夕方にアップした記事で書いたロタラインディカの赤と光の関係のことだけど、
ここ(日本植物生理学会)を、なんとなく見て回ってたら、やっぱりたんに強い光ってだけじゃなくて、色温度が高い光の方が、赤くなる水草をより赤くするって捉えて良さそうだなって思ったよ。
...ちゃんとしたこの手のことの基礎知識無しで、ななめ読みだから、もしかしたら間違ってるかもしれないけど。
「そりゃ間違ってるぞ!」って分かる人は、是非教えて下さい。
要約すると、
1.強い光で葉が赤くなるのは、紫外線への防衛反応。
��ロタラインディカなどの)紫がかった赤はアントシアニンの色。
アントシアニンによって紫外線から守る。
2.紫外線への防衛反応のスイッチを入れるのは、
青い光に反応するセンサーの一つであるクリプトクロム。
だいたい想像通り。
だって、うちの照明からは紫外線の波長の光は出ていないもの。
それでもスイッチが入るんだからね。
ちなみにうちの照明のメインの球の色温度/明るさは、
6700k/825lm、6000k/1300lm、5000k/1550lm。
さっきの記事の写真でいちばん右側に入っているのが5000kですね。
だから、よく見ると、いちばん右側がちょっと黄色っぽく見えるんです。
でもって、(今はともかくよく赤くなっていた前の水槽だったりすると)
いちばん赤く...殆ど紫っぽくなるのは6000k/1300lmの球の下のインディカなんですね。
しかし、やっぱり青い光が重要ってのは分かった。
でも、なぜ殆ど同じ構成なのに、今度の水槽では、前の水槽の時のようには赤くならないのか?
って謎は相変わらずですけど。
ちなみにメネデールとかの使い方も前と殆ど同じはずです。
やっぱり赤色LEDのせいなのか??それとも...
2013年3月31日日曜日
2013年3月30日土曜日
今週の40
今週の60
前景の後ろ半分をトリミング。
それから、ライトの位置を一部入れ替えてみた。
以前からロタラインディカとか赤い水草は、色温度が高い照明の方がより赤くなるような気がしていたので。
この写真だと分かりにくいかもしれないけど、
微かに右側の方が黄色っぽい...光の色温度が低そうに見えませんか?
でもって、右側のインディカは黄色・オレンジで、
左側のインディカはそこそこ赤い。
...ライトの反射で色が飛んじゃって写ってるけど、そこそこ赤いんですよ。
相変わらず以前の水槽のように紫がかった真っ赤にはならないけど。
テネルスは、どこにあっても、光さえ充分なら同じように赤くなるけど。
それから、やっぱりオークロは、40水槽みたいに前にあってもいいけど、
絡み合いながら後景を...ロタラの林とかを駆け登っていくところとかがいいですよね。
この写真じゃ小さすぎてわからないかもだけど。
追記
ここ(日本植物生理学会 質問コーナー)は赤い葉のことを考えるのに参考になると思います。
やっぱり青い光が引き金になるみたいだね。(リンク先はPDF)
2013年3月29日金曜日
グロッソが這う条件
グロッソが這う条件として、光量が強く関係しているのは間違いない。
でも、以前に書いたように、けっして明るくはないロタラの林床を這ったりすることもあるのだから、光量だけが関係しているわけじゃない。
一つ前の記事の写真(ウォーターローンの写真)にもタイガーロータスの葉の下を這っているグロッソが写っている。こっちの水槽(40)はもともとの光量もないし。
かと思えば、60の方で、上空にロタラが伸びて少し陰った状態が1-2週間続くと、それまで這っていたのが縦伸びし始めたり、いやもっと明るいところでも立ち上がってくることはある。
ここからは想像なのだけど、グロッソが這おうとするのは、きっと、さっさと地面を専有していくためなのだろう。
この点で条件が良ければ…光や底床の栄養などが一定以上で、ライバルが不在なら最優先で這うのではないか?
また、少しくらい条件が悪くても専有できる可能性があるのなら…ライバルが少ないと…這うことが競争上特段不利でなければ這おうとする。
だから、タイガーロータスの葉の下やロタラの林床の中でもライバル不在なら這うし、ある程度明るさがあっても、密植されていて周囲に立ち上がり始めているヤツらが出始めると立ち上がってライバルに対しての光の確保を優先してしまうのじゃないだろうか?
もちろん、本当に充分に明るいところだと立ち上がるヤツなんて居ないけどね。
ひたすら周囲に覆いかぶさるように這って行くのだけど。
つまり単純に光量ではなく、光、CO2も含めた栄養、横展開できる余地が絡み合った条件になっているということ。
その中で特に重要度が高いのが光。ってことなのでしょう。
そう考えると、私みたいに最初はシートで植えちゃうってことをするならともかく、普通に田植えするなら、最初から密植したら這いにくくなるってことになりますね。
特に光量が微妙かなって人ほど、間を開けて植えるべきってことになります。
一度這い出して光量があれば、後は滅多に立ち上がらないので、面的に広がり続けて絨毯をつくってくれる。
ところで、先日トリミングした前景は、早くも小さめのグロッソの葉が沢山出てきて良い感じです。
それ以上に、キューバが優勢になってくれて嬉しいけど。
でも、以前に書いたように、けっして明るくはないロタラの林床を這ったりすることもあるのだから、光量だけが関係しているわけじゃない。
一つ前の記事の写真(ウォーターローンの写真)にもタイガーロータスの葉の下を這っているグロッソが写っている。こっちの水槽(40)はもともとの光量もないし。
かと思えば、60の方で、上空にロタラが伸びて少し陰った状態が1-2週間続くと、それまで這っていたのが縦伸びし始めたり、いやもっと明るいところでも立ち上がってくることはある。
ここからは想像なのだけど、グロッソが這おうとするのは、きっと、さっさと地面を専有していくためなのだろう。
この点で条件が良ければ…光や底床の栄養などが一定以上で、ライバルが不在なら最優先で這うのではないか?
また、少しくらい条件が悪くても専有できる可能性があるのなら…ライバルが少ないと…這うことが競争上特段不利でなければ這おうとする。
だから、タイガーロータスの葉の下やロタラの林床の中でもライバル不在なら這うし、ある程度明るさがあっても、密植されていて周囲に立ち上がり始めているヤツらが出始めると立ち上がってライバルに対しての光の確保を優先してしまうのじゃないだろうか?
もちろん、本当に充分に明るいところだと立ち上がるヤツなんて居ないけどね。
ひたすら周囲に覆いかぶさるように這って行くのだけど。
つまり単純に光量ではなく、光、CO2も含めた栄養、横展開できる余地が絡み合った条件になっているということ。
その中で特に重要度が高いのが光。ってことなのでしょう。
そう考えると、私みたいに最初はシートで植えちゃうってことをするならともかく、普通に田植えするなら、最初から密植したら這いにくくなるってことになりますね。
特に光量が微妙かなって人ほど、間を開けて植えるべきってことになります。
一度這い出して光量があれば、後は滅多に立ち上がらないので、面的に広がり続けて絨毯をつくってくれる。
ところで、先日トリミングした前景は、早くも小さめのグロッソの葉が沢山出てきて良い感じです。
それ以上に、キューバが優勢になってくれて嬉しいけど。
ウォーターローンのその後4
40cmの方の今の様子。
これでだいたい1ヵ月くらい。
もともとここに入れたのは、チャームで売ってる一番少ないパッケージの1/4以下、ほんのひとつまみって感じ。
CO2は15秒1滴(あくまでうちのカウンターで。よくあるのだと5秒1滴相当くらい)、ライトも弱い上に、時々上空に伸びてきたミズユキノシタが覆っちゃったりなんかもしてる状態なんだけど、こっちは順調に成長してますよ。
CO2や光量がけっこう必要だみたいなことをよく書いてあるけど、それは違うね。
きっとpHが高くなきゃ大丈夫なんじゃないのか?とか思い始めてます。
しっかし、ほんとこっちに入れておいて良かったよ。
60の方も少しは増え始めているけど、本当に絶滅寸前まで一度行ってるからなかなか目立つ程にはなってくれないですね~。
こっちでもう少し増えたら、また60の方に移植してみよう。
ちなみに、魚が齧り取った葉っぱをソイルに埋めているだけでも、そこから新芽が出たりするから、
こっちでトリミングでもするようになったら、切った葉っぱを60の方に差し込んでおくとかね。
アクアリウムにまつわるコトバ
1年半くらい前まで、アクアリウムにまるで興味がなかったのだけど、実際に興味がどんどん広がっていろいろ調べていく過程では、アクアリウム関連のコトバには戸惑いっぱなしだった。
もちろん今ではすっかり適応しちゃって、狭い世界の中で暗黙の了解の元に定義されるコトバ使いにすっかり慣れちゃって馴染んじゃってるのだけどね。
だから、誰かを批判する気はさらさら無いけど、ちゃんとコトバを整理しておくと何かの理解には役に立つはずだから。
まず困惑させられた言葉の筆頭は「コケ」。
コケといえば、コケ植物。
でも、アクアリウムの世界ではコケ植物のことはコケとは呼ばず、◯◯モスとかそんな呼び方をしている。
もちろん、日本語の苔って言葉には、地衣類とか藻類とかそういうものも幅広く含まれていたりするから、アクアリムの世界でコケと呼んでいるものをコケって言っちゃおかしいということはないけど、
でも、「生物についての・科学的な知識を披露してやるぜ」みたいなノリで書かれたものでも一貫してコケ植物のことをコケと言わず、それ以外を…「水槽内に汚れのように現れるやっかいな生物」のことだけを一貫してコケって呼ぶことには、どうしても違和感が拭えなかった。
そう呼ぶことに合理性がないわけじゃないってのは分かるのだけどね。
アクアリウムは鑑賞目的なんだから、その観点から見れば分かりやすい適切なくくりだもの。
それでも「小さな生態系をつくってみて楽しんでるんじゃないのか?」と思うと、ちょっとね…。
コケって言葉で、珪藻、紅藻、車軸藻、菌類、バクテリア…もうとんでもなく幅広い…昆虫と人間を一括りにするより幅広い範囲の生き物をひとまとめにしてしまっている。
バクテリア、細菌、菌類、微生物…とかの言葉の混乱も…そりゃ元の言葉が良くないから生物に興味ない人が混乱するのも当然なのだけど、「ニトロバクター」が云々とか書いておきながら、このあたりが混乱している言葉が次々出てくるのは、どうしても「なんだかな~」と思ってしまう。
それぞれまるで違う範囲を指す言葉じゃないか。
それに菌類って言ったらフンギのことで、酵母とかカビとかキノコとかじゃん。
まるっきりバクテリアと関係ない。
「生体」っていう言葉の使い方にも戸惑うよ。
実際は、魚とエビっていう意味で使ってることが圧倒的に多くて、植物は生体に含めないのだよね。
なら、動物って言えばいいのに。
もちろん、動物って言ったらほぼ哺乳類限定のニュアンスで捉える人も多いから、動物って言葉は使いにくいってのは分かるけど、だからといって生体なら良いということはないでしょー。
魚とエビって言えばいいじゃん。
ところで、あーいう言葉の使い方をする人にとって、カイミジンコとかはどっちに入るのかな?生体なのか?生体以外なのか?
水草についても、なぜ和名、あるいは現地での通称名を使わないのか?あるいは学名使うなら一貫して学名を使わないのか?
ロタラインディカと呼ばずキカシグサって呼べば、それだけで調べる範囲もかわって理解も深まるだろうに。スイレン鉢で越冬できるのは当然だとスグに理解できるだろうに。
いや、分かるけどね。
結局のところは流通名なんだよね。
キカシグサって呼んでしまえば有り難みが薄れるから。
現代のアクアリウムがどこで始まったのかってのもあるしね。
もちろん、一度そういう流れができれば断ち切るのは容易じゃない。
だって、アクアリウムに興味がある人に「キカシグサ」なんて言っても通じないことのほうがずっと多いはずだもの。
私も、最初はスゴク違和感を感じていたけど、今ではすっかり馴染んでいるのだけどね。ロタラって言わなきゃ会話が成立しないし。
結局、何が言いたいんだなんだけど、
��言ってみたかっただけだろう ってのは置いておいて…全く否定はしないけど)
それにどんな名前が付いているのか?本当はどう呼ぶべきなのか?って調べてみると、わかってくることがあるはずだよってこと。
例えば、「言葉の乱れ」みたいなことを指摘したい人っているでしょ?そういうことをしたいわけじゃない。
言葉は本質的に流動的で、キチンと定義するってことが本来は出来ないものだ。言葉の本質はメタファーの体系だから、いつでも定義したい人・意味を確定したい人の手をスルリと抜けていってしまうものだ。
だからこそ、言葉を使えばいくらでも新しい概念がつくるれるわけだし。
コミュニティ毎に、独特の言葉遣い:言葉の定義ができてくるのもそれは自然なことであって、そのコミュニティの中から見れば必ず何かしらの合理性を持っている。つまり、何かそのコミュニティにとって重要な点でその言い方が便利なんだよね。
実際、「水槽内に鑑賞目的の観点から見て汚れのように現れるやっかいな生物群集」のことを、「コケ」ってひとまとめにするのはとても便利だよ。
でも、アクアリウムっていう世界との際にあるところで、それを何と呼んでいるかっていうのは、知っておいてもそれほど損はないはずだし、いろいろ発見もあるはずなのだよね。
自然観察趣味、園芸、農業、水質管理、栽培漁業、生物、環境・生態系、化学… …
どこでも、中に居て中を眺めていると新しい発見って滅多に無いけど、際を見だすと、けっこうごろごろ発見があるものじゃん。
少なくとも私はいろいろ発見があったよ。
実際の水槽管理に役にたったかどうかは、なんとも言えないけど。
でも、発見がある方が面白いじゃん。
もちろん今ではすっかり適応しちゃって、狭い世界の中で暗黙の了解の元に定義されるコトバ使いにすっかり慣れちゃって馴染んじゃってるのだけどね。
だから、誰かを批判する気はさらさら無いけど、ちゃんとコトバを整理しておくと何かの理解には役に立つはずだから。
まず困惑させられた言葉の筆頭は「コケ」。
コケといえば、コケ植物。
でも、アクアリウムの世界ではコケ植物のことはコケとは呼ばず、◯◯モスとかそんな呼び方をしている。
もちろん、日本語の苔って言葉には、地衣類とか藻類とかそういうものも幅広く含まれていたりするから、アクアリムの世界でコケと呼んでいるものをコケって言っちゃおかしいということはないけど、
でも、「生物についての・科学的な知識を披露してやるぜ」みたいなノリで書かれたものでも一貫してコケ植物のことをコケと言わず、それ以外を…「水槽内に汚れのように現れるやっかいな生物」のことだけを一貫してコケって呼ぶことには、どうしても違和感が拭えなかった。
そう呼ぶことに合理性がないわけじゃないってのは分かるのだけどね。
アクアリウムは鑑賞目的なんだから、その観点から見れば分かりやすい適切なくくりだもの。
それでも「小さな生態系をつくってみて楽しんでるんじゃないのか?」と思うと、ちょっとね…。
コケって言葉で、珪藻、紅藻、車軸藻、菌類、バクテリア…もうとんでもなく幅広い…昆虫と人間を一括りにするより幅広い範囲の生き物をひとまとめにしてしまっている。
バクテリア、細菌、菌類、微生物…とかの言葉の混乱も…そりゃ元の言葉が良くないから生物に興味ない人が混乱するのも当然なのだけど、「ニトロバクター」が云々とか書いておきながら、このあたりが混乱している言葉が次々出てくるのは、どうしても「なんだかな~」と思ってしまう。
それぞれまるで違う範囲を指す言葉じゃないか。
それに菌類って言ったらフンギのことで、酵母とかカビとかキノコとかじゃん。
まるっきりバクテリアと関係ない。
「生体」っていう言葉の使い方にも戸惑うよ。
実際は、魚とエビっていう意味で使ってることが圧倒的に多くて、植物は生体に含めないのだよね。
なら、動物って言えばいいのに。
もちろん、動物って言ったらほぼ哺乳類限定のニュアンスで捉える人も多いから、動物って言葉は使いにくいってのは分かるけど、だからといって生体なら良いということはないでしょー。
魚とエビって言えばいいじゃん。
ところで、あーいう言葉の使い方をする人にとって、カイミジンコとかはどっちに入るのかな?生体なのか?生体以外なのか?
