはないけど、経験的には、絶対負けてないです。
硝化バクテリアは、大量の酸素を必要とします。
だから、かなりのエアレーションをやっているか、大量の水草が活発に活動していて大量の酸素を出しているか、このどちらかの条件を満たしてなければ、どんなに濾材が多くてもモーターが強力でも意味ないですから。
●物理濾過能力はほとんど無いとかっていう説明を時々見かけますが大ウソです。
そりゃーでかいゴミは取れないけど(それは他のだって同じだし)、水中の濁りとかは、外部フィルターだって、バクテリアが出す粘膜のネバネバが捉えているんです。そういう点では、ほとんど活性炭による化学(吸着)濾過じゃんっていう外掛けなんかより、いったん立ち上がれば物理濾過力は高いです。もちろん水の黄ばみは、活性炭みたいには取れないけどね。
●メンテナンスがとっても簡単で、殆どサプライを必要としない。
水換えの時にスポンジをサクって抜いて、飼育水でちょっとモミモミして、またサクっと差し込めば終わり。ついでにガラス面もスポンジで拭いちゃえばいい。濾材カセットを頻繁に換えましょうなんていう面倒くさいことはないです。…換えるのは面倒なくても、買いに行くのが面倒でしょ?
●水中モーターを使う・上部を塞いじゃうってのは、夏場対策考えたらかなり、かなーり良くないですね。それに常時ボコボコやってるってのは、クーリング効果もちょっとは期待出来ます。
●「水心」のような静かなエアーポンプを使えば、かなり静かに出来ます。…もちろん常に泡が弾ける音はしているけど、水の音はモーターの音と違ってそれほど不快でもないでしょ?
外掛けとかは、モーターの振動が水槽のガラスを共鳴させて、イヤーな低周波出したりすることあるし。
●稚エビや稚魚を吸い込まない。

ほら、いいでしょ!スポンジフィルター最強でしょ?
あくまで水草やるんじゃなければだけど。

デメリットは…
●水槽の中で場所を取る。目立つ。…デメリットと言えば殆どこれに付きます。邪魔だと。あんなの入れたら水景も何もないと。
●泡が弾ける音がけっこう大きい。泡が弾けてしぶきがけっこう飛ぶ、かなりある。それで周囲を汚す。
●エアーポンプの選び方次第では、ポンプがかなりウルサイ。「水心」みたいな本来はすごく静かなものでもハズレにあたったりするとかなりウルサイ。なんにしてもキャビネットの中に入ったエーハイムの外部フィルターみたいな静かさは到底期待できない。
●とにかく安い!かなり大きいのを買っても1000円でお釣りが来ます。… ハズなのだけど、静かでパワーの有るエアーポンプとか逆止弁とかエアーチューブとかって買って行くと、実は外掛けとかよりずっと高くなります。って言っても、3000円にはならないですけど。外掛けはベラボーに安いですから。
値段の問題より、オールインワンになってないめんどくささ・わかりにくさがエントリー相手だとダメなんだろうな〜。
●キチンと生物濾過が立ち上がるのに...フィルターが機能しだすのに数週間の時間がかかる。...もっともそれは外部フィルターとかでも同じだけど。

って感じです。

ところで、外掛けですけど、今や殆どエントリーセットの定番ですよね。確かに簡単オールインワン、コンパクトで、水槽の中や上が比較的スッキリするし、カセット換えるだけだから手も汚さない。…って言っても、水槽やる限り水換えとか手を汚さずに済むなんてことはないのですけどね。
殆ど活性炭に頼るから、立ち上げも比較的安全だし。
そりゃー売れるわけです。

でもねー、外部フィルターでろ材量にこだわるような人なら、あれはおかしいと思いませんか?あんなので大丈夫なのか?って。

それがけっこう大丈夫なんですよね。たったあれだけで。
私もいちばん最初はアレをつかったクチですから。
知人も使ってたし。大丈夫なんです。

実のところ生物濾過だってけっこうちゃんと出来てるんですよ。
活性炭換えないで、中の活性炭捨てちゃってウールの袋だけで回してるだけでも、立ち上げから充分期間が経ってれば、そこそこ大丈夫なんです。

ここからは想像ですけど、きっと酸素を含んだ水流と水槽の中にバクテリアが定着できる場所があれば、それで良いのじゃないか?ってことです。
実際、ソイル使ってれば、ソイルは多孔質ですから、少しは酸素含んだ水流さえあれば大量の硝化バクテリアが定着するハズです。さらに飼育水中にもかなりの割合のバクテリアがいるらしいです。

水作エイト使ったことあります?
あれも、おそろしく簡単なつくりですよね。
確かにアレにもカーボンカートリッジが入ってるんですけど、あれはカートリッジ換えないでずっと使ってる人がいっぱいいますよね。

それでも金魚とかメダカとかちゃんと飼えちゃう。
金魚なんて、かなりの大食漢なのにね。
つまり、生物濾過が効いてるんです。
カーボンカートリッジは立ち上げ期をしのぐためのものってことですね。

シンプルでいいよな〜…カッコ悪いけど。

方やウチの今の水槽。
ウチのに言わせると、「なんかいろいろ付いてて集中治療室みたい」だそうです。
男の子ゴロロとしては、それはそれでカッコイイわけですが、
みようによっては、かなりブザマですね。

--

追記。ちょっとフィルターについて思うところを。

外部フィルターの能力をちゃんと引き出そうと思ったら(というよりも、少しはあの大量の濾材を機能させようと思ったら)、
大量の水草が大量の酸素を水中に放出している
か、または、
ディフューザー、エアレーションなどの積極的な酸素供給のしくみを用意している
のどちらかがないと、
ほとんど意味が無いのじゃないかと思うのだけど。