水草についても、なぜ和名、あるいは現地での通称名を使わないのか?あるいは学名使うなら一貫して学名を使わないのか?
ロタラインディカと呼ばずキカシグサって呼べば、それだけで調べる範囲もかわって理解も深まるだろうに。スイレン鉢で越冬できるのは当然だとスグに理解できるだろうに。
いや、分かるけどね。
結局のところは流通名なんだよね。
キカシグサって呼んでしまえば有り難みが薄れるから。
現代のアクアリウムがどこで始まったのかってのもあるしね。
もちろん、一度そういう流れができれば断ち切るのは容易じゃない。
だって、アクアリウムに興味がある人に「キカシグサ」なんて言っても通じないことのほうがずっと多いはずだもの。
私も、最初はスゴク違和感を感じていたけど、今ではすっかり馴染んでいるのだけどね。ロタラって言わなきゃ会話が成立しないし。
結局、何が言いたいんだなんだけど、
��言ってみたかっただけだろう ってのは置いておいて…全く否定はしないけど)
それにどんな名前が付いているのか?本当はどう呼ぶべきなのか?って調べてみると、わかってくることがあるはずだよってこと。
例えば、「言葉の乱れ」みたいなことを指摘したい人っているでしょ?そういうことをしたいわけじゃない。
言葉は本質的に流動的で、キチンと定義するってことが本来は出来ないものだ。言葉の本質はメタファーの体系だから、いつでも定義したい人・意味を確定したい人の手をスルリと抜けていってしまうものだ。
だからこそ、言葉を使えばいくらでも新しい概念がつくるれるわけだし。
コミュニティ毎に、独特の言葉遣い:言葉の定義ができてくるのもそれは自然なことであって、そのコミュニティの中から見れば必ず何かしらの合理性を持っている。つまり、何かそのコミュニティにとって重要な点でその言い方が便利なんだよね。
実際、「水槽内に鑑賞目的の観点から見て汚れのように現れるやっかいな生物群集」のことを、「コケ」ってひとまとめにするのはとても便利だよ。
でも、アクアリウムっていう世界との際にあるところで、それを何と呼んでいるかっていうのは、知っておいてもそれほど損はないはずだし、いろいろ発見もあるはずなのだよね。
自然観察趣味、園芸、農業、水質管理、栽培漁業、生物、環境・生態系、化学… …
どこでも、中に居て中を眺めていると新しい発見って滅多に無いけど、際を見だすと、けっこうごろごろ発見があるものじゃん。
少なくとも私はいろいろ発見があったよ。
実際の水槽管理に役にたったかどうかは、なんとも言えないけど。
でも、発見がある方が面白いじゃん。
2013年3月26日火曜日
藍藻対策
前景もカットしたことだし、ガラスとソイルの間に出てくる藍藻が酷いので、
遮光することにした。
一時はエクスタミンで殆どやっつけたのだけど、やっぱりエクスタミンだと完全に除去するわけにはいかなくて、しばらく経つとまたガラスとソイルの間が緑色になっちゃう。
この水槽が置いてある場所は、日中明るいし、時期によっては太陽光も水槽に当たる時間も少しあるので、
もう遮光しか無いなと。
日が当たらない面には一切出ないしね。
ものすごく薄く溶いた水溶性の糊...というか、糊を微かに含んだ水でガラス面を濡らして、アルミホイルを張っただけ。
根張りとかソイルの間の微生物とか見れなくなるのは寂しいけど、当面これでいくつもり。
さっぱり
今回は、4日間に分けてちょっとずつやったから、急激な水質悪化は避けられた。
真ん中奥にそそり立ってるピンナティフィダがちょっとマヌケな感じ。
こうやってみるとバックスクリーンは半透明の乳白色とかの方がいいかな〜
...いまさら張り替えられないけど。
2013年3月25日月曜日
田植えをしない簡単な前景の作り方
これがこの水槽のセット時の前景。2ヵ月前の姿。
前の水槽から引剥がしてきた前景をシート上のまま適当に置いているだけ。
このくらいの割合でシートを置いておけば、1ヶ月くらいで、完全に前景が葉っぱで埋め尽くされソイルが上から見えないようになる。
もちろん環境によるけど。この水槽では1ヵ月かからないで前景を埋め尽くせた。
丁寧に田植えしたほうが綺麗にできるけど、ある程度育っちゃえば同じだし、こっちの方が遥かに早くできるしね。
それに何より田植えは腰が痛くなる。
やり方は簡単で、前の水槽の前景をベリベリと気持ちよ~く引剥がして、適当なサイズのシートにカット。
根を少し短めに切って、ソイルに少し埋めちゃうくらいの感じで、新しい水槽に置いていくだけ。
もし、この時に浮いちゃうようなら、上から3-4mmくらいの小石というか荒目の川砂をばらまいて沈めたり、田砂をまぶして沈めればいい。
ある程度、シートに土が残っているなら、田砂。じゃなきゃ小石かな。
1週間もすれば根づくので、その後、砂ならプロホースとかで吸えば殆ど取れるしね。
前の水槽のを持ち込むのではなくて、新しい水草を入れるなら…結局は、チャームで売ってるキューバのシートとか、あるいは佗び草とかを並べるとかしかないのかもね。
でも、高い佗び草買うくらいなら、例えばグロッソの安いプリンカップを幾つか買ってきて、下のほうがあまり傷んでたりするなら別だけど、そうでないなら、適当に下の方を切って、適当な密度になるように横にゆっくりほぐしながら広げて、小石やソイルまぶして挟んでそのままソイルに埋めちゃえばいい。
もちろん、余計な厚みになるところは、植えてから思いっきりカット。
充分にカットしてしまうと、白っぽいところしか残らないかもしれないけど、大丈夫。ここが腐ってなきゃスグに新しい綺麗な葉っぱを出すようになるから。
カットした綺麗な新芽のところは、周囲に田植えしておけばいい。
但し、特にグロッソだけど、水上葉を大量に入れると、当然、水中葉に転換する過程で痛む葉は多くなるから、ある程度育った時に、下のほうが枯葉だらけになりやすい。当然黒ヒゲとかも出やすくなるハズってのもあります。なので、このやり方は出来るだけ水中葉でやるべきです。キューバならそれほど気にする必要はないけど。痛んだ葉が出てもエビが食っちゃうし。
もっともグロッソの枯葉だけど、いずれ3-4ヶ月もして、ちょっと厚みがつくのを放置してれば同じことになるんだけどね。だから気にしないって考え方もある。マメに古い葉をカットするとかね。
このやり方は、イージーにできるっていうメリットだけじゃなくて、水草をある程度まとめ植えしてやったほうが定着させやすい・失敗しにくいってのもある。
グロッソで失敗するってのはあまりないだろうし、あるとしたら余程ソイルに栄養がないとか、余程光量が足りないとか、CO2入れてないとかだと思うけど、
キューバとかだと、ソイルでpH、硬度低すぎだったりすると、1本1本小分けして田植えしてたりすると全部弱って全滅なんてこともある。
でも、ある程度まとめ植えすると、最初の水質適応時期の危機を乗り切りやすかったりする。
キューバの場合は特に硬度を要求するので、砂をまぶして沈めちゃうのも有効だしね。
上手くやるコツとしては、とにかく最初にシートを並べる時に、半分埋めるくらいにすること。上からソイルをかけちゃうくらいでいい。
周囲のソイルとあまり大きな高低差をつくらないこと。
あまりに凸凹が大きくなると、水回りに差が出ちゃって、出っ張ったところはやたらと成長して、凹んだところへの展開が遅れがちになるから。
水槽に水を入れる前に、充分に湿らせたソイルにシートを並べたら、さらに上からソイルをたっぷり撒いて、表面が平らになるくらい=シートの上面の高さと周囲のソイルの高さがおなじになるくらいにしてしまう。
その後の注水は、そっとやらないと、水流で前景シートが浮き上がったりするので注意。
最初の1週間くらいは、水換えも注意だね。
それから、水流も前景に吹きつけるようにしないほうがいい。
そうしたい時は、キチンと根付いたのを確認してから、排水口の向きを変えよう。
リセット時に前の水槽の前景をシート状にしてまるごと持ち込むのは、「簡単」という以上のメリットもある。
硝化バクテリアは濾材だけでなく、よく水が動いて酸素があって取り付ける表面があれば、そこには大量に繁殖している。
つまり、前景のシートには大量の濾過バクテリアがいるということで、これを持ち込むことになるわけだ。
つまり、それだけ再立ち上げをスムースにしてくれる。
もちろん前の水槽から汚泥も一緒に持ち込むことになるけど、たいした量にはならないし、どうしても気になるなら水槽水で...前の水槽から引き上げる時に、さっと洗っておけばいい。これだけで殆ど落ちちゃうよ。
もちろんバクテリアも洗っちゃうわけだけど、少し残ってるだけで、それだけで随分違うから。
もちろん、リセットの原因がソイルの寿命とかでなく、コケに負けたなんてことだとしたら、前のものをまるごと持ち込むのはしたくはないだろうけどね。
「前の環境からコケや病原菌を持ち込みたくないから、塩素とか木酢液などで徹底的に殺菌」とか書いてあるのを良く見かけたりするけど、正直あれがそれほど意味があることとは思えない。
すべて、どこにでも常在している連中なんだから。
いっくら殺菌消毒を頑張ったって、次の環境もバランスを崩していればやっぱり同じように失敗するだけだし、程度の問題はあるけど、少しくらいならコケとか持ち込んだって、次の環境が良ければ消えちゃうものだし。
だから、よっぽど前の状態が酷くない限りは問題ない。
問題があるなら、新しい環境そのものが問題なのだ。
むしろ、さっさと活動的な水草と硝化バクテリアを増やしたほうがいい。
--
追記。
ところで、佗び草って、私自身は買ったこと無いのだけど、あれはスゴイよな...と思う。
水草水槽のモジュール化だものね。
アクアリウム...水草水槽関連のビジネスの在り方について、
かなり根本的に変える飛躍だと思うよ。
これ以前と以後では、(あくまでリクツとしてってことだけど)
ミニコンの時代とパソコンの時代の断層くらいの差があるんじゃないかとかさえ思う。
そんな捉え方をADAの人たちがしているのかどうかは分からないけど、
結果的には時代をつくるという点で、とてもセンスが良いのだよなと思う。
そんなものが無い今までどおりのアクアリウムビジネスの世界も良いけど、
やっぱりこういう試みをやっていかないと正しく発展して行かないよなと。
前の水槽から引剥がしてきた前景をシート上のまま適当に置いているだけ。
このくらいの割合でシートを置いておけば、1ヶ月くらいで、完全に前景が葉っぱで埋め尽くされソイルが上から見えないようになる。
もちろん環境によるけど。この水槽では1ヵ月かからないで前景を埋め尽くせた。
丁寧に田植えしたほうが綺麗にできるけど、ある程度育っちゃえば同じだし、こっちの方が遥かに早くできるしね。
それに何より田植えは腰が痛くなる。
やり方は簡単で、前の水槽の前景をベリベリと気持ちよ~く引剥がして、適当なサイズのシートにカット。
根を少し短めに切って、ソイルに少し埋めちゃうくらいの感じで、新しい水槽に置いていくだけ。
もし、この時に浮いちゃうようなら、上から3-4mmくらいの小石というか荒目の川砂をばらまいて沈めたり、田砂をまぶして沈めればいい。
ある程度、シートに土が残っているなら、田砂。じゃなきゃ小石かな。
1週間もすれば根づくので、その後、砂ならプロホースとかで吸えば殆ど取れるしね。
前の水槽のを持ち込むのではなくて、新しい水草を入れるなら…結局は、チャームで売ってるキューバのシートとか、あるいは佗び草とかを並べるとかしかないのかもね。
でも、高い佗び草買うくらいなら、例えばグロッソの安いプリンカップを幾つか買ってきて、下のほうがあまり傷んでたりするなら別だけど、そうでないなら、適当に下の方を切って、適当な密度になるように横にゆっくりほぐしながら広げて、小石やソイルまぶして挟んでそのままソイルに埋めちゃえばいい。
もちろん、余計な厚みになるところは、植えてから思いっきりカット。
充分にカットしてしまうと、白っぽいところしか残らないかもしれないけど、大丈夫。ここが腐ってなきゃスグに新しい綺麗な葉っぱを出すようになるから。
カットした綺麗な新芽のところは、周囲に田植えしておけばいい。
但し、特にグロッソだけど、水上葉を大量に入れると、当然、水中葉に転換する過程で痛む葉は多くなるから、ある程度育った時に、下のほうが枯葉だらけになりやすい。当然黒ヒゲとかも出やすくなるハズってのもあります。なので、このやり方は出来るだけ水中葉でやるべきです。キューバならそれほど気にする必要はないけど。痛んだ葉が出てもエビが食っちゃうし。
もっともグロッソの枯葉だけど、いずれ3-4ヶ月もして、ちょっと厚みがつくのを放置してれば同じことになるんだけどね。だから気にしないって考え方もある。マメに古い葉をカットするとかね。
このやり方は、イージーにできるっていうメリットだけじゃなくて、水草をある程度まとめ植えしてやったほうが定着させやすい・失敗しにくいってのもある。
グロッソで失敗するってのはあまりないだろうし、あるとしたら余程ソイルに栄養がないとか、余程光量が足りないとか、CO2入れてないとかだと思うけど、
キューバとかだと、ソイルでpH、硬度低すぎだったりすると、1本1本小分けして田植えしてたりすると全部弱って全滅なんてこともある。
でも、ある程度まとめ植えすると、最初の水質適応時期の危機を乗り切りやすかったりする。
キューバの場合は特に硬度を要求するので、砂をまぶして沈めちゃうのも有効だしね。
上手くやるコツとしては、とにかく最初にシートを並べる時に、半分埋めるくらいにすること。上からソイルをかけちゃうくらいでいい。
周囲のソイルとあまり大きな高低差をつくらないこと。
あまりに凸凹が大きくなると、水回りに差が出ちゃって、出っ張ったところはやたらと成長して、凹んだところへの展開が遅れがちになるから。
水槽に水を入れる前に、充分に湿らせたソイルにシートを並べたら、さらに上からソイルをたっぷり撒いて、表面が平らになるくらい=シートの上面の高さと周囲のソイルの高さがおなじになるくらいにしてしまう。
その後の注水は、そっとやらないと、水流で前景シートが浮き上がったりするので注意。
最初の1週間くらいは、水換えも注意だね。
それから、水流も前景に吹きつけるようにしないほうがいい。
そうしたい時は、キチンと根付いたのを確認してから、排水口の向きを変えよう。
リセット時に前の水槽の前景をシート状にしてまるごと持ち込むのは、「簡単」という以上のメリットもある。
硝化バクテリアは濾材だけでなく、よく水が動いて酸素があって取り付ける表面があれば、そこには大量に繁殖している。
つまり、前景のシートには大量の濾過バクテリアがいるということで、これを持ち込むことになるわけだ。
つまり、それだけ再立ち上げをスムースにしてくれる。
もちろん前の水槽から汚泥も一緒に持ち込むことになるけど、たいした量にはならないし、どうしても気になるなら水槽水で...前の水槽から引き上げる時に、さっと洗っておけばいい。これだけで殆ど落ちちゃうよ。
もちろんバクテリアも洗っちゃうわけだけど、少し残ってるだけで、それだけで随分違うから。
もちろん、リセットの原因がソイルの寿命とかでなく、コケに負けたなんてことだとしたら、前のものをまるごと持ち込むのはしたくはないだろうけどね。
「前の環境からコケや病原菌を持ち込みたくないから、塩素とか木酢液などで徹底的に殺菌」とか書いてあるのを良く見かけたりするけど、正直あれがそれほど意味があることとは思えない。
すべて、どこにでも常在している連中なんだから。
いっくら殺菌消毒を頑張ったって、次の環境もバランスを崩していればやっぱり同じように失敗するだけだし、程度の問題はあるけど、少しくらいならコケとか持ち込んだって、次の環境が良ければ消えちゃうものだし。
だから、よっぽど前の状態が酷くない限りは問題ない。
問題があるなら、新しい環境そのものが問題なのだ。
むしろ、さっさと活動的な水草と硝化バクテリアを増やしたほうがいい。
--
追記。
ところで、佗び草って、私自身は買ったこと無いのだけど、あれはスゴイよな...と思う。
水草水槽のモジュール化だものね。
アクアリウム...水草水槽関連のビジネスの在り方について、
かなり根本的に変える飛躍だと思うよ。
これ以前と以後では、(あくまでリクツとしてってことだけど)
ミニコンの時代とパソコンの時代の断層くらいの差があるんじゃないかとかさえ思う。
そんな捉え方をADAの人たちがしているのかどうかは分からないけど、
結果的には時代をつくるという点で、とてもセンスが良いのだよなと思う。
そんなものが無い今までどおりのアクアリウムビジネスの世界も良いけど、
やっぱりこういう試みをやっていかないと正しく発展して行かないよなと。
2013年3月24日日曜日
芝刈り
昨日に続いて、今日は、前景の1/3くらいを芝刈り。
… そうだ、その前に、昨日の「臭い」は消えてました。
やっぱり水回りの問題が原因ですね。
いちばん水回りを悪くしている後景の左側1/3をまだカットしてないけど、数日開けてサクっとやるつもり。
芝刈りですが、
前にも書いたようにこれの立ち上げの時には、丁寧に田植えをしないで前の水槽から引剥がしてきた前景をシート上に置くっていう手抜きから始めているってのもあり、全体的に凸凹。
厚みがあるところはグロッソで言えば4-5段、薄いところはやっと2段目の形成が始まったくらいの凸凹です。…写真だとわかりにくいかもしれませんが。
それに加えて水流とライトの具合でどうしても前の方ばかりがどんどん厚みを増していっちゃうので、
前1/3を芝刈りすることにしたわけです。
まずは、
前景前縁…ガラス面に接したところをまずソイルのところまで切る。
前縁部は、もともとガラスの輻射、水流もあって育ちがいい上に行き止まりだから盛り上がりやすいし、だから一番復活も早いし、
ミッシリ茂ってると、ガラスとソイルの間の藍藻が這い上がって来やすいし。
次に
その後ろの方を、グロッソで言えば3-4段になってるのを1-2段に減らす。
グロッソの下草のようにキューバが生えていたんですけど、どの程度生えているかは良く分からなかったんだけど、予想以上にキューバが元気に生えてました。一部は切り開いて底の方もよく見てみたんだけど、意外と傷んで無かった。
一度カットすると、グロッソも(一時的だけど)葉も小さくなって細く枝分かれして良い感じになりますよね。
早く復活しろ!切ったばかりの痛々しい感じが消えるのは…1-2週間かな。
今回、切ってみてちょっとショックだったのは、藍藻がガラス面のところだけじゃなくて、もう少し奥にも進出していたこと。グロッソの厚みで水流を避けて進出ですね。厚みがなくなったから消えてくれると思うけど。
ところで、水草だらけの高回転型水槽は、メンテナンスが面倒くさいという最大の問題があるわけだけど、
見る角度を変えれば、トリミング次第で、景色が変わっていくので、そこが楽しめるとも言えますよね。
2013年3月23日土曜日
臭い
後景を1/3だけカット。
また一気にカットして、数日不安定になるのはイヤなので。
3日くらい開けて、次の1/3カットをやるつもり。
ところで、微かに水から腐敗臭...腐敗臭にもいろいろありますよね...上手く説明できないけど...がする。
水槽の臭いっていろいろあるじゃないですか。
土臭さ、カビ臭さ、藍藻のドブ臭さ、硫化水素の・卵が腐ったようなドブ臭さ、青臭さ...
調子が良い時の匂いは、土臭いような匂いですよね。
この臭い。原因は何なんだろう?
気になってフィルター開けてみたけど、フィルターの中は調子がいい時の匂いなんですけどね。
水草が茂りすぎて水の回りが悪くなると、出たりするんですよね。この臭い。
ビミョーな臭いの違いでいろいろ分かるようになりたいね〜。
また一気にカットして、数日不安定になるのはイヤなので。
3日くらい開けて、次の1/3カットをやるつもり。
ところで、微かに水から腐敗臭...腐敗臭にもいろいろありますよね...上手く説明できないけど...がする。
水槽の臭いっていろいろあるじゃないですか。
土臭さ、カビ臭さ、藍藻のドブ臭さ、硫化水素の・卵が腐ったようなドブ臭さ、青臭さ...
調子が良い時の匂いは、土臭いような匂いですよね。
この臭い。原因は何なんだろう?
気になってフィルター開けてみたけど、フィルターの中は調子がいい時の匂いなんですけどね。
水草が茂りすぎて水の回りが悪くなると、出たりするんですよね。この臭い。
ビミョーな臭いの違いでいろいろ分かるようになりたいね〜。
2013年3月22日金曜日
またやってしまった
ほぼ3週間放置。左側とか奥のところとか真っ暗。
2週間単位で切らなきゃダメだとあれほど言ったのに...ww
...いや、右側とか前景とか途中でかなりカットしたけど。
でも、これまたあまりにバッサリやると数日は不安定になるから...。
明日、いや明後日かなには、1/3くらいカットってことで。
ところで、この水槽も2ヵ月超えました。
施肥
肥料関連の検索ワードで来る人がけっこういるので、ちょっとは応えてみようということで書いてみます。
でも、肥料について、誰かに「こうすべき!」なんて言えるほどの知識も経験もないです。
もちろん、必須元素それぞれがどう取り込まれて何に使われているかとかは、そこそこ調べてみたつもりだし、施肥のパターンも水槽関連だけじゃなくて園芸関連のものもけっこう見てみたつもり。水草ごとの栄養要求や取り方の特徴とかもね。
でも、それがそれほど直接、現実的なノウハウになるわけでもない。
いろいろ考えてみるネタになるってだけ。
だからこれは、施肥について、私は少なくとも今現在は、こういう考え方、こういう方針でやってますっていう、以前に書いてる管理方針の補足みたいなものにしかならないですね。
以下すべてあくまでも大前提として、
「ウチのような魚も少なめで高回転型の管理の場合では」
っていう但し書き付きで、他の管理方針のもとにある水槽ではまったく役に立たないどころか、表層的に受け取ったら大失敗に繋がる可能性が高いです。
さらに私自身が考え方をどんどん変えていってしまう可能性もあります。
この1年半くらいで随分と考え方変え続けてきましたから。...成長期なもので。w
なので、「お前が言ってるとおりにやってたら、このザマだ。どうしてくれるんだ!責任取れ!」って言われても一切責任取れませんから。自己責任でお願いします。...水槽環境は複雑系だから当然なのだけどね。
その上で、要点だけ並べると、
って感じです。
ネット上とかには、「窒素やリンは、エサから供給される。だから、これらは常に過剰になる。カリウムは外から供給されない。だから極論すればカリウムだけやってればいい。」みたいな考え方が大勢を占めてたりしますよね。
それを間違っているとは言わないけど、少なくともウチには当てはまらない。
例えば、NO3の検出量なんて常に極微量ですよ。
…もちろん水換えしているってのもあるし、魚の数の少なさ・給餌量が少なめなのもあるけど、でも全然あげてないわけじゃない。冷凍アカムシとか冷凍ミジンコとかもけっこうあげてるしね。
最初から大量の水草を放り込んだ今の60水槽の立ち上げの時は、NO2測り続けてたけど検出できなかった。
それから、外部フィルターの中をいじって掃除するのと、ちょっと多めのトリミングだったら、トリミングの方が明らかに生体へのダメージが大きい。エビが死ぬとかは必ずトリミングの後。フィルターいじった後じゃない。
そんなこんなを考え合わせると、水草の多くがいちばん大好きなアンモニウムの時点で、水草がかなりの量を吸っちゃってるんじゃないのか?
だとしたら(だとしたら、外部フィルターは何のためにあるんだって話は置いておいて…もちろん重要で必要なのだけど、水草の量がある程度以上多いとろ過について役割分担している割合は大幅に少なくなる)、
本当に窒素は「過剰」なのか?ですよ。
次に、水草はそんなに言われているほど、葉から養分を吸収するのか?ってことだけど、
もちろん、液肥は明らかに効くし、さっきの水草が水中に溶け出すアンモニウム吸っちゃうっていうことも、根じゃなくて、葉からけっこう吸収しているっていう前提に立たなきゃおかしい訳だけど、
でも、そもそもアクアリウムで使っている水草の多くは、本来は抽水植物ですよ。「陸上」に生えているのが基本で、水中にも適応できるっていうヤツ。
ウキクサとか、浮遊性のとか、モスやシダは別にすれば、根からの吸収の方が遥かに重要なハズです。どれもあれだけの根張りをするのだからね。彼らの生息圏を想像してみればいい。
中でも特に、根張りがすごいサジタリアやブリクサやクリプトの系統とかは、根に施肥しないと…窒素分入れてやらないと、もう絶対に元気に育たないですよね。「そんなことない!」っていう人は、きっとそもそも養分豊富なソイルを使ってるハズです。
グロッソとかだってそうですよね。
つまり、「元気に育つ」ための基本は底床内にあって、元気に育っていれば、水中の養分もそれだけ吸うってことだと考えています。
...違うな。
そういう考え方に立ったアプローチのほうが、単純に水中の栄養分への依存を減らせる。=コケを抑制しやすい。
ってことですね。
例えば、液肥で水草を育てられないということではない。
そもそも液肥は、恐ろしく使いにくい。
添加した時点では、常に水中の養分は過剰にならざるを得ない。
それを出来るだけ避けようと思ったら、できるだけ小分けにして頻繁にあげなきゃならない。
その時に適切な量なんて、簡単には分かりようがないのに?