いっそのこと、CO2の強制添加みたいに、O2の強制添加システムも作ればいいのにね。
酸素ボンベつなげて、マイクロバブルを出すっていう。
どーせ、いろーんな機材つなげてゴテゴテとなっていくなら。
養殖の世界とかだとやってたりするじゃん。

立ち上げ期とか夏場には強い見方になると思うのだけど。
夏場の水温問題って相当程度が酸素供給問題だし。

2013年5月11日土曜日

今週の60

DSCN0593.JPG

珪藻が過ぎ去り、その後少し緑藻が出たりしていたけど、もう殆ど出ていない。もうしばらく...2週間くらいガラスも掃除していないくらい。
サイドのガラスを見ると少し曇ったように見えるかもしれないけど、その程度ってこと。

コケと言うなら、藍藻くらいだけど、これはガラスに面した前景前縁をカットしてから、ガラス面を這い上がってこなくなったので、今のところいい感じ。…でも、決して消え去ったわけではなくて、グロッソの奥とか見ていくとひっそりと居たりする。見つけるとシリンジで吸い出すのだけど、無くならないんだよな〜。

藍藻と言えば昨日書いた沈水性植物のアレロパシーに期待して、マトグロでも入れようかと思ったのだけど、どう考えたってうちの水景に合いそうもないので、しばらくマツモを浮かべて様子を見ることにした。
マツモなら根なしなので、撤去も簡単だしね。
でも、緑藻もろくに出ないようじゃ、ちゃんと育たないかもね。それに量が足りないかも。

以前と比べると、やっぱり全体的に水草の成長力落ちた。ロタラとかは戻ってきているけど、もっと底床に依存するヤツ、特にグロッソがランナーを展開するスピードとか、かなり遅くなっている。
特にリンが…熔リン酸が切れてきているのだろうね。きっと。
先週イニシャルスティック入れてるし、もう1−2週間様子見て、状況によっては窒素・リン系の肥料も追肥するつもり。

それから、雨降っててどこにも出かける気になれないから、パイプ回りも掃除しておいた。っていうか、CO2直添のところの掃除のついでのパイプ掃除。もうかなりながいことやってないから。
立ち上げ後初めて洗うストレーナースポンジのキタナイことったら、もう。スポンジにオークロが根を張っちゃってました。
スポンジ洗ったら出水の流速があがりましたね。

トリミングもやらなきゃだけど、奥のほうに押し込めてた水面に達したロタラを切って終わりにしておきました。
左奥の水回りがかなり悪くなってるんで、もっと切らなきゃなのだけど、なんか未だにビビってるんですよ。…大量トリミングをきっかけに出た珪藻の記憶が薄らいでなくて。珪藻がそんなに何度も出たことなんて無いので、出ても緑藻のハズなのだけど、つまりはビビってるんですね。
だって、3ヵ月になろうってのに、それまでちょっとしかコケが出てなかったのにいきなり珪藻が出るなんて、フツーじゃないじゃないですか。…いや、そういう事例があることは調べて理解したし、ソイルの吸着力が急減するタイミングに関係が深い。2度は無い。とは分かったのだけど。