無理です。無理。
どうしてもっていう時に、緊急避難的に使う以外では考えられない。
それに液肥は、水質への影響が大きすぎる。液肥の殆どは当然カリウム主体だけど、ってことはつまり急にpHを上げてしまう。それ以前に急に浸透圧が変化してしまう。
そうするとまずエビやバクテリア等に影響が出やすい。
コケが出ないのじゃなくて、エビが食べれるくらいの・簡単に掃除できるくらいの緑藻がでているってことだし、水草があればバクテリアが必要ないと言うことではない。
そのどちらにも影響が大きい液肥なんて怖いじゃないですか。
そんなこんなを考えあわせたら、結論はひとつで、底床内にたっぷり養分を仕込んでおくべきなんですよ。
もちろん、嫌われがちな窒素分も。
それも、できるだけ水中への溶出がゆっくり進む形で。あるいは根が触れなきゃ出てこない形態のもので。つまり緩効性・遅効性のものをですね。
もちろん養分豊富なソイルを使うなら、最初は何も特に施肥は要らないのですけどね。…っていうか初期に表層部からいっきに大量に溶け出す栄養分を排出することを考えなきゃいけないくらいだけど。
養分豊富なソイルを使っている時に、水草がその養分を使っちゃわないうちは、施肥なんて要らないわけですけど、そうじゃない時は、ソイルの栄養が切れてきてからは、まず底床内に施肥すべきだと思うんです。
ならば、実際にどう施肥しているかですが、長くなりすぎちゃったんで、またそのうちに気が向いたら書いてみます。...結局のところ、かなり感覚的な判断でしかなくて意味がある書き方が出来るかどうかもどうかも自信ないし。
結局何を使ってるかっていう点では簡単で、私の場合は窒素やリンを含むバランス肥料としてアクアフローラ(おこし)メインで、あとはカリウム主体のものとしてイニシャルスティック、しか主に使わないのだけど、使い方ってあるじゃないですか。それを書くのはけっこう面倒な気がしてきたので。…それにだいたい私自身が確信をもって使えているわけでもないし。
それと後は、それでも足りないミネラルとかの微量元素供給が必要ならどうするのかですよね。もちろん前述の肥料にも微量元素は含まれているんだけど。
あと、最初の根張りって点では、リンもかなり重要なハズですね。
この点で、水草一番サンドに添加されている熔リン酸は素晴らしい。
水草の根が触れて根が出す酸で溶かし出さなきゃ水中に溶出しないのだから。水草が必要な分だけしか供給されない。
グロッソがランナーをソイルに沈ませるくらいの感じで伸びていくのは、こいつのおかげだと思ってます。
根張りが悪い状況で…嫌気化しやすい状況で、底床内が栄養だらけだったら、結果はサイアクですからね。
実際、水中に溶け出す栄養素として問題になるのは、実は窒素よりリンの方が大きいのじゃないかな?
構造的にフレーク飼料はリンを溶出させやすいらしいし。
窒素に反応しやすい緑藻で悩むのとリンに反応しやすいと言われる黒ヒゲで悩むのなら黒ヒゲの方が問題は深刻になりやすいし。
鉄(キレート鉄)の決定的な重要性については、ますます注目されて言うまでもないわけですが、鉄が充分に含まれているはずのソイル環境で本当にそんなに添加する必要があるのかな??とは思ってます。と、言いながらメネデール使ってるんですけど。
まず分かりやすい鉄欠乏症状(成長点の黄化白化とか)見たことないし、鉄過剰はリンやカリの吸収阻害に繋がるし。
きっと腐植酸の供給源(ピートモス)とか充分に入ってれば、それで大丈夫なんじゃないかとか思ってます。…でも、なんとなくメネデール使うのだけど。ww
自然環境の中で鉄不足の環境の改善に実際に行われているのは、例えば、鉄と腐葉土を一緒に沈めるなんてことですよね。それでスゴイ成果を上げてたりするし。
ちなみにキレート鉄の自作の方法としては、使い古しのホッカイロの中身(鉄と炭素)とクエン酸と水で、簡単にできるってのはよく知られてますよね。めんどくさいからやらないけど。
あーそうだ。水中の窒素などを測るのにいちばん良い方法は、マツモを入れておく(レイアウト上邪魔なら適当などこか背の高い水草の裏にでも短く切ったマツモを置いておくとか)のが、試薬で測定したりするよりも確実だと思います。
マツモとかウキクサとかの根張りしない。完全に底床から切り離されて生活できる水草がそれだけやたらと元気に育つようならあきらかに水中の窒素が過剰。
そういう水槽では、今回書いたようなことは当てはまらないです。
窒素肥料添加なんてもってのほかで、水換えで排出しつつ、カリとか積極的に入れてバランス取らなきゃですね。
っていうか、もっとわかりやすく緑藻が多めなら、水中の窒素過剰ですね。
あーそれと、私としては指標となる水草としては、ハイグロフィラ・ポリスペルマも重要です。
こいつが、根のあたりに窒素系肥料を埋めたわけでもないのに、やたらと成長が速いとしたら、水中の窒素分過剰状態を疑います。
ちなみにミネラルが適切かどうかは、パールグラス系の状態を見ますね。
ところでこれはメネデールの効果以上に本当に「気がするだけ」なのだけど、
エクスタミン使ってしばらくすると、キューバとかの調子が少し良くなるような気がしてしょーがないんですよね。もちろん直接掛けちゃうと枯れちゃうんですけどね。かなり強い酸だから当然だけど。
でも、周辺で使って少しすると調子が良くなってるような...だって、成分が、マグネシウム、鉄、カルシウム他ですからね〜。
まーもしもそういう効果が本当にあったとしても肥料として使うには高すぎますけど。
でも、こういった「状態を読む」ってことについては、本当にまだまだ自信がない部分が多いです。
経験不足ですね。
施肥って、ほんと奥が深いよね。
植物の生理の基本や種別の要求の傾向とかはもちろん、化学もけっこう分かってないと、リクツが把握できなかったりする。(化学のお勉強なんてちゃんとやったことがないので理解するのに苦労します)
pH,硬度で肥料の効き方が変わってくるし。
CO2や換水も炭素やミネラルの供給っていう点では施肥と言えるし、
もちろん本当はさらにバクテリアや菌類やミクロサイズの動物も含めた生態系全体を理解すべきだし。硝化バクテリアは重要だけど、やっぱりごく一部でしかない。底床内に緩効性の肥料を仕込むということは、化学的なこともあるけど、バクテリアの分解、菌類のサポートなどによってちょっとずつ溶出してくるってことだったりもするので。
でも、リクツがわかれば良いかっていうと…いやほんと全然把握しきれないのだけど、もちろん実際にこの水槽でこのタイミングで何をどのくらい使えばいいかなんて答えは導き出しようがない。
ある程度分かるのは、アプローチの方向性を間違えないようにする…減らすべきを増やしちゃうとかを避けるのが精一杯。
結局は、経験的な勘がとてもとても重要で、そこで得られたものをどう解釈するかって点で大きな勘違いをしないようにリクツがあるだけだったりする。
まー、一生悩んでいられるよね。楽しみ無限。
とは言え、悩んでばかりもいられないわけで、常にヒントが欲しいからネット上をうろついたりするわけだけど、
そこで重要なのは、
ってことを忘れないでおくってことだと思う。
CO2添加なんて不自然じゃんって話もたまに見かけるし、私も最初はそう思ってましたけど、
いまじゃ「だからなに?もともと全部不自然じゃん」です。
特殊な環境なのだから、そこで生まれるノウハウもすべて特殊。
環境ごとにまったく異なってくる。
硝化サイクルばかり注目され、それがあまりに重要なもののように、そこさえ見てれば良いかのように言われちゃうのは、それが魚主体の水槽の時代に、ある程度リクツが通るように解明・技術的に確立させられたからでしか無くて、自然の構造がそんなに単純なハズはない。
それは大事だけど、ごく一部でしかない。
組み合わせるピースが増えれば複雑性はいっきに増す。
性質が全く違う環境で生まれたノウハウは、参考にはなってもそのまま適応したら大失敗する可能性も高い。
例えば、大磯なら、欧州の水質なら、大食漢の魚がいっぱい入っている水槽なら、水草が少なめの水槽なら… それも正しいかもしれないっていうノウハウが、まるでソイル使った水草たっぷりの水槽にも当然適応できるみたいに書いてあるのがあるでしょ?
そういうのは真に受けちゃダメだと思うよ。
常に自分の環境と良く比較しなきゃ。
比較できないなら、「そーいうこともあるかもね情報」にしかならない。
肥料とかのパッケージに書いてある使い方も同じ。
どんな環境を想定して書かれたものなのかが分からないと間違えてしまう。
きっと全部(少なくとも一部一面は)正しいのだよ。
でも、自分の水槽に適応できるとは限らない。
あー、もう2時間近く書いてる。こういうのは書きだすときりがないね。
ちょっと仕事の連絡来るまでたらたら書き連ねよう...
なんかしてないと寝ちゃいそうだし
って書き始めたのだけど。
でも、肥料について、誰かに「こうすべき!」なんて言えるほどの知識も経験もないです。
もちろん、必須元素それぞれがどう取り込まれて何に使われているかとかは、そこそこ調べてみたつもりだし、施肥のパターンも水槽関連だけじゃなくて園芸関連のものもけっこう見てみたつもり。水草ごとの栄養要求や取り方の特徴とかもね。
でも、それがそれほど直接、現実的なノウハウになるわけでもない。
いろいろ考えてみるネタになるってだけ。
だからこれは、施肥について、私は少なくとも今現在は、こういう考え方、こういう方針でやってますっていう、以前に書いてる管理方針の補足みたいなものにしかならないですね。
以下すべてあくまでも大前提として、
「ウチのような魚も少なめで高回転型の管理の場合では」
っていう但し書き付きで、他の管理方針のもとにある水槽ではまったく役に立たないどころか、表層的に受け取ったら大失敗に繋がる可能性が高いです。
さらに私自身が考え方をどんどん変えていってしまう可能性もあります。
この1年半くらいで随分と考え方変え続けてきましたから。...成長期なもので。w
なので、「お前が言ってるとおりにやってたら、このザマだ。どうしてくれるんだ!責任取れ!」って言われても一切責任取れませんから。自己責任でお願いします。...水槽環境は複雑系だから当然なのだけどね。
その上で、要点だけ並べると、
1.水草が活発に育てばコケはコントロール可能な範囲に抑えられる。
まず貧栄養にしようという考えが先にたっての肥料少なめというアプローチは逆効果なんじゃないのか?
2.一部の水草を除いて殆どのアクアリウムで使う水草は、根からの養分吸収が圧倒的に大きいはず。だから底床内が大事。
ついでに、液肥はあまりに難しい&管理の手間が掛かるので出来るだけ使わない。基本的には、遅効性・緩効性の底床肥料だけ使う。
3.窒素・リンは敵って感じで毛嫌いしちゃダメ。常に窒素不足を心配したほうが良いくらい。
って感じです。
ネット上とかには、「窒素やリンは、エサから供給される。だから、これらは常に過剰になる。カリウムは外から供給されない。だから極論すればカリウムだけやってればいい。」みたいな考え方が大勢を占めてたりしますよね。
それを間違っているとは言わないけど、少なくともウチには当てはまらない。
例えば、NO3の検出量なんて常に極微量ですよ。
…もちろん水換えしているってのもあるし、魚の数の少なさ・給餌量が少なめなのもあるけど、でも全然あげてないわけじゃない。冷凍アカムシとか冷凍ミジンコとかもけっこうあげてるしね。
最初から大量の水草を放り込んだ今の60水槽の立ち上げの時は、NO2測り続けてたけど検出できなかった。
それから、外部フィルターの中をいじって掃除するのと、ちょっと多めのトリミングだったら、トリミングの方が明らかに生体へのダメージが大きい。エビが死ぬとかは必ずトリミングの後。フィルターいじった後じゃない。
そんなこんなを考え合わせると、水草の多くがいちばん大好きなアンモニウムの時点で、水草がかなりの量を吸っちゃってるんじゃないのか?
だとしたら(だとしたら、外部フィルターは何のためにあるんだって話は置いておいて…もちろん重要で必要なのだけど、水草の量がある程度以上多いとろ過について役割分担している割合は大幅に少なくなる)、
本当に窒素は「過剰」なのか?ですよ。
次に、水草はそんなに言われているほど、葉から養分を吸収するのか?ってことだけど、
もちろん、液肥は明らかに効くし、さっきの水草が水中に溶け出すアンモニウム吸っちゃうっていうことも、根じゃなくて、葉からけっこう吸収しているっていう前提に立たなきゃおかしい訳だけど、
でも、そもそもアクアリウムで使っている水草の多くは、本来は抽水植物ですよ。「陸上」に生えているのが基本で、水中にも適応できるっていうヤツ。
ウキクサとか、浮遊性のとか、モスやシダは別にすれば、根からの吸収の方が遥かに重要なハズです。どれもあれだけの根張りをするのだからね。彼らの生息圏を想像してみればいい。
中でも特に、根張りがすごいサジタリアやブリクサやクリプトの系統とかは、根に施肥しないと…窒素分入れてやらないと、もう絶対に元気に育たないですよね。「そんなことない!」っていう人は、きっとそもそも養分豊富なソイルを使ってるハズです。
グロッソとかだってそうですよね。
つまり、「元気に育つ」ための基本は底床内にあって、元気に育っていれば、水中の養分もそれだけ吸うってことだと考えています。
...違うな。
そういう考え方に立ったアプローチのほうが、単純に水中の栄養分への依存を減らせる。=コケを抑制しやすい。
ってことですね。
例えば、液肥で水草を育てられないということではない。
そもそも液肥は、恐ろしく使いにくい。
添加した時点では、常に水中の養分は過剰にならざるを得ない。
それを出来るだけ避けようと思ったら、できるだけ小分けにして頻繁にあげなきゃならない。
その時に適切な量なんて、簡単には分かりようがないのに?
無理です。無理。
どうしてもっていう時に、緊急避難的に使う以外では考えられない。
それに液肥は、水質への影響が大きすぎる。液肥の殆どは当然カリウム主体だけど、ってことはつまり急にpHを上げてしまう。それ以前に急に浸透圧が変化してしまう。
そうするとまずエビやバクテリア等に影響が出やすい。
コケが出ないのじゃなくて、エビが食べれるくらいの・簡単に掃除できるくらいの緑藻がでているってことだし、水草があればバクテリアが必要ないと言うことではない。
そのどちらにも影響が大きい液肥なんて怖いじゃないですか。
そんなこんなを考えあわせたら、結論はひとつで、底床内にたっぷり養分を仕込んでおくべきなんですよ。
もちろん、嫌われがちな窒素分も。
それも、できるだけ水中への溶出がゆっくり進む形で。あるいは根が触れなきゃ出てこない形態のもので。つまり緩効性・遅効性のものをですね。
もちろん養分豊富なソイルを使うなら、最初は何も特に施肥は要らないのですけどね。…っていうか初期に表層部からいっきに大量に溶け出す栄養分を排出することを考えなきゃいけないくらいだけど。
養分豊富なソイルを使っている時に、水草がその養分を使っちゃわないうちは、施肥なんて要らないわけですけど、そうじゃない時は、ソイルの栄養が切れてきてからは、まず底床内に施肥すべきだと思うんです。
ならば、実際にどう施肥しているかですが、長くなりすぎちゃったんで、またそのうちに気が向いたら書いてみます。...結局のところ、かなり感覚的な判断でしかなくて意味がある書き方が出来るかどうかもどうかも自信ないし。
結局何を使ってるかっていう点では簡単で、私の場合は窒素やリンを含むバランス肥料としてアクアフローラ(おこし)メインで、あとはカリウム主体のものとしてイニシャルスティック、しか主に使わないのだけど、使い方ってあるじゃないですか。それを書くのはけっこう面倒な気がしてきたので。…それにだいたい私自身が確信をもって使えているわけでもないし。
それと後は、それでも足りないミネラルとかの微量元素供給が必要ならどうするのかですよね。もちろん前述の肥料にも微量元素は含まれているんだけど。
あと、最初の根張りって点では、リンもかなり重要なハズですね。
この点で、水草一番サンドに添加されている熔リン酸は素晴らしい。
水草の根が触れて根が出す酸で溶かし出さなきゃ水中に溶出しないのだから。水草が必要な分だけしか供給されない。
グロッソがランナーをソイルに沈ませるくらいの感じで伸びていくのは、こいつのおかげだと思ってます。
根張りが悪い状況で…嫌気化しやすい状況で、底床内が栄養だらけだったら、結果はサイアクですからね。
実際、水中に溶け出す栄養素として問題になるのは、実は窒素よりリンの方が大きいのじゃないかな?