40と60の比較

前々回に、藍藻のことで40と60の違いについて触れたけど、
簡単な表を作ってみた。

こうやってみると、ブログタイトルで「高回転」って言っておきながら、低回転の40の方が遥かに良さそうに見えるね。

実際、コケない。入れて育たない水草はない。エビや魚が繁殖してる。

60の方は、育たない水草がある。エビが落ちる。各種コケを経験している。

でもまー、少なくとも珪藻が過ぎ去った今はほぼコケてないし、水はキレイだし、水草は勢いあるしね。エビはともかく魚は発色も良いし。

問題点はあるにせよ、やっぱり60が基本。

あともうちょっとのハズなんですよ。もうちょっと熟度があがれば...底床などの生物相が豊かなになってくれば...「これで良し」になるはずなのだけど。










































































































































































40cm60cm
経過style='display:none'>ケイカ期間style='display:none'>キカン2ヶ月style='display:none'>カゲツキョウ以上style='display:none'>イジョウ3ヵ月style='display:none'>カゲツ以上style='display:none'>イジョウ
ソイル(表層style='display:none'>ヒョウソウ濾過一番サンドstyle='display:none'>ロカ水草一番サンドstyle='display:none'>ミズクサ
赤土系アカツチケイstyle='display:none'>クロボクstyle='display:none'>style='display:none'>ケイ
肥料無添加ヒリョウムテンカ人工肥料style='display:none'>ジンコウヒリョウstyle='display:none'>ヨウリンstyle='display:none'>サン硫酸style='display:none'>リュウサンカリ)添加style='display:none'>テンカ
底床style='display:none'>テイショウ深層style='display:none'>シンソウ水草一番style='display:none'>ミズクサイチバンサンド、パミス、ピートモスパミス、ピートモス
肥料style='display:none'>ヒリョウ初期style='display:none'>ショキ(アクアフローラ少量style='display:none'>ショウリョウ部分style='display:none'>ブブン)、 1ヶ月目style='display:none'>カゲツメ追肥(イニシャルスティク少量style='display:none'>ショウリョウ初期style='display:none'>ショキ(アクアフローラstyle='display:none'>ショウリョウ部分style='display:none'>ブブン)、 3ヶ月目style='display:none'>カゲツメ追肥style='display:none'>ツイヒ(アクアフローラ、イニシャルスティックstyle='display:none'>チュウstyle='display:none'>リョウ
CO215”(かなりstyle='display:none'>スクない)3”(標準style='display:none'>ヒョウジュン
照明ショウメイ(積算style='display:none'>セキサンstyle='display:none'>ジャクstyle='display:none'>ヤク1500lm)LEDstyle='display:none'>キョウstyle='display:none'>ヤク4000lm)LED
水流スイリュウstyle='display:none'>チュウstyle='display:none'>キョウ
pH6.0→6.56.0→6.5
GH?→63→5
KH22
藍藻ランソウ初期style='display:none'>ショキ若干style='display:none'>ジャッカンstyle='display:none'>り、そのstyle='display:none'>自然style='display:none'>シゼン消滅style='display:none'>ショウメツstyle='display:none'>
クロヒゲstyle='display:none'>〜1ヵ月style='display:none'>カゲツstyle='display:none'>までに発生style='display:none'>ハッセイ現状style='display:none'>ゲンジョウstyle='display:none'>
緑藻リョクソウ初期style='display:none'>ショキから若干style='display:none'>ジャッカンstyle='display:none'>初期から若干style='display:none'>ジャッカンstyle='display:none'>
珪藻ケイソウstyle='display:none'>3ヶ月目style='display:none'>カゲツメ発生style='display:none'>ハッセイ現状style='display:none'>ゲンジョウstyle='display:none'>
油膜ユマクstyle='display:none'>稀にトリミングstyle='display:none'>発生style='display:none'>ハッセイ
エビstyle="mso-spacerun:yes"> 繁殖ハンショク
たまにちる
グロッソ
キューバstyle='display:none'>☓→◯
そのパールグラスstyle='display:none'>ケイ
ロータス子株style='display:none'>コカブstyle='display:none'>れてみたがロタラにstyle='display:none'>オオわれてしまい消滅
ウォーターローン☓ごくstyle='display:none'>ワズかにstyle='display:none'>style='display:none'>ハジめてはいるが…
ブリクサstyle='display:none'>
テネルス、サジタリアなどstyle='display:none'>style='display:none'>びてしまう…照明style='display:none'>ショウメイ問題style='display:none'>モンダイ
ヘアーグラスstyle='display:none'>
シダケイ
チドメグサケイ
クリプトコリネ
その水草style='display:none'>ミズクサ有茎草style='display:none'>ユウケイソウなど)
底生テイセイ微生物style='display:none'>ビセイブツ
サカナ◯(グッピーなど)◯(小型style='display:none'>コガタカラシンなど)



ところで、複数水槽は、本当なら持ちたくないけど...シンプルに1本にしたいけど...、

いやもちろん、家のスペースに余裕があって、手を入れる時間もたっぷりあって…って、いろいろと余裕があれば、幾つか持ちたいけど、そうじゃないから、出来れば一つにまとめてしまいたいという気持ちのほうが強いってこと。

やっぱり、複数あると、学べることは多いよね。



最近で一番良い例は、やっぱりウォーターローン。

これだけ育ちが違うと、やっぱりいろいろヒントはあるものね。

それ以前に、ただ「ダメだった」だと元気なくなるけど、「すくなくともこっちは大丈夫」ってわかると、気分も違う。



ほかにもいろいろと比較できるからね。



40と60は、水量とか回転速度の違いを別にすれば、もっとも違うのは、ソイル。



ほぼ黒ボク土系の肥料分たっぷり...さらに人工肥料まで添加されているのと、

ほぼ赤土系の肥料分が貧弱なのとの違い。



水草一番サンドは、植物育成に様々な点で優秀な黒ボク土の唯一の欠点であるリン酸を強力に吸着して植物が使えない状態に固定してしまう点を、植物の根が触れないと...根酸によってしか溶け出さない熔リン酸添加で補っているという、農業・園芸の王道的なアプローチをしている点で、素晴らしい!!って思ってたのだけど...

やっぱり人工肥料はどうなんだろうね〜?

微生物への影響はどうなんだろう?



いや、水草一番サンドでエビ育ててる人とか大勢いるわけだから、ソイルの問題じゃないのだろうな〜。

2013年5月10日金曜日

ウォーターローン好きのラミー

以前から、60ではダメで、40ではいくらでも増えるウォーターローンのことを書いてたけど、
60も絶滅しているわけじゃなくて、少しは残ってて、少しは成長している。

コケもまるで出なくなったし、少なくともジリジリとは成長していることは確認できているのだから、もういいだろう…
ってことで、
40からウォーターローンを3掴みくらい引きぬいて、60に植えてみたんですよ。

そうしたらまたいつか見た光景が。
ラミーノーズが集まってきて、「バリバリ」って音が聞こえてきそうな感じで食べる食べる。
こりゃーやっぱりダメかもね。
エサあげた後だから、よっぽど好きなんだよな。

ちなみに他にはプリステラが食べてるのも見たことがありますね。
草体が弱ってきちゃうと、ほかのカラシンとかエビもよく食べるし。

沈水性植物の藍藻抑制力

立ち上げ時には、前の水槽から持ち込んでしまった藍藻が、40にも60にもあったんですよ。
60の藍藻は未だに出ているけど、40のは完全に自然消滅。
この違いはなんなんだろう?っていろいろ考えたんですよね。
pH?硬度?ソイルの違い?光量??…

藍藻についていろいろ見ている内に、ここ(アレロパシー物質の藍藻類に対する増殖抑制効果の解明)が目に止まったんですよ。
ここで言っている藍藻は、主にアオコのことなんですけど、確かにほぼ完全に沈水性の植物なら、当然コケについてのアレロパシーを発達させてもおかしくはない。
それでいろいろ見てたら、かなり多くの沈水性植物がアレロパシーを持つのではないかって言われているんですね。
なるほど。
ホザキノフサモは、かなり強力なアレロパシーを持つらしいのだけど、ほかの水草の成長も抑制しちゃいそうですね。…分からないけど。
強力なアレロパシーを持つ植物が、のべつ幕なしに効かせちゃうってのはよく聞く話で、ブタクサなんか自分自身の種子の発芽まで抑制しちゃうわけで。いや、わからないですよ。あくまで勝手な想像です。

そういえば、40にはマツモが入っているけど、60には入っていない。
もしかして、この違い??

しっかし水景づくりにはマツモは使いにくいからな〜。

ならば、それこそフサモ属…ミリオフィラム属の水草を植えてみるってのもアリかもね。これもロタラとかの景色となじまないのは同じだけど。
それでも、藍藻に悩まされるよりはマシかもしれないし。
いや、効くって分かったわけじゃないけどね。
やってみても良いかな?ってだけで。

ところで、ほとんどの「水草」は...ロタラとかグロッソとかそういう良く使われる殆どの水草は、沈水性には分類されないですよね。あくまで、増水時などには水中適応もできる湿地植物です。つまり、基本が陸上の植物ですね。
なので、コケに対してのアレロパシーを発達させている可能性は...どうなんでしょうね?あまり期待しないほうがよさそうですね。

ところで、ホザキノフサモのアレロパシー物質の構成は判ってるんだから、どっかのメーカーが藍藻抑制剤つくればいいのにね。
光合成止めるとかそういうのじゃなくて、もうちょっとは安全な薬剤つくれるし。「抑制」だから、継続的に売れるだろうし。

そういえば、先日、ガラス面に接した前景をソイルまでカットしたわけですが、やっぱりこれをやると効きます。
ガラス面の藍藻は消えてくれました。
…散らかって、いろいろなところで微増中ですけど。

二価鉄って...

やっぱり農業・園芸関係は、アクアリウム関連より遥かにマジに研究されてるので、よく 水田って言葉と気になることを &検索してみたりするんですよね。

で、「水田 二価鉄」って検索してみたわけですよ。
是非、やってみて下さい。

二価鉄は完全に悪者扱いですね。
出芽阻害、根への障害。

鉄バクテリア…水槽だと油膜としてでるヤツですね…が、働くことで酸化してくれてるわけですね。

もちろん、鉄は重要な栄養素の一つで、
例えば、海洋の植物へのフルボ酸鉄による鉄供給が注目されているわけですが、
そもそも大抵のソイルにはかなり鉄がたっぷり含まれているし、
もちろんこれらは不溶性だけど、根酸使って吸収できるわけですよね?
海の珪藻とかコンブとかの褐藻とか、紅藻とかは、直接吸収しかできないだろうけどね。
もちろん水槽内のコケも。

うーん。言いたいことをストレートに書くのは、まだやめておこう。
整理が付かないや。

2013年5月9日木曜日

イニシャルスティックの使い方

ずっと前に施肥について書いてから…いやその前から肥料関連のキーワードで検索してくる人がけっこういるんですね。
…今、前に書いたものを見てみたら、その時も同じこと書いてた。

で、前に書いたものを読みなおしてみたら、考え方書いているだけで具体的なことは殆どまるで書いてないんですよ。
実際肥料について具体的なことを書くのはけっこう恐ろしくて、千差万別の水草水槽で決まり毎のようなアドバイスなんて出来るわけもありません。

でも、水槽はじめた頃はワラにも縋りたいって感じで、いろいろ調べていろいろやってたな〜と思い返して、誰かの役に立つこともあるかもって、少しだけ具体的なことを書いてみます。
窒素系の肥料は上手くアドバイスできなかった時のことを考えると恐ろしいけど、イニシャルスティックなら、たとえしくじっても、あまりに酷いってことにはならないと思うので、イニシャルスティック限定で。

もちろん、これはあくまでも私のやり方ですから、気をつけて書くつもりだけど、この通りやって失敗しても責任持てませんから。念のため。

テトラのイニシャルスティックは、メーカーが言ってるわけじゃないけど、どうみても草木灰を固めたものです。殆どカリ。
ですから、カリ不足の症状に対応させます。窒素やリンの不足には殆ど役立たずです。
草木灰ですから、カリだけじゃなくて、カルシウム、マグネシウム、鉄、マンガンなど...いろいろな必須元素も含まれているはずだし、化学肥料と違ってゆっくりじっくり効いていくので、失敗も少ないわけです。

立ち上げ時は水草も良く成長していたけど、それから何ヶ月か経って
「最近水草の成長力が落ちたな。トリミング後に回復してきた時の草姿が悪くなってきたな」「ソイルの肥料分が切れてきたんじゃね?」って感じはじめていて、さらには具体的に以下のようなカリ不足の症状が出始めていたら、間違いなく施肥のタイミングだと思います。

・オークロとかの古い葉が割と早く白っぽく黄色っぽくなる。例えば、まだこの葉っぱ出てから1ヶ月も経ってないぞとか。
・ロタラとかの有茎草の下葉がどんどん白っぽく黄色っぽくなって枯れ落ちていく。元気なのは上の方だけ。
・全体的に白くなるというより、葉の先・縁の方から白くなっていく。
・白くなったところあたりに焼けたような虫食いのような黒い斑点が出たりする。つまり壊死しているところが出てくる。
・とにかく有茎草の腰から下がやけに元気が無い、不健康って感じ。もちろんろくに光が当たらないかなり古い葉がそうなるのは当然だけど、ちゃんと光が当たってて、かなりカットを繰り返したとかってのでもないのに、腰から下が弱ってる状態。
・マツモなどの茎がメキシコマツモとかの赤くなる種類じゃないはずなのに赤くなる。グロッソとかにも赤い色が微かに見えたりする。
・病気にかかりやすくなる。