構造的にフレーク飼料はリンを溶出させやすいらしいし。
窒素に反応しやすい緑藻で悩むのとリンに反応しやすいと言われる黒ヒゲで悩むのなら黒ヒゲの方が問題は深刻になりやすいし。
鉄(キレート鉄)の決定的な重要性については、ますます注目されて言うまでもないわけですが、鉄が充分に含まれているはずのソイル環境で本当にそんなに添加する必要があるのかな??とは思ってます。と、言いながらメネデール使ってるんですけど。
まず分かりやすい鉄欠乏症状(成長点の黄化白化とか)見たことないし、鉄過剰はリンやカリの吸収阻害に繋がるし。
きっと腐植酸の供給源(ピートモス)とか充分に入ってれば、それで大丈夫なんじゃないかとか思ってます。…でも、なんとなくメネデール使うのだけど。ww
自然環境の中で鉄不足の環境の改善に実際に行われているのは、例えば、鉄と腐葉土を一緒に沈めるなんてことですよね。それでスゴイ成果を上げてたりするし。
ちなみにキレート鉄の自作の方法としては、使い古しのホッカイロの中身(鉄と炭素)とクエン酸と水で、簡単にできるってのはよく知られてますよね。めんどくさいからやらないけど。
あーそうだ。水中の窒素などを測るのにいちばん良い方法は、マツモを入れておく(レイアウト上邪魔なら適当などこか背の高い水草の裏にでも短く切ったマツモを置いておくとか)のが、試薬で測定したりするよりも確実だと思います。
マツモとかウキクサとかの根張りしない。完全に底床から切り離されて生活できる水草がそれだけやたらと元気に育つようならあきらかに水中の窒素が過剰。
そういう水槽では、今回書いたようなことは当てはまらないです。
窒素肥料添加なんてもってのほかで、水換えで排出しつつ、カリとか積極的に入れてバランス取らなきゃですね。
っていうか、もっとわかりやすく緑藻が多めなら、水中の窒素過剰ですね。
あーそれと、私としては指標となる水草としては、ハイグロフィラ・ポリスペルマも重要です。
こいつが、根のあたりに窒素系肥料を埋めたわけでもないのに、やたらと成長が速いとしたら、水中の窒素分過剰状態を疑います。
ちなみにミネラルが適切かどうかは、パールグラス系の状態を見ますね。
ところでこれはメネデールの効果以上に本当に「気がするだけ」なのだけど、
エクスタミン使ってしばらくすると、キューバとかの調子が少し良くなるような気がしてしょーがないんですよね。もちろん直接掛けちゃうと枯れちゃうんですけどね。かなり強い酸だから当然だけど。
でも、周辺で使って少しすると調子が良くなってるような...だって、成分が、マグネシウム、鉄、カルシウム他ですからね〜。
まーもしもそういう効果が本当にあったとしても肥料として使うには高すぎますけど。
でも、こういった「状態を読む」ってことについては、本当にまだまだ自信がない部分が多いです。
経験不足ですね。
施肥って、ほんと奥が深いよね。
植物の生理の基本や種別の要求の傾向とかはもちろん、化学もけっこう分かってないと、リクツが把握できなかったりする。(化学のお勉強なんてちゃんとやったことがないので理解するのに苦労します)
pH,硬度で肥料の効き方が変わってくるし。
CO2や換水も炭素やミネラルの供給っていう点では施肥と言えるし、
もちろん本当はさらにバクテリアや菌類やミクロサイズの動物も含めた生態系全体を理解すべきだし。硝化バクテリアは重要だけど、やっぱりごく一部でしかない。底床内に緩効性の肥料を仕込むということは、化学的なこともあるけど、バクテリアの分解、菌類のサポートなどによってちょっとずつ溶出してくるってことだったりもするので。
でも、リクツがわかれば良いかっていうと…いやほんと全然把握しきれないのだけど、もちろん実際にこの水槽でこのタイミングで何をどのくらい使えばいいかなんて答えは導き出しようがない。
ある程度分かるのは、アプローチの方向性を間違えないようにする…減らすべきを増やしちゃうとかを避けるのが精一杯。
結局は、経験的な勘がとてもとても重要で、そこで得られたものをどう解釈するかって点で大きな勘違いをしないようにリクツがあるだけだったりする。
まー、一生悩んでいられるよね。楽しみ無限。
とは言え、悩んでばかりもいられないわけで、常にヒントが欲しいからネット上をうろついたりするわけだけど、
そこで重要なのは、
結局のところ、(当たり前だけど)自然環境を扱ってるんじゃないのだよね。自然のものを素材にして、極めて人工的な特殊な環境をつくっている。
それは、うちのみたいな植物の割合がやたらと多いものも動物の割合がやたらと大きいベアタンク水槽も同じ。
ってことを忘れないでおくってことだと思う。
CO2添加なんて不自然じゃんって話もたまに見かけるし、私も最初はそう思ってましたけど、
いまじゃ「だからなに?もともと全部不自然じゃん」です。
特殊な環境なのだから、そこで生まれるノウハウもすべて特殊。
環境ごとにまったく異なってくる。
硝化サイクルばかり注目され、それがあまりに重要なもののように、そこさえ見てれば良いかのように言われちゃうのは、それが魚主体の水槽の時代に、ある程度リクツが通るように解明・技術的に確立させられたからでしか無くて、自然の構造がそんなに単純なハズはない。
それは大事だけど、ごく一部でしかない。
組み合わせるピースが増えれば複雑性はいっきに増す。
性質が全く違う環境で生まれたノウハウは、参考にはなってもそのまま適応したら大失敗する可能性も高い。
例えば、大磯なら、欧州の水質なら、大食漢の魚がいっぱい入っている水槽なら、水草が少なめの水槽なら… それも正しいかもしれないっていうノウハウが、まるでソイル使った水草たっぷりの水槽にも当然適応できるみたいに書いてあるのがあるでしょ?
そういうのは真に受けちゃダメだと思うよ。
常に自分の環境と良く比較しなきゃ。
比較できないなら、「そーいうこともあるかもね情報」にしかならない。
肥料とかのパッケージに書いてある使い方も同じ。
どんな環境を想定して書かれたものなのかが分からないと間違えてしまう。
きっと全部(少なくとも一部一面は)正しいのだよ。
でも、自分の水槽に適応できるとは限らない。
あー、もう2時間近く書いてる。こういうのは書きだすときりがないね。
ちょっと仕事の連絡来るまでたらたら書き連ねよう...
なんかしてないと寝ちゃいそうだし
って書き始めたのだけど。
2013年3月21日木曜日
ウォーターローンのその後3
60に入れてあって、「絶滅寸前」とかレポートしてたウォーターローンが急に増殖を始めました。
「もう、どっちなんだよ!調子良さそうって言ったり、ダメだって言ったり…」って怒られちゃいそうだけど、事実だからな〜。
40の方は最初から調子良かったけど、結局、60は1ヵ月半かかってやっとスイッチが入ったってことですかね。
…まーまだ分らないですけど。
もとが本当に「絶滅寸前」だったので、増えてきたって言ってもチョビっとなので。
でも、もともと入れてあって、ほとんど消えかかってたところの各所で急に新芽が・ランナーが出始めてるんですよ!
昨日見た時は、そんなの見つからなかったのに。
まー、ぬか喜びからしれないけど。
週末にでも、水質とかいろいろ測定してみよう。
「もう、どっちなんだよ!調子良さそうって言ったり、ダメだって言ったり…」って怒られちゃいそうだけど、事実だからな〜。
40の方は最初から調子良かったけど、結局、60は1ヵ月半かかってやっとスイッチが入ったってことですかね。
…まーまだ分らないですけど。
もとが本当に「絶滅寸前」だったので、増えてきたって言ってもチョビっとなので。
でも、もともと入れてあって、ほとんど消えかかってたところの各所で急に新芽が・ランナーが出始めてるんですよ!
昨日見た時は、そんなの見つからなかったのに。
まー、ぬか喜びからしれないけど。
週末にでも、水質とかいろいろ測定してみよう。
緑藻が出てきた
稚魚が増えて、エサの投入量が増えたせいだと思うけど、
ほぼ完全にコケと無縁だった40cmロータス水槽でも緑藻が出てきちゃいました。
柔らかいヤツですね。
毎日、定規でそぎ落としても、次の日にはうっすら付いてるのが分かるくらい。
まー、稚魚が喜んで食べるから良いのだけど。
稚魚用のエサは、既存のフレークタイプのとかをすり潰したのをあげているのだけど、
これがまたとびきりいろいろ溶出しやすいのだよね。水を高栄養にしやすい。
ブラインとかあげれば良いのだろうけど、めんどくさいからね〜。
これ、エサの投入量増加に合わせて、
カリ入れよう、照明も、CO2も...水草の生育促進しなきゃ...
ってやり始めると、いずれは60と同じ高回転型になってちゃうんですよね。
そうなると、結局、先回りで水草育てなきゃならなくなるから、
むしろ積極的に高栄養、高光量・CO2、高成長させやすい水草中心、頻繁にトリミングで排出...っていう、流れに引き込まれて行っちゃう。
高回転型を2つ維持するのはイヤだな〜。
崩壊はもっとイヤだけど。
当面、様子を見る、換水量多めでしのぐってことで。
バクテリアの増加や今の水草の成長でなんとかバランスするかもしれないし。
ほぼ完全にコケと無縁だった40cmロータス水槽でも緑藻が出てきちゃいました。
柔らかいヤツですね。
毎日、定規でそぎ落としても、次の日にはうっすら付いてるのが分かるくらい。
まー、稚魚が喜んで食べるから良いのだけど。
稚魚用のエサは、既存のフレークタイプのとかをすり潰したのをあげているのだけど、
これがまたとびきりいろいろ溶出しやすいのだよね。水を高栄養にしやすい。
ブラインとかあげれば良いのだろうけど、めんどくさいからね〜。
これ、エサの投入量増加に合わせて、
カリ入れよう、照明も、CO2も...水草の生育促進しなきゃ...
ってやり始めると、いずれは60と同じ高回転型になってちゃうんですよね。
そうなると、結局、先回りで水草育てなきゃならなくなるから、
むしろ積極的に高栄養、高光量・CO2、高成長させやすい水草中心、頻繁にトリミングで排出...っていう、流れに引き込まれて行っちゃう。
高回転型を2つ維持するのはイヤだな〜。
崩壊はもっとイヤだけど。
当面、様子を見る、換水量多めでしのぐってことで。
バクテリアの増加や今の水草の成長でなんとかバランスするかもしれないし。
2013年3月20日水曜日
CO2の添加システム
これについては、ほんと他のところで書いてあるようなことばっかりですかね。いちおうウチのシステムについてメモっておきます。
別にこれについては特別な考え方とかってのは無いです。
60cmタンクの方が、
小型ボンベ→ レギュレーター(可変)→ 耐圧チューブ(6mm)→ 電磁弁→ 耐圧チューブ(6mm)→
Y字分岐 → 低速制御型スピコン→ 耐圧チューブ(6mm)→ カウンター → 外部フィルター給水パイプ直接添加
40cmタンクの方が、
Y字分岐まで60と共通で、その後
→ 低速制御型スピコン → 耐圧チューブ(6mm) → カウンター → 耐圧チューブ(3mm) → 外部フィルター給水パイプ直接添加
って感じです。
ちなみにもちろん、逆止弁や6mm/3mm変換ジョイントなども必要に応じて幾つか入ってますが、あまりに長くなっちゃうので省いてます。
特にあげるなら、
●3mm耐圧チューブの使用
●低速制御型スピコンの使用
●バブルが大きいタイプのカウンターの使用
●給水パイプ直接添加(強制添加)
のところですかね。
「3mm耐圧チューブ」。これはオススメです。
ボンベから40cmタンクまでかなり距離がある(約70cmくらい)ので、フツーのエアチューブなんて使うと、コントローラー調整してもめちゃくちゃ反応が鈍くて、とても調整できないんですよ。
でも、3mm耐圧チューブにすると解決。レスポンスが良くなります。
タイマーで電磁弁開いてから添加が始まるまでのタイムラグもかなり少なくできます。
それにだいたい6mmの耐圧チューブは硬くて取り回しもすごく悪いし。
...3mmチューブだと柔らかくて取り回ししやすいって意味じゃないですよ。6mmに比べれば遥かに融通が効くっていうだけです。
これはチャームで売ってます。
6mm/3mmの変換ジョイントとかも。
もっと前から3mm規格のパーツがいろいろ売ってたら、全部そうしてましたよ。
今は電磁弁とかも含めてほとんど3mm規格で揃えられるんですよね。
写真だと上段のカウンターの右側から出ている青くて細いラインが3mmチューブですね。
次に低速制御型スピードコントローラ…ですけど、これ無しに添加量を微調整していたら発狂しますね。
これはグリーンズで購入。
ちなみに写真は、整理できてないキタナイ舞台裏って感じでアップしようかどうか迷ったんだけど、まー記録ということで載せておきました。
写真を見ると、余計なスピコンとかも付いているのがわかると思います。これ、耐圧チューブを短くしすぎて抜けなくなっちゃったんですよ。チェックしても漏れは無さそうなので、そのまま余計なものをつけっぱなしってわけです。(本当はこの手の機材は絶対に少しも漏れがないなんてあり得ないのですど。まー面倒だし、実勢に問題なしだから目をつぶるってことです)
もうね、いろんなところで書かれてますけど、低速制御型以外のスピコンなんて買うだけ無駄です。なんの調整も出来ないです。身を持って知りました。
最初から、信用できる低速制御型を買いましょう。
バブルが大きいタイプのカウンターですけど、これは具体的には、ライフホールディングの「2in1 CO2バブルカウンター」ですね。
一泡が大きいほうが(よくあるのの3倍くらい)、添加量を多くした時でもカウントしやすいでしょ?