ちなみに、カリの過剰自体はそれほど分かりやすい問題には直結しないのだけど、カリが過剰だとマグネシウム、カルシウム、鉄などの吸収を抑制してしまうので、結果的にこれらの欠乏症の原因になります。具体的には、
・下葉の黄化・白化 ... 葉脈には緑が残る
・成長点の縮れ
・細根が減り根が太くなる・根腐れが起きやすくなる
...などですね。

ちなみにリクツ面からも押さえておくと、
植物はカリウムを大量に必要としますけど、カリウムは植物の構造体の構成要素自体になるわけではありません。植物体内での光合成関連、細胞壁の生成、その他タンパク質や炭水化物の生成...といった各種の化学反応に関連して使われます。各種の酵素を機能させる上で不可欠なものです。
タンパク質を生成するにあたり、植物はアンモニアや硝酸などのかたちで窒素を取り込むわけですが、これは植物体には毒です。取り込んだらさっさとタンパク質を生成する必要があるわけですが、カリ不足だと取り込んだこれらの「毒」が素早く処理されないので、植物が弱り病気になりやすくなります。
カリウム不足が、水草の腰が...下のほうが弱る形で症状が出て来やすいのは、カリウムはこれらの点で必須なので、より重要な部位であり盛んに化学反応を行っている成長点などに優先的に送られるからです。

リクツはともかく、前述のカリ不足の症状が出てて、少しは緑藻とかも出ている状態なら…つまり窒素分はあるぞという状態なら、イニシャルスティックを突っ込みましょう。カリ過剰なら、控えなきゃですね。

イニシャルスティックを使ったほうが良さそうなら、うちの60水槽くらい水草が…有茎草とか成長力のある水草が割と沢山あるなら、ひとまず20粒くらい突っ込んでみましょう。

もちろん、カリの効きはpHや硬度と関係が深いのだけど、かなり硬度が低い環境だとしても、上記のような症状が出ているなら、20粒くらいは、ぜーんぜん全く問題ないです。
正直、20粒ってのはいい加減な感覚値ですけど、少なくともこれで多すぎるってことは絶対に無いです。むしろ、さっきの状況に対する「適量」考えたらかなり少なすぎるはずですけど、ひとまずは少ないくらいで良いんです。

有茎草が少ない、シダ、アヌビアスとかの陰性系の水草や成長が遅い水草が中心とかって環境だと、ごめんなさい。具体的なアドバイスは出来ないです。まるで適量が分かりません。

イニシャルスティックは、ピンセットでつまんで、グイっと奥の方に突っ込みましょう。…もっとも上記のような症状が出ているなら何粒か溶かしちゃったっていいくらいだけど。

グイっと奥の方に突っ込んでもピンセットが引っかかりが強いヤツだと、抜くときにイニシャルスティックも浮いてくることがあります。ゆっくりピンセットを抜きましょう。前景草を植栽する時と同じですね。
ちょっとくらいなら浮いてても平気ですけど、浮いている…水中にスグに溶け出すのがあまりに多いと、1週間後くらいに全体がコケるかもしれません。

2週間しないで、トリミングしたところから新芽が出てきて頂芽がしっかり展開し始めるっていう環境なら、トリミングと同時にやっちゃってもOKです。
施肥の基本は、「体調崩した病人に無理にご飯を食べさせてもますます元気なくすぞ」「少し元気出てきてから徐々に食べさせていく」っていうイメージですが、イニシャルスティックは微生物に分解されて初めて効き始めるので、効き始めるまでにかなり時間が掛かるんです。だから、そのくらいで結果的に丁度いいわけ。

個々の環境や突っ込む深さにもよるけど、2-3週間で少しずつ効果が見えてくるはずです。

その後、一時的に調子が良くなったけど、なんかまた少し勢い落ち始めたな〜とか感じたら、前にあげた症状とか出てなくても、また追加で同じくらいずつくらい突っ込んで下さい。

イニシャルスティックは、大量に使っても・ちょっとくらい使いすぎても比較的安全性が高い肥料ですけど、気をつけたほうが良いのは、使い過ぎるとpHが上がります。
特に、さっさと効かせようとか思って溶かしたりしたらテキメンです。
なにを目指しているかもにもよりますけど、一般的には水草水槽で高すぎるpHは良いことは殆どないですからね〜。大量に入れたら数日してから(溶かしたら割りとスグに)pHチェックしたほうが良いです。


やっぱり2週間くらい…トリミングしてもある程度回復するくらいの間隔で様子を見ながらやった方が良いですね。

それともう一つ、あまりにピンセットでイニシャルスティックをソイルに押し込むってのを繰り返すと、当然ですけど、やっただけソイルが崩れてどんどん泥になっていきます。泥化は、ある程度進んじゃうと底床を嫌気化させていいことないですね。根がダメになっていくし、ヘタすれば硫化水素出すし。
だから、イニシャルスティック突っ込み続けるにしても限度はありますね。これがイヤならイニシャルスティックを底床面に置いて溶かす、あるいは液肥ってことになるけど…。
それもイヤなら飼育水で溶いて、シリンジ使って底床の奥のほうに注射するって手もあります。注意しないと逆流して水中に吹き出したりもしますけど。

そうそう、肥料はコケの素だってのは、間違ってないにせよ、必ずしも正しくないですよ。
私は、以前にかなり栄養絞ってるつもりなのにアオミドロやツンツン毛が生えたみたいになるやっかいな緑藻にやられ続けたことがあったんですけど、(水草の栄養について調べてたらカリ不足の症状が出てたので)イニシャルスティックを突っ込み続けたら、たいしたことないレベル…柔らかい緑藻がほんの僅かに出るくらいになったってことがありました。
リービッヒの最小律ですね。
カリが少ないから窒素やリンを水草が上手く使えない。栄養分のバランスが悪い。そうして余った窒素とかがコケを育てるって。
肥料を絞るどころか、むしろ足してバランスを取ってやることによって、むしろ状況が改善することもある。
この経験が、「高回転型」にしよう!絞るより回そう、その方が簡単だって基本方針につながってるんですよね。