あとこれ、中の水を替えるのも簡単だし、チューブのコネクタのところにロックナット付いてるし。逆止弁機能もついてるし。
直接添加(強制添加)は、CO2マスターアドバンスです。
水槽内で泡出すCO2ストーン使ったのより3倍くらいは添加効率が良いと思いますよ。
CO2はほぼ100%飼育水に溶けていると思います。
3倍添加効率が良いとしたら、ボンベの持ちが3倍ですよ!
しかも頻繁にメンテしなくていいし。
いや、もっともっと大事なことを忘れてた。CO2ストーン使ったディフューザーだと、水槽内にCO2濃度のムラが大きくなるはずなんです。
つまり、濃すぎてキケンなところと全然CO2が行っていないところができやすい。直接添加の方が水流と一体で水槽内に広がっていくので、ムラは少なくなるはずです。水草育成って点じゃこの点がいちばん大事ですね。
だから、よほどCO2の泡が漂うのを見たいっていう人以外は、やるしかないでしょー。
CO2の泡見るより水草の気泡の方が遥かに良いけどね。
それと給水パイプから濾過槽にCO2入れちゃうのはどうかっていう人も居ますけど、飼育水はどんどん循環しているわけじゃないですか?どこで入れても同じだと思うけどね〜。
少なくともうちで問題を感じたことはないですね〜。
うちの場合、CO2の添加量の調整は...今更調整なんて滅多にしないのですけど、最初からやるとしたら、
1.低速制御型スピコン開放状態に
2.レギュレーターのコントローラーで、ちょっと多めに泡が出るくらい...ポコポコポコって連続して出るくらいに調整。
3.低速制御型スピコンを徐々に絞りながら、60と40のバランスを取る。
4.数分置いて、添加量が安定してから、もうちょっと調整。
↑これが長い6mmチューブ使ってると、30分置いて...とかになっちゃって、たまらんのですよ。
そんな感じです。
ちなみにボンベは、チャームで10本セットが大安売りの時にすかさず買っておいてストックですね。…主婦がトレペ大安売りを逃さないみたいな感じ?
別にこれについては特別な考え方とかってのは無いです。
60cmタンクの方が、
小型ボンベ→ レギュレーター(可変)→ 耐圧チューブ(6mm)→ 電磁弁→ 耐圧チューブ(6mm)→
Y字分岐 → 低速制御型スピコン→ 耐圧チューブ(6mm)→ カウンター → 外部フィルター給水パイプ直接添加
40cmタンクの方が、
Y字分岐まで60と共通で、その後
→ 低速制御型スピコン → 耐圧チューブ(6mm) → カウンター → 耐圧チューブ(3mm) → 外部フィルター給水パイプ直接添加
って感じです。
ちなみにもちろん、逆止弁や6mm/3mm変換ジョイントなども必要に応じて幾つか入ってますが、あまりに長くなっちゃうので省いてます。
特にあげるなら、
●3mm耐圧チューブの使用
●低速制御型スピコンの使用
●バブルが大きいタイプのカウンターの使用
●給水パイプ直接添加(強制添加)
のところですかね。
「3mm耐圧チューブ」。これはオススメです。
ボンベから40cmタンクまでかなり距離がある(約70cmくらい)ので、フツーのエアチューブなんて使うと、コントローラー調整してもめちゃくちゃ反応が鈍くて、とても調整できないんですよ。
でも、3mm耐圧チューブにすると解決。レスポンスが良くなります。
タイマーで電磁弁開いてから添加が始まるまでのタイムラグもかなり少なくできます。
それにだいたい6mmの耐圧チューブは硬くて取り回しもすごく悪いし。
...3mmチューブだと柔らかくて取り回ししやすいって意味じゃないですよ。6mmに比べれば遥かに融通が効くっていうだけです。
これはチャームで売ってます。
6mm/3mmの変換ジョイントとかも。
もっと前から3mm規格のパーツがいろいろ売ってたら、全部そうしてましたよ。
今は電磁弁とかも含めてほとんど3mm規格で揃えられるんですよね。
写真だと上段のカウンターの右側から出ている青くて細いラインが3mmチューブですね。
次に低速制御型スピードコントローラ…ですけど、これ無しに添加量を微調整していたら発狂しますね。
これはグリーンズで購入。
ちなみに写真は、整理できてないキタナイ舞台裏って感じでアップしようかどうか迷ったんだけど、まー記録ということで載せておきました。
写真を見ると、余計なスピコンとかも付いているのがわかると思います。これ、耐圧チューブを短くしすぎて抜けなくなっちゃったんですよ。チェックしても漏れは無さそうなので、そのまま余計なものをつけっぱなしってわけです。(本当はこの手の機材は絶対に少しも漏れがないなんてあり得ないのですど。まー面倒だし、実勢に問題なしだから目をつぶるってことです)
もうね、いろんなところで書かれてますけど、低速制御型以外のスピコンなんて買うだけ無駄です。なんの調整も出来ないです。身を持って知りました。
最初から、信用できる低速制御型を買いましょう。
バブルが大きいタイプのカウンターですけど、これは具体的には、ライフホールディングの「2in1 CO2バブルカウンター」ですね。
一泡が大きいほうが(よくあるのの3倍くらい)、添加量を多くした時でもカウントしやすいでしょ?
あとこれ、中の水を替えるのも簡単だし、チューブのコネクタのところにロックナット付いてるし。逆止弁機能もついてるし。
直接添加(強制添加)は、CO2マスターアドバンスです。
水槽内で泡出すCO2ストーン使ったのより3倍くらいは添加効率が良いと思いますよ。
CO2はほぼ100%飼育水に溶けていると思います。
3倍添加効率が良いとしたら、ボンベの持ちが3倍ですよ!
しかも頻繁にメンテしなくていいし。
いや、もっともっと大事なことを忘れてた。CO2ストーン使ったディフューザーだと、水槽内にCO2濃度のムラが大きくなるはずなんです。
つまり、濃すぎてキケンなところと全然CO2が行っていないところができやすい。直接添加の方が水流と一体で水槽内に広がっていくので、ムラは少なくなるはずです。水草育成って点じゃこの点がいちばん大事ですね。
だから、よほどCO2の泡が漂うのを見たいっていう人以外は、やるしかないでしょー。
CO2の泡見るより水草の気泡の方が遥かに良いけどね。
それと給水パイプから濾過槽にCO2入れちゃうのはどうかっていう人も居ますけど、飼育水はどんどん循環しているわけじゃないですか?どこで入れても同じだと思うけどね〜。
少なくともうちで問題を感じたことはないですね〜。
うちの場合、CO2の添加量の調整は...今更調整なんて滅多にしないのですけど、最初からやるとしたら、
1.低速制御型スピコン開放状態に
2.レギュレーターのコントローラーで、ちょっと多めに泡が出るくらい...ポコポコポコって連続して出るくらいに調整。
3.低速制御型スピコンを徐々に絞りながら、60と40のバランスを取る。
4.数分置いて、添加量が安定してから、もうちょっと調整。
↑これが長い6mmチューブ使ってると、30分置いて...とかになっちゃって、たまらんのですよ。
そんな感じです。
ちなみにボンベは、チャームで10本セットが大安売りの時にすかさず買っておいてストックですね。…主婦がトレペ大安売りを逃さないみたいな感じ?
水槽台
なんだか「水槽台」で検索してくる人がけっこう居るので、
同じような悩み...「ちょうどいい水槽台ってないよな〜」って思ってるのかも…
ってことで、
うちの半自作、キャビネットもどきについて、もう一度説明しておきます。(ほとんど前に書いたことの繰り返しだけど)
今まで写真載せてなかったし。
●水槽用じゃないキャビネットは綺麗なデザインのがいろいろあるけど、使いにくいし、そもそも耐荷重面で心配。
●既成のキャビネット型は、後ろしか開いてなくて排熱考えたらクーラーを中に入れるとか出来ない。
さらに、横とかに穴が開いているタイプも、パイプを通す自由度が低くて、取り付け・メンテナンスに不自由しそう。
後ろしか開いてないなら尚更。
●なら、スチールとか枠組みだけの台でいいじゃんとも思うけど、
オールガラス水槽をスチールの台に置くのはヤバ過ぎる。水槽が割れる事故の殆どは、オールガラス水槽とスチール台の組み合わせ。
それにそもそも、フィルターとかが見えている状態でリビングに置くのは家族とかがイヤがる。
ってことで、もう作るしかないなと。
でも、本気で作るのは面倒くさい。
なら、なんか良い方法ないかなって行き着いたのがこれです。
構造は、
●土台は、既成のスチールで出来た水槽用の台。具体的には、ニッソーの600 NCS-030。水槽用だから耐荷重は問題なし。
●その上に、適当なサイズにカットしてもらった化粧板を置く。
...テープで軽く止めただけ。どうせ水槽置いたら動かなくなるから。
化粧板は、防水性能と耐圧性能をちゃんと見てネット上で選んだんだけど、具体的にどういうスペックにしたのかは忘れちゃいました。高圧メラミン化粧板とかなら問題無いと思います。
ちなみにカットサイズですが、左右はスチール台とピッタリ同じですが、前後はけっこう余裕取ってます。
特に前は。なぜなら、水槽サイズピッタリはカッコイイかもしれないけど、普段使うハサミとかピンセットとか置くところが欲しいじゃないですか。それだけです。
●化粧板で出来たテーブル面の上には、ホームセンターで売っている5mm厚のウレタンシートを敷いて、その上に水槽を載せる。これで水槽の重さが分散するので、どこかに力が集中してパリン!ってのを避けられるわけですね。
●手前にドアになる化粧板を置いて、左側2箇所に簡単なヒンジをつけます。このドアは必要があれば…夏場とか出来るだけ通気させたい時は簡単に外せるようになってます。
●スチール台の下のところにも化粧板を入れて、モノを置きやすく。
この板が前面に出てきていて、ドアと面合わせさせていないのは、ごく簡単に支えているだけのドアを支えるという意味があります。これがあることで、ドアを開けて適当なところで止めてもヒンジに掛かる負荷が最小限に抑えられます。
また、中からフィルターなどを手前に引き出して作業しやすくなるというメリットもあります。
デザイン的には、うちのリビングは、ちょうど、ここまでの出っ張りがある背の低いキャビネットが並んでいるので、テーブル面の出っ張りと下の板の出っ張りが丁度他のキャビネットの出っ張りと合うことで、ある程度一体感を維持できるということもあります。
●テーブル面からドア上端に向かってナナメについている板は、表面に白い化粧紙張ったスチレンボードを軽くテープで止めているだけ。
見た目の問題と、これで前面を塞ぐだけで、まったく無音と呼べるほどになるので。もともとエーハイムのフィルターは静音性能高いけど、それでも真夜中とかには微かにモーター音がしてたのだけど、これを付けるだけで余程その気になって聞こうとしなければ聞こえないくらいになりました。
ちなみにサイドに無理やり回り込めば音は聞こえますけどね。サイド開いちゃってるから。
でも、室内レイアウト上、そっちから眺める・そっちに居続けることはないので大丈夫。
●テーブル面を後ろも余裕を取ったのは、ここにさらに水槽の後ろに置くボードを置きたかったから。
水槽の後ろにいろいろ貼りつけたりネジ打ったりライトの配線したりしたかったのだけど、うちは壁がコンクリートだからやりにくいので。
●スチール台の足は、あまりにビンボー臭いオフィス家具みたいなシルバーグレーで嫌だったので、幅広の木口テープ(プラ製のいろいろなものが売ってます)を上から張って色合せ。
●つまり、一見キャビネット風だけど、後ろもサイドも丸開き状態。
●右側にちょこっと貼り付けてあるのは、通電ランプ内蔵スイッチ付きの電源タップです。フィルターを止める、ヒーターを止める...ってのが簡単にできるわけですね。
外に出してしまうのが嫌なら、内側の水槽台の柱に貼り付ければ良いだけ。
私は操作のしやすさ、通電状況の確認を優先して、外につけてますけど。
ものすごく簡単でしょ?
当然、バラすのも簡単。
うちの子の都合で今のマンションに引っ越してきているんですけど、あと4年くらいでまた引越しするつもりなので、バラせる・引越し先に合わせていろいろ簡単に構造を見直せる・要らないものは簡単に捨てられるってのは大事です。
もうちょっとちゃんとやれば、もっとずっと綺麗につくれると思いますよ。私は極めていい加減にやってますが。
化粧板の色選び次第じゃ、黒とか赤とか木目とか…まー好きな色にできるのもいいですよね。
サイドが開いているのがどうしても気になる人は、ホームセンターに行くと綺麗なプラ製とかステンレス製とかの網状とかになった板とか売ってるので、そういうのをつければ通気性を確保しつつ中を隠せますね。
ウチも夏場に前面ドアを取っ払って、あまりに嫌がられるようなら、ドアをこういう通気性を確保できるものに替えようと思ってます。
...「クーラー動かさないと魚が死ぬから!!クーラー動かすには前が開いてないとダメだから!!」って強弁すれば、きっとそんなことしなくても了解取れるとは思ってますけど。
全部合わせて(木材のカット工賃とか、木口テープとか、配送料とかそんなのまで入れて)7千円ちょっとくらいだったはず。
そんななら、チャームとかでもっとずっとちゃんとしたキャビネット買えるよ!
って言われちゃいそうだけど、やっぱり自分にとって使いやすいのが一番ですから。
2013年3月19日火曜日
排水口はなんで上なのか?
前の記事の40水槽の写真を見て、「あれ?」って思った人もいるかもしれない。
オーバーフローパイプが水面より遥かに上に付いているから。
これ写真だと分かりにくいかもしれないけど、オーバーフローパイプの先にL字のジョイント付けて、その先に下向きのパイプを付けて、ほとんど底面近くでまたL字付けて、最後は拡散吐出口で、底面を這うように水が広がるようになっている。
…もっと以前の水草が茂る前の写真だとわかりやすく写ってるのがあるかも。
これ、最初のきっかけは40を置いているキャビネットが、水槽用のじゃなくてイケアのいい加減な出来のキャビネットなので、満水35リットルだとヤバイので、水面を思いっきり下げて20リットルくらいにセーブしたかったから。
でも、どーせなら、前々から思っていた底面近くの水を出来るだけ動かすってことにしたかったので、底近くまでパイプを延長したってわけ。
なぜ水槽への水の供給口は、水面近くに置くようなデザインになってるんだろうね?
きっと、以前の水槽は魚中心に考えられていたから、水面近くの水を出来るだけ動かすことで、酸素供給を図るって意図もあったのだろう。
それから、現実問題、下からの水流だと、レイアウトによってはかえって水が上手く回らないことも多くなるだろうし。
そもそも扱いにくいよね。
まー当然か。
でも、逆にレイアウトによっては上からだと上手く底面に水が回らないってこともあるのじゃないだろうか?
水草水槽だと、水草が活発に活動できる環境さえ整えていれば(クーラー無しの夏場とかはともかく)、全体としての酸欠は考えにくい。
むしろ、水が底面に回らないことで、一時的に低酸素水域を底面近くにつくってしまう可能性の方が大きいはず。
海水水槽とかだと、深刻な問題になりますよね。これ。
夜、酸素消費がピークになった時に、魚も寝てて動かないから底面近くにほとんど完全な止水域が出来て、エアレしてても底面近くで寝てた魚が死んじゃったり。だから、わざわざ補助で底面近くの水流つくったりなんかしてるみたいだし。
淡水魚は、海水魚と違って酸素濃度に敏感だから、低酸素水域にとどまったまま寝てて弱っちゃうなんてことはないから、問題にはならないけど。
でも、底面に付いているバクテリアや微生物には大問題。
そもそも底面に水が回らないのは、水草の生育って点で大問題。
底面フィルターはメンテナンスとか考えて現実問題として使いたいとは決して思わないのだけど、この点で…底面の水を確実に動かすという点で、圧倒的に優れている。(さらに底床内の水を動かすし!)
ってことで、レイアウトにもよるけど底面近くから水を出すってことも検討してみても良いのではないでしょうか?
っていう提案。
ちなみに60の方は、エーハイムのフレキシブル排水口をオーバーフローパイプの先に付けて、強い水流をいっきに底面近くに落としこむように、前景中央部に吹きつけて、そこから左右全体に水が回るようになっています。
強い水流が当たるから、どうしてもそこに…古いグロッソの葉とかに黒ヒゲさんが出やすくなるのだけどね。
でも、黒ヒゲも出やすくなるけど、前景草の成長も良いですよ。水流がちゃんとあると。
しかしアレですね。書いてみて思ったけど、どっちが給水口でどっちが排水口?
まーこれはフィルターの部品であってフィルターあってのものなのだから、フィルター中心に考えるべき、フィルターのメーカーはなんて言ってるの?って見てみたら、
やっぱり、水槽への水の供給口が、排水口なんですね。そりゃそうか。
水槽から見れば、逆だけど。
--
ちょっと追記。
なぜ、40の方も、水面直下まで排水口の位置を下げただけで、60のようにフレキシブル排水口で水をナナメに落とすってことをしなかったのか?
というと、
60は泳ぎが得意な魚ばかりだけど、40の方はグッピーとか、むしろ水流苦手っていう魚ばっかりなので。だから最後のところを拡散吐出口にしたかったんですよね。
その上で底面を水が這うようにするには、底までパイプを持っていかなきゃならなかったと。
そういう訳です。
オーバーフローパイプが水面より遥かに上に付いているから。
これ写真だと分かりにくいかもしれないけど、オーバーフローパイプの先にL字のジョイント付けて、その先に下向きのパイプを付けて、ほとんど底面近くでまたL字付けて、最後は拡散吐出口で、底面を這うように水が広がるようになっている。
…もっと以前の水草が茂る前の写真だとわかりやすく写ってるのがあるかも。
これ、最初のきっかけは40を置いているキャビネットが、水槽用のじゃなくてイケアのいい加減な出来のキャビネットなので、満水35リットルだとヤバイので、水面を思いっきり下げて20リットルくらいにセーブしたかったから。
でも、どーせなら、前々から思っていた底面近くの水を出来るだけ動かすってことにしたかったので、底近くまでパイプを延長したってわけ。
なぜ水槽への水の供給口は、水面近くに置くようなデザインになってるんだろうね?
きっと、以前の水槽は魚中心に考えられていたから、水面近くの水を出来るだけ動かすことで、酸素供給を図るって意図もあったのだろう。
それから、現実問題、下からの水流だと、レイアウトによってはかえって水が上手く回らないことも多くなるだろうし。
そもそも扱いにくいよね。
まー当然か。
でも、逆にレイアウトによっては上からだと上手く底面に水が回らないってこともあるのじゃないだろうか?
水草水槽だと、水草が活発に活動できる環境さえ整えていれば(クーラー無しの夏場とかはともかく)、全体としての酸欠は考えにくい。
むしろ、水が底面に回らないことで、一時的に低酸素水域を底面近くにつくってしまう可能性の方が大きいはず。
海水水槽とかだと、深刻な問題になりますよね。これ。
夜、酸素消費がピークになった時に、魚も寝てて動かないから底面近くにほとんど完全な止水域が出来て、エアレしてても底面近くで寝てた魚が死んじゃったり。だから、わざわざ補助で底面近くの水流つくったりなんかしてるみたいだし。
淡水魚は、海水魚と違って酸素濃度に敏感だから、低酸素水域にとどまったまま寝てて弱っちゃうなんてことはないから、問題にはならないけど。
でも、底面に付いているバクテリアや微生物には大問題。
そもそも底面に水が回らないのは、水草の生育って点で大問題。
底面フィルターはメンテナンスとか考えて現実問題として使いたいとは決して思わないのだけど、この点で…底面の水を確実に動かすという点で、圧倒的に優れている。(さらに底床内の水を動かすし!)
ってことで、レイアウトにもよるけど底面近くから水を出すってことも検討してみても良いのではないでしょうか?
っていう提案。
ちなみに60の方は、エーハイムのフレキシブル排水口をオーバーフローパイプの先に付けて、強い水流をいっきに底面近くに落としこむように、前景中央部に吹きつけて、そこから左右全体に水が回るようになっています。
強い水流が当たるから、どうしてもそこに…古いグロッソの葉とかに黒ヒゲさんが出やすくなるのだけどね。
でも、黒ヒゲも出やすくなるけど、前景草の成長も良いですよ。水流がちゃんとあると。
しかしアレですね。書いてみて思ったけど、どっちが給水口でどっちが排水口?
まーこれはフィルターの部品であってフィルターあってのものなのだから、フィルター中心に考えるべき、フィルターのメーカーはなんて言ってるの?って見てみたら、
やっぱり、水槽への水の供給口が、排水口なんですね。そりゃそうか。
水槽から見れば、逆だけど。
--
ちょっと追記。
なぜ、40の方も、水面直下まで排水口の位置を下げただけで、60のようにフレキシブル排水口で水をナナメに落とすってことをしなかったのか?
というと、
60は泳ぎが得意な魚ばかりだけど、40の方はグッピーとか、むしろ水流苦手っていう魚ばっかりなので。だから最後のところを拡散吐出口にしたかったんですよね。
その上で底面を水が這うようにするには、底までパイプを持っていかなきゃならなかったと。
そういう訳です。
40 1ヶ月目
2013年3月18日月曜日
60の前景
そういえば、前景写真をほとんど載せたことがなかったなと思って。
ブログ始めた当初には立ち上げ後の前景全体の1ヵ月推移写真は載せたけど。
基本的に、グロッソとキューバの混植です。
場所によっては、ヘアーグラスがかなり混じっていたり(写真のあたりにはちょっとしか写ってないけどもっと右のほうとかは密度濃いです)、ニューパールやテネルスはそこら中から出てきますし、植えた覚えのない…トリミングで散らばった破片が定着したモス類もかなり出てきます。
後景との際には、オークロや国産チドメグサとかも進出してきます。
さらにウォーターローンも混ぜたかったんですが、何度も書いているようにこっちでは絶滅寸前ですね。いったん40で増やして、またそのうちにいろいろ見直す時にでもチャレンジします。
コンセプトは…「子供のドリンクバー遊び?」いろいろ混ぜちゃって。
マジに言えば、「推移を楽しむ」です。
どんな水槽でもそうだろうけど、ソイルは特に初期、中期、後期で水質や底床の状態が変わっていくので、当然、それに合った水草も変わっていきます。
ある程度見た目は好みで管理しつつも、その時その時で優勢になる水草が変わってきて、何かが衰退してきた分を埋めてくれると良いな…っていう考え方ですね。
ソイルがpHや硬度の低さを維持できなくなってくれば、キューバとかがもう少し元気になるだろうし、底床が詰まってくれば、ヘアーグラスとかがもう少し比較的優位になるだろうし…。
だいたい単植の景色って、誰かに見せるためにつくるなら、インパクト出しやすいから良いだろうけど、私自身が水槽の前にじっと座って観察するには、ツマラナイんですよね。
いろいろなせめぎ合いが見えたほうが、ちょっとずつ景色が変わっていくほうが面白いじゃないですか。
もう本当に前景もトリミングしなきゃな…。
ニューパール、テネルス、ヘアーグラス、オークロ…なんかは頻繁にバンバン切ってるんですけどね。グロッソとキューバ切らなきゃ。
でも、2週間くらいは悲しい景色を見なきゃならないと思うと、どうしても躊躇、先送りし続けちゃう。
あとで後悔するのだけど。
でも、前景に厚みがあるのっていいですよね。
触るとなんとも言えない感じでフワフワしてて、癒されまくります。たまらんです。気持よくて。
この感覚ばっかりは写真じゃ伝わらない。
2013年3月17日日曜日
夜の魚
昨晩は、5時くらいに寝たのだけど、7時くらいに家族が「寝坊した!遅刻しちゃう〜」とか言ってあまりに騒がしくて起こされてしまった。
で、まだライトがついていない、カーテンを通して入ってくる外の日差しの反射光だけの水槽の中を覗いたら…感じとしては水槽内マズメ時って感じ...
ハナビたちが、今まで見たことがないほど元気に動いていて、ビックリ。
群れで凄まじい瞬発力であちこち動き回っている。
昼間はそれほど群れないのに。
まだ、ラミーノーズとか寝ちゃってるくらいの時間なのに。
...毎日そうなのかどうかは知りません。
魚によってこのあたりかなり違いますよね。
もちろん自然の中ではどうなのかってのとは違う可能性が高いし、水槽の中の組み合わせでも違ってくるんだろうけど。
うちのラミーノーズはさっさと寝て、最後まで寝てる。
しかも、寝る時に、水草に寄りかかって体を支えてるなんてのはよく見かけるし、下手すると水流でひっくり返ってて、死んでるんじゃないかって勘違いするくらいリラックスしている。いちばんズボラな感じ。
逆に、夜中にちょっとでも部屋のライトがつくと、まっさきに起きるのが、プリステラ。寝ている時も水流がちょっとはあるようなところで、シャキっとした姿勢のまま寝てるし。グローライトとかもこれに近い。
ネオン、グリーンネオン、グリーンファイアーとかは中間の感じ?
寝ている間も割とシャキっとしているけど、部屋のライトがついただけで即座に起きるみたいなことはない。
ベックホルディは、姿勢は維持しているけど割とボケっと水流が特に弱いところにいる感じ。
ベックホルディと言えば、夜はまったく別の魚って思えるくらい色・模様が変わっちゃうけど、他の魚も多かれ少なかれ色が変わりますよね。
だいたい夜になると色素胞の色素で出てる色は薄くなって、構造色のところはあまり変わらない。ネオンだと、赤とかが消えて、青だけ残ってるとか。
プラティとかグッピーとかは、割と水流がない、底の方に居ることも多い。メダカは夜も表層に居ることが多いけど。
こういう時間帯ごとの変化の観察も面白いですよね。
ハナビは、自然界の中でどうかは知らないけど、他に自分より大きい魚ばっかりだから、他の連中が活発に動かないマズメ時に動くのかな?それともそもそもマズメ時に動く習性があるのか?
なんにせよ、マズメ時にエサをやったほうが本当は良いのだろうね。
釣りをしている人なら、ほとんどの魚がいちばん活性があがるのがマズメ時ってのは同意してくれるはず。
もちろん夜行性も昼行性もいるわけだけど。
エサは、リクツとしては、活性が最も高くなる時間帯にあげるべきだよね。魚の健康のためってことなら。
寝る直前や寝起き直後はあまり良くないハズで。
ちなみに2時間で起こされちゃった今日だけど、私の場合寝てないとスグに活動限界が来るというか、思考停止になって仕事もできないので、久々昼寝しちゃった。気持ちよかった〜。うちに誰もいないし。
で、まだライトがついていない、カーテンを通して入ってくる外の日差しの反射光だけの水槽の中を覗いたら…感じとしては水槽内マズメ時って感じ...
ハナビたちが、今まで見たことがないほど元気に動いていて、ビックリ。
群れで凄まじい瞬発力であちこち動き回っている。
昼間はそれほど群れないのに。
まだ、ラミーノーズとか寝ちゃってるくらいの時間なのに。
...毎日そうなのかどうかは知りません。
魚によってこのあたりかなり違いますよね。
もちろん自然の中ではどうなのかってのとは違う可能性が高いし、水槽の中の組み合わせでも違ってくるんだろうけど。
うちのラミーノーズはさっさと寝て、最後まで寝てる。
しかも、寝る時に、水草に寄りかかって体を支えてるなんてのはよく見かけるし、下手すると水流でひっくり返ってて、死んでるんじゃないかって勘違いするくらいリラックスしている。いちばんズボラな感じ。
逆に、夜中にちょっとでも部屋のライトがつくと、まっさきに起きるのが、プリステラ。寝ている時も水流がちょっとはあるようなところで、シャキっとした姿勢のまま寝てるし。グローライトとかもこれに近い。
ネオン、グリーンネオン、グリーンファイアーとかは中間の感じ?
寝ている間も割とシャキっとしているけど、部屋のライトがついただけで即座に起きるみたいなことはない。
ベックホルディは、姿勢は維持しているけど割とボケっと水流が特に弱いところにいる感じ。
ベックホルディと言えば、夜はまったく別の魚って思えるくらい色・模様が変わっちゃうけど、他の魚も多かれ少なかれ色が変わりますよね。
だいたい夜になると色素胞の色素で出てる色は薄くなって、構造色のところはあまり変わらない。ネオンだと、赤とかが消えて、青だけ残ってるとか。
プラティとかグッピーとかは、割と水流がない、底の方に居ることも多い。メダカは夜も表層に居ることが多いけど。
こういう時間帯ごとの変化の観察も面白いですよね。
ハナビは、自然界の中でどうかは知らないけど、他に自分より大きい魚ばっかりだから、他の連中が活発に動かないマズメ時に動くのかな?それともそもそもマズメ時に動く習性があるのか?