リービッヒの最小率については、実際は相当いろいろな要素が補い合えるってのが後から分かってきたわけですけど、それでも大雑把に何が主にボトルネックになっているか、律速要因なのかって捉え方は重要ですよね。

イニシャルスティク入れたら黒ヒゲが消えたなんて話もたまに聞きますよね。
これなんかもカリが供給されて肥料のバランスが取れて、黒ヒゲにまわっていた水中のリンとかが水草に消費されたってことなんじゃないかって想像できますよね。

今回書いたのは、かなりオズオズとやるやり方です。
自分の水槽についての理解を深めながら、だんだんより大胆に肥料を使う方向に行けるようにしていけばいいんじゃないでしょうか。

--

水草の種類によっては、どうみても肥料不足っぽいのにコレをやってもイマイチ元気を取り戻しきれないのがいます。窒素やリンの要求量が大きくて主に根から取る分が大きいヤツらですね。クリプトコリネとかブリクサとかロータスとか…グロッソもけっこうそうですよね。
こういう水草の「なんか成長力がない。貧弱なまま。」「根張りが悪い。」なんてことには、イニシャルスティックだけじゃ解決しないこともありますね。そうなるともっと別の種類の肥料が必要になります。

それから、立ち上げ時の肥料もどこかで書かないとね。
ちなみに、ソイルの場合は、特に考えがなければ、ひとまずは立ち上げ時に肥料入れないほうが安全・確実です。

でも、赤土系で肥料分が少なくて水草が多い場合は、かなり早く肥料切れになるかも…ゆっくり効いてくるタイプを最初から仕込んでおいたほうが良いかも。
黒ボク土系で肥料分が多めの場合も、人工肥料を添加してあるタイプとかは別にして、基本的にはリンとか足りないかも。…そのうちに過剰になるから難しいけど。
水草の種類によっては窒素系の肥料もゆっくり効いてくるタイプのをしっかり入れておいたほうが良いかも…
って感じですか。

2013年5月8日水曜日

発作的に前景をカット

syringe.png
以前にガラス面に面した底床を遮光する藍藻対策を書いたけど、
あれは底の方には確実に効くけど、上の方はどうにもならない。
どうしても、ガラス面に押し付けるようにミッシリ生えた前景草とガラス面の間を藍藻が登ってくる。
3-4日に1回くらいシリンジで吸い出してキレイにしているのだけど、もうウンザリ。
ってことで、発作的に、またガラスに面したところのグロッソやキューバをソイルのところまでカット。

カップ1杯分くらい出たトリミングクズは、藍藻付いたまま水上葉育成箱に放り込んでおきました。

ちなみに、藍藻を吸い出すとかに使う場合は、シリンジは大きいほうがピストンを動かす力が少なくて済むので使いやすいですよ。(写真に写ってるのは中サイズ。何本か使い分けてます。)

冬だったら全滅させてた

さっき、ガラス面の藍藻が気になって吸い出そうと手を入れたら違和感...あれ?なに?もしかしてちょっと冷たい??って水温計みたら22.3度...ほぼ室温と同じ。別の水温計で計ってみても同じ。
サーモ見たら点灯中。設定温度みたら25度。

おかしいな〜壊れた?って点検してたら、ヒーターのコンセントが抜けてました。
おそらく、これまる1日やっちゃいましたね。昨晩、がさごそいじってたあたりだから。
一時は、15度くらいまでは下がってたかもね。
温かい季節だから特に問題なかったけど、冬だったら魚を全滅させてたよな。

ヒーターは2つ付けてるんだけどね。もとが1系統で、そのコンセントが抜けてたら意味ないです。
ビニールテープをぐるぐる巻にして抜けないように対策しておきました。

しっかし、サーモはヒーターのコンセント抜けてても点灯しちゃうんですね。
タップの通電ランプと同じか。

ところで、水温については、これまたいろいろありますよね。
気が向いたら、そのうちに書こう。
あと、1ヶ月もすればクーラー使う季節になるし。


2013年5月7日火曜日

アクアリウム市場 とか

今日、帰りに、なんとな〜くアクアショップを覗いて、ついなんとな〜くテトラバイタルを買ってしまった。
昨晩、ネット上をフラフラ見てて気になってたんですよね。
「効果ない!」「効果ある!」…もちろんこの手のはどっちにしたって検証不能なんですけど、ディスカスやってる人とかにはけっこう信頼されてたりするみたいですね。

100mlのいちばん小さいサイズで買ったショップでは760円。
内容は、勝手な想像ですけど、ビタミンB群、ヨウ化カリウム、その他亜鉛とかの微量ミネラルって感じでしょうか??いや、本当に勝手な想像ですが。
サプリメント、ドリンク剤みたいなものですね。
コンビニサプリの値段とか考えれば、遥かに安く作れそうだけど…でもまー高いとは言わないですよ。こういうのはノウハウ代だから。
もちろん、ただし、あくまでも、効けばですけど。
それにしたってアクア関連商品って、散々ボッタクリばっかりだとか言われてても、化粧品なんかに比べれば、遥かにまともだと思います。

そもそも市場規模があまりに小さいから…国内で700億でしたっけ?…人口にして数百万くらい?…勝手な想像ですが。エントリーも離脱も多いのだろうな。レジャー白書あたりに出てるのかな?最近買ってないからな。化粧品なんて桁がいくつも違う。2兆円くらいですからね。

もとい、アクアは市場規模があまりに小さいし、それに対して商品種は多すぎるし、いくら単品の粗利がでかくても、この手ので利益出そうと思ったら大変ですよね。テトラとかグローバル企業だから出来るってくらいだと思うよ。あまりに安くしたところでショップが困るだけだろうし。

市場規模が小さいな〜っていうのは、ブログはじめてからさらに実感してます。
まだ初めて数ヶ月、相互リンクとかそういうことも一切せず、アクセス数だって多くて150/日くらいで、ユニーク数だと100無いですから。
しかも、その中にはOS不明がかなりあって…つまりはおそらくクローラーですね。
そんな状態なのに、検索キーワードによっては1ページ目にウチのページや写真が出てきちゃったりするんですよ。そういうのがけっこうある。
もうビックリです。どれだけ小さい世界なのだって思ってしまう。

それに、アクアリウムみたいな趣味は、あまりに大きくなると、凶暴な採集圧を持って自然破壊していきかねないってのもありますしね。あと、無節操な放流とかも。
ちょっとブームになる→最初は採集されまくるけど→ブリードが確立する
って流れなら、まだ良いし、生き物について実感持ってる人が増えるのはきっと良いことなのだと思ってますけど。

そういえば、近所のホームセンターのアクアコーナーで、すっごい会話を聞いたことがあります。
ケバい感じの女性が水槽覗いて「カワイ〜。これがイイよ〜」とか言ってるのだけど、店員とのなかなか咬み合わない会話を通して、ひとまず今飼ってるのと同じ水槽では両立しないことがわかると、「ど〜しよ〜」。
で、すかさず隣のDQNな雰囲気の男(旦那?)が、
「多摩川に捨てちゃえばいいじゃん」。
ケバ女「そうだね〜。めんどくさいけど、かわいそうだもんね〜」。
店員「…」
まーこんなのが増えるくらいなら700億市場のままで良いのでしょう。

はなし散漫になりまくりますが、テトラバイタルは、産卵を促すのに使うことが多いみたいですね。
うちのも産卵しないかな〜。
今まで繁殖って言ったら、経験したのは、メダカ、プラティ、グッピー、エビくらいですよ。
ハナビとか、ベックホルディとか、オトシンネグロとか…増えてくれたらうれしいのだけど。
もっとも、産卵しても気が付かないかも。

なんにせよ、アクア用品の中でも特にこの手の水ものは、業界へのお布施みたいなものですよね。
多分に気分って点で。

2013年5月6日月曜日

水換え

今朝ヤマトが一匹死んでた。

大規模トリミングすると100%、1/3トリミングくらいでもかなりの確率で、
翌日か翌々日くらいにヤマトが落ちるんですよね。
ちなみにミナミは落ちないですね。...見えてないだけかもしれないけど。

もちろん、トリミングやる時は水替えすることが多いし、
水換えがいい加減だから、落ちるってのもあるのだろうけど。
...むしろ、その方が影響が大きいのだろうけど、
水換え=エビが落ちる とは限らないけど、
水換え+トリミング=エビが落ちる なんですよ。
うちでは。

でもまー、きっと落ちるタイミング考えたら、水換えが主な原因なんでしょうね。

シュリンプ専門でやってる人とか、すっごい長い時間かけて水換えしてますよね。5時間とか。

うちは、いい加減。
温度あわせて、コントラコロラインで塩素中和して、ザッパーっと入れちゃう。
水換え量は、1/3。2週に1回くらい。

ずっと前には、PH/KHマイナス使ってpH合わせとかもやってたけど...めんどくさいし。

これが良くないのだろうな。
でも、めんどくさいものね。
特に冬場とかは、時間掛けるなら温度あわせを何度もしなきゃならないし。
...ものすごく時間掛けて、少しずつ足し水なら大丈夫だろうけど。

そのうちヤマトはうちでは全滅するな。
当分、コケが出てきそうもないからいいけど。
...いや、わからないけどさ。

今日は、スイレン鉢から5匹ミナミを補充しておきました。
スイレン鉢では、いくらでもミナミが増えるからね。

2013年5月5日日曜日

トリミング

IMG_1246.JPG


右側だけトリミング。
左側は水面を覆ってたロタラをライトを遮らないように奥に押し仕込めちゃっただけ。


DSCN0589.JPG

来週にでも左側にハサミを入れて、
その後、徐々に全体のカタチを取り戻して行きたいなと。

2週間目 施肥

IMG_1248.JPG

はじめて2週間経ったけど、グロッソやキューバが小さいを葉を出し始めただけ。
ランナーが出てるところなんて、ざっと見て数カ所、数センチ。

なんか成長悪いな〜。水槽内の方が余程成長しているのだけど。
焼け野原のようにトリミングしちゃったキューバが密生してたところも、
8割がた新芽で覆われるようになってるのに。

だいたい、出てくる葉がやけに小さい。

気温ですかね?
それとも、もとが全部水中葉だから転換に時間が掛かるとか?
それとも肥料?

手持ちのスイレン鉢に使ってた肥料とメネデールを水に溶いて撒いておきました。

緑藻も出なくなっちゃったよ

先日アップした写真とあまり代わり映えしないから、写真はなし。

数日間、子供を実家に連れて行ってきて、
帰ってきて水槽を見たけど、少し出てた緑藻がまったく出てない。...どころか明らかに減っている。
オトシンとかが食べたとか?