なんにせよ、マズメ時にエサをやったほうが本当は良いのだろうね。
釣りをしている人なら、ほとんどの魚がいちばん活性があがるのがマズメ時ってのは同意してくれるはず。
もちろん夜行性も昼行性もいるわけだけど。
エサは、リクツとしては、活性が最も高くなる時間帯にあげるべきだよね。魚の健康のためってことなら。
寝る直前や寝起き直後はあまり良くないハズで。
ちなみに2時間で起こされちゃった今日だけど、私の場合寝てないとスグに活動限界が来るというか、思考停止になって仕事もできないので、久々昼寝しちゃった。気持ちよかった〜。うちに誰もいないし。
2013年3月16日土曜日
今週の60ほか
右側が暗くなりつつあったのでざっくりカット。
前景は、地下ランナーで思わぬところから出てくるピグミーチェーンとかをカットしまくり。
忙しくてあまり時間がないので、水換えと合わせて30分くらいでいっきにやった。
まだ2ヶ月も経ってないのにオークロとかが白化してるところが出始めた。
なんでかな?光やCO2じゃないと思うんだよね。出てる場所からして。
きっと底床内の肥料分の問題。やっぱり窒素不足かな?じゃなきゃカリ?それは水草一番サンド使ってて考えにくいな…でも、意外と早く切れちゃうのかもね。ひとまずアクアフローラを砕いたものを追肥。
ウォーターローンは、まだ残っているけど、本当にダメだね。
こっちでは絶滅寸前。40に放り込んでおいて良かった。あっちで増やしてまたこっちに移植してみよう。もっとも相変わらず給水口のスポンジとかを掃除するとやけに成長してて新葉も出てるウォーターローンを発見できる。水質が問題ってわけじゃないのは確か。
クリプトがやけに急に成長加速してきた。
入れた覚えのないミクロソリウムが出てきた。右側の端のほう。
…リセット時にあまりよくチェックせずにバンバン放り込んだからな。
ハナビはすごく元気だけど、出産の気配は無し。子供見てみたいな〜。
稚エビは増え続けてる。…ハズなのだけど…抱卵してたエビが卵失ってるとか考えたらふえてるハズだけど、ちょっとしか見られないな。なぜ?
コケで悩ましいのは藍藻。
上に出てこないからまだいいけど、ソイルとガラス面の間のはかなり酷い。
これ最大の理由は、水槽をリビングに置いてるんだけど、日中カーテンを開けてると太陽光が当たっちゃう時間があるのだよね。きっとそのせいが最も大きい。
そのうち、エクスタミンとかで駆除した上で、ガラス面のところに何か遮光フィルムになるものを貼っちゃおうかなとか思ってる。
見た目的にはイヤだけど。藍藻だらけになるよりはマシ。
だいたいそんな感じかな。
--
ちなみに40の方のうちの子のグッピーのベイビーは日々増えてます。今はちゃんと数えてないけど20-30匹くらい。
でも、さすがにママのお腹もスリムになってきたので、そろそろ打ち止めでしょう。
大人の魚たちが追いかけまくってる。最終的に何匹残るか?
ついでに、メダカも産卵。出産ラッシュ。
--
追記。
読みなおしてみて、説明が足りないなと思ったところがあったので。
白化してきているのは、
一部の水草の下葉ですね。
だから、まー真っ先にK不足を疑って、次にN不足ですか?
でも、水草一番サンドのKはそんなに早く切れちゃうのか??
って思って。
Pと比べて溶出しやすい構造なのは確かだけど。
やっぱり、アクアフローラ埋めるんじゃなくて、
イニシャルスティックでも埋めたほうが良かったかな??
しくじった?
まーいいや。しくじっても、ちょっと緑藻が増えるくらいのハズ。
スイレンの新葉
スイレン鉢にヒメスイレンの葉が出て来ました。
今日は水温既に26度。
でも、今年はやり直さないとダメだろうな。
殆どヒメオモダカに鉢を占拠されてるから。
サジタリア系は、水槽内でも外でも強いね。強すぎる。コントロール不能になる。
根張りがいいから、底床内環境維持には役立つハズだけどね。
スイレン鉢をやる人へ。
よほど広い環境で、手をかけるのでは無ければ、ヒメオモダカ入れるときっと後悔します。占領されちゃってスイレンが弱るから。
今日は水温既に26度。
でも、今年はやり直さないとダメだろうな。
殆どヒメオモダカに鉢を占拠されてるから。
サジタリア系は、水槽内でも外でも強いね。強すぎる。コントロール不能になる。
根張りがいいから、底床内環境維持には役立つハズだけどね。
スイレン鉢をやる人へ。
よほど広い環境で、手をかけるのでは無ければ、ヒメオモダカ入れるときっと後悔します。占領されちゃってスイレンが弱るから。
2013年3月14日木曜日
ベイビー!
さっき仕事の合間に水槽覗いたら、子供のグッピーの稚魚が生まれてた。@ロータス水槽。
確認できたのは3匹、
ロタラの林の中で...特に水面に達した茂みの中に、親から逃げて生き残ってた。
こりゃロータス水槽はトリミングできないね。むしろ60水槽でトリミングしたのを植えてもしゃもしゃにしなきゃならないくらいかな?
ところで、グッピーママはまだかなりお腹が大きいのだけど、ちょっとずつ生むのかな??
後で調べてみよう ...なんていう気持ちの余裕があまり無い今の状況。
--
月齢2 ですね。
ほぼ新月で産んだんだね。
--
さらに追記。
よーく見たら、最低6匹生き残っていた。
何匹生まれたんだろう?
確認できたのは3匹、
ロタラの林の中で...特に水面に達した茂みの中に、親から逃げて生き残ってた。
こりゃロータス水槽はトリミングできないね。むしろ60水槽でトリミングしたのを植えてもしゃもしゃにしなきゃならないくらいかな?
ところで、グッピーママはまだかなりお腹が大きいのだけど、ちょっとずつ生むのかな??
後で調べてみよう ...なんていう気持ちの余裕があまり無い今の状況。
--
月齢2 ですね。
ほぼ新月で産んだんだね。
--
さらに追記。
よーく見たら、最低6匹生き残っていた。
何匹生まれたんだろう?
2013年3月13日水曜日
ウォーターローンのその後2 写真
2013年3月12日火曜日
ウォーターローン その後2
60cmの方は先日「ダメだ」って報告したわけですが、
浮いてきた葉っぱを魚が来ない水面に達したロタラの中に放置してみたら、
ランナーは伸びるし、新葉は出るし。
やっぱり、水質とかの問題じゃなくて、
喰われることと、伸びる余地がないことが大きいみたい(?)
40cmの方は、一部を水槽の前面のライトが当たるところに移したら、ますます良い感じで伸びてます。
それから、60cmで食いちぎられて浮いてた葉っぱとかをソイルに埋めておいてみたら、
新葉が出てきた。葉から直接出てくるんだね。
もう照明落ちちゃったし、ちょっと忙しくてかなりかったるいので、
写真は週末にでも載せようと思います。
浮いてきた葉っぱを魚が来ない水面に達したロタラの中に放置してみたら、
ランナーは伸びるし、新葉は出るし。
やっぱり、水質とかの問題じゃなくて、
喰われることと、伸びる余地がないことが大きいみたい(?)
40cmの方は、一部を水槽の前面のライトが当たるところに移したら、ますます良い感じで伸びてます。
それから、60cmで食いちぎられて浮いてた葉っぱとかをソイルに埋めておいてみたら、
新葉が出てきた。葉から直接出てくるんだね。
もう照明落ちちゃったし、ちょっと忙しくてかなりかったるいので、
写真は週末にでも載せようと思います。
2013年3月11日月曜日
メンテしやすい環境づくり
以前に書いたように、うちの水槽は基本的に「高回転型」になっているので、メンテしやすさがとっても重要です。
サクっとメンテできること。これがないとやってられません。
1)フィルター
これは以前に散々書きましたね。
2)給排水パイプ
以前に水槽台について書きましたけど、うちの水槽台は、一見するとキャビネットだけど、水槽用のスチールの台に化粧パネルを軽くとめているだけの構造で、背面、側面が大きく空いてます。夏場のクーラー稼動時用に前面のドアもサクっと取り外せるようになっているくらい。前面ドアまで外したらただのテーブルですね。
見た目を気にして、水槽台の後ろからパイプを通してたりすると、パイプの取り外しが一苦労だけど、うちではサクっと取り外せます。
以前に、黒ヒゲではないのだけど紅藻類がはびこって困り果ててた時に、パイプをクリーニングしたら消えたことがあって、それからですね。パイプもたまにはクリーニングしなきゃって思ったのは。
CO2を直添している部分のクリーニングもたまにはしなきゃだし。
それと、給水口にスポンジフィルター付けてることですけど、
これはもちろん濾過槽にゴミ入れたくないってのもありますけど、
稚エビや稚魚が入ると救出が面倒、もし知らないうちに発生した稚貝が入ると、貝はバイオフィルム食べるのが大好きなので、ろ過バクテリアを食べちゃう可能性がある…なんてのもあります。
実際に浄水場とかでサカマキガイとかの濾過槽への侵入は問題になっているようですし。
荒目のスポンジフィルターなんて通過しちゃうかもしれないですけどね。
3)照明。
水槽の中に手を突っ込みやすいこと。
うちの照明は、クリップライトの電球をLED電球に買えただけのものです。それを水槽背面のパネルに取り付けているんですけど、簡単に思いっきり跳ね上げて固定できるようになってます。
なにかしらこういう工夫しておかないと…ライトが水槽上面を覆ってると、トリミングしようっていう気になれないですから。
ライトを跳ねあげた状態の写真ですけど、これ、クリップについているゴムの摩擦で止まってるだけです。でも、例えば、夏場にライトの高さを上げるのに中途半端な位置で止めても一夏落ちてこないですよ。これ、さらにグルっと回して真上に照明を向けるのも可能です。
4)水槽内のレイアウト
理想を追求するというよりも、最初から頻繁に切ることを前提にしたレイアウトにしちゃってます。…右利きなので左側に山をつくるみたいな。まーデザインよりもまずはちゃんと維持できるようになることが先決ってことで。
5)電源
フィルターいじるにしろ、照明いじるにしろ、サクっと電源切れないと…いちいち奥に放り込んだコンセントを外してなんてやってるだけで面倒ですよね。
思いっきり水出す時は、ヒーターより下に水位を下げちゃうこともあるわけで、この時にヒーター切っておかないと壊れちゃうし。
なので、水槽台の足にスイッチ付きのタップを貼り付けて、そこに、「タイマー(照明・CO2)」「フィルター」「ヒーター」「クーラー」「その他」ってラベル張ってます。
以前はタイマーは2系統あって、夜間のエアレとかやってたんですが、以前にも書いたように、充分に水草が気泡をあげている限りは「必要なし!」っていう結論にいたって放置されてます。
サクっとメンテできること。これがないとやってられません。
1)フィルター
これは以前に散々書きましたね。
2)給排水パイプ
以前に水槽台について書きましたけど、うちの水槽台は、一見するとキャビネットだけど、水槽用のスチールの台に化粧パネルを軽くとめているだけの構造で、背面、側面が大きく空いてます。夏場のクーラー稼動時用に前面のドアもサクっと取り外せるようになっているくらい。前面ドアまで外したらただのテーブルですね。
見た目を気にして、水槽台の後ろからパイプを通してたりすると、パイプの取り外しが一苦労だけど、うちではサクっと取り外せます。
以前に、黒ヒゲではないのだけど紅藻類がはびこって困り果ててた時に、パイプをクリーニングしたら消えたことがあって、それからですね。パイプもたまにはクリーニングしなきゃって思ったのは。
CO2を直添している部分のクリーニングもたまにはしなきゃだし。
それと、給水口にスポンジフィルター付けてることですけど、
これはもちろん濾過槽にゴミ入れたくないってのもありますけど、
稚エビや稚魚が入ると救出が面倒、もし知らないうちに発生した稚貝が入ると、貝はバイオフィルム食べるのが大好きなので、ろ過バクテリアを食べちゃう可能性がある…なんてのもあります。
実際に浄水場とかでサカマキガイとかの濾過槽への侵入は問題になっているようですし。
荒目のスポンジフィルターなんて通過しちゃうかもしれないですけどね。
3)照明。
水槽の中に手を突っ込みやすいこと。
うちの照明は、クリップライトの電球をLED電球に買えただけのものです。それを水槽背面のパネルに取り付けているんですけど、簡単に思いっきり跳ね上げて固定できるようになってます。
なにかしらこういう工夫しておかないと…ライトが水槽上面を覆ってると、トリミングしようっていう気になれないですから。
ライトを跳ねあげた状態の写真ですけど、これ、クリップについているゴムの摩擦で止まってるだけです。でも、例えば、夏場にライトの高さを上げるのに中途半端な位置で止めても一夏落ちてこないですよ。これ、さらにグルっと回して真上に照明を向けるのも可能です。
4)水槽内のレイアウト
理想を追求するというよりも、最初から頻繁に切ることを前提にしたレイアウトにしちゃってます。…右利きなので左側に山をつくるみたいな。まーデザインよりもまずはちゃんと維持できるようになることが先決ってことで。
5)電源
フィルターいじるにしろ、照明いじるにしろ、サクっと電源切れないと…いちいち奥に放り込んだコンセントを外してなんてやってるだけで面倒ですよね。
思いっきり水出す時は、ヒーターより下に水位を下げちゃうこともあるわけで、この時にヒーター切っておかないと壊れちゃうし。
なので、水槽台の足にスイッチ付きのタップを貼り付けて、そこに、「タイマー(照明・CO2)」「フィルター」「ヒーター」「クーラー」「その他」ってラベル張ってます。
以前はタイマーは2系統あって、夜間のエアレとかやってたんですが、以前にも書いたように、充分に水草が気泡をあげている限りは「必要なし!」っていう結論にいたって放置されてます。
2013年3月10日日曜日
エーハイム エココンフォートの擁護
うちの外部フィルターは、2台ともサイズ違いのエココンフォート。
選ぶ時に散々いろいろなものを比較した結果。
ネット上には選ぶならクラシックしかないでしょ!って意見がけっこうありますよね。そりゃー確かにクラシックは極めて完成度が高い良い製品だとは思うけど、私なりに検討を尽くしてエココンフォートに行き着いているわけで、そこのところの擁護論を書いておこうと思います。
--
これは以前にもおおよそ