コケが出ないのはありがたいけど、ここまで出ないと返って心配。
肥料も入れたのに...ってまだまだとても効き始めるタイミングじゃないけど。
緑藻がほんのちょっとだけ出ているってのが理想。

もっとも藍藻は相変わらず、前景のガラス面の上のほうにちょびちょび出てる。

藍藻をシリンジで吸い出して、
フィルターの底に溜まった汚れをジャーっと捨てて、
1/4水換え。

ここまでくればトリミングしても大丈夫そうなので、この後右側半分をトリミングするつもり。
先日の写真のとおり、鬱蒼としてて、もう一部のグロッソとか立ち上がり始めちゃってるし。

2013年5月2日木曜日

マシモ様

masimo.png

メダカといっしょにはじめて買ってきた水草がマツモ。
マツモって美しいですよね。
もちろん水草水槽には使いにくいことこの上ないのだけど。
根を持たずに浮遊するヤツだし。

マツモってやたらと伸びちゃう印象があるかもしれませんが、
それはやっぱり環境次第で、水中の窒素分や光量が充分だと、日に数センチくらいのとんでもない伸び方をするけど、水の栄養が少なめならそんなに過激な成長もしないですね。
貧栄養で暗闇に押し込めれば溶けちゃうことだってあります。

どの水槽にも目立たないところに、常に一欠片浮かべているんですけど、
ロータス水槽のは、なんとなく、悪くないな...いや、かなり美しいなって思って、
伸びるままにしてます。2ヵ月半くらいで、ここまで伸びました。
もちろん写っている部分だけじゃなくて、後ろの方にもっとありますよ。
...写真を撮る前はもう少しあったのだけど、ちょっとカットしちゃったあとの様子。

以前はスイレン目に入れられてたけど、今(APG II)はマツモ目。
スイレンと同じく、真正双子葉類にも単子葉類にも属さない存在です。

茶色くないでしょ? 施肥

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今日の60。
茶色く無くなったでしょ?

この2-3週間の酷い有様は、大規模トリミングから始まってるので、トリミングに躊躇し続けたあげく、
ボーボーで形も無いし、薄暗い感じになっちゃったけど。
前景は、まだ薄茶色いけど、これは、キューバを根本近くまで切った後遺症というか、まだ底の方にあって枯れてたところが少し見えてるだけです。かなり新芽も増えました。
あと1週間くらいで、きっとまた緑一色になるはずです。
いろいろビビって、左の丘(この写真だとどこが?って感じだけど)の麓の改造もストップしたままです。

立ち上げ1ヵ月経過時の写真↓と比べると、ロタラとか全般的に勢いが落ちてきているよう見えると思います。
DSCN0292.JPG

葉が小さくなってきているし、成長力も落ちている。
もちろん、珪藻に覆われたことで光合成が阻害されたってのもありますが、これはもうこの1ヵ月くらい気になってました。

ソイルの肥料分がかなり減ってきているのだと思います。
ってことで、施肥。
ひとまず、イニシャルスティックをたっぷり埋めておきました。
イニシャルスティックは効き始めるのに時間が掛かるし、
これだけボーボーなんだから、少し出始めてる緑藻は大丈夫でしょう。
窒素系の肥料の施肥は、ちょっと見送り。もう少し様子見てから。

2013年5月1日水曜日

固い緑藻へ

前に、珪藻が消えて緑藻が出てきたって書いたけど、
今日ガラス面を定規でちょっと掃除してみたら、「ガリガリ」。

固くてほっとくとスポット状になるヤツですね。

前に出ていた緑藻は、柔らかいやつ。種類が変わったわけです。

こいつ、ガラス面のは固着してもスクレーパーで取ればいいけど、
葉に出るとやっかいなんですよね。
エビとか食べれてない感じだし。オトシンはどうなのだろう??

でも、うちの場合は、ナナとか入ってなくて、成長力のあるのばっかりだから、
あまりそのあたりは気にしませんが。
どうしても気になればカットするだけだし。

ヤマトって養殖されてたんですね

コケ取りって言ったら、そりゃーなんと言ってもヤマトヌマエビが最強なのは知ってるつもりですが、
ヤマトは、淡水・海水の両側回遊型なので養殖は困難。ブリードものが出てない・乱獲が酷い...って話があったじゃないですか。

なので、どうしても躊躇しちゃうのですよね。
...ミナミヌマエビはいくらでも増えるけど、ヤマトはどうしても使い捨てになると思うとね〜。
今の60は、ヤマトが立ち上げ当初から20匹くらい消えてる気がするんですよね。30匹くらい居たハズなのに。
なんでかな〜...40とかのはすべて元気なのに。60はミナミもあまり増えないし。

もちろん、ブリードだって多かれ少なかれ自然破壊しているのだけど、レベルがまるで違いますから。

でも、気になってみてみたら、今ではヤマトもブリードものが中心になってきているようですね。
ショップで聞いて、本当かな〜って検索してみたら、例えば、ココとか、「養殖」って明記してますね。

ブリードなら使い捨てにして良いってわけじゃ決してないですけど、
それにしてもかなり罪悪感を軽減してくれます。

自然採集と言えば、失敗したな〜って後悔したのが、グリーンネオン。
グリーンネオンの群れはいいですよね〜。水草水槽にいちばん合うのではないか?とか思ってるくらいなんですけど、未だにブリードが出回ってないらしいですね。
ネオンはもちろん最近ではカージナルもブリードものが出回ってるのに、未だにグリーンネオンは殆ど採集ものらしいですね。買った後で知って激しく後悔。
でも、やっぱり良いのだけど。早く、商業養殖確立しないかな。

珪藻から緑藻へ

珪藻の増殖が止まったことは以前に書いたけど、
さらにみるみる減少。
茶色かった水草の水中根も白くなってきた。

そして今度は緑藻が少しだけ出て来た。
これでやっと通常運行に戻ったかな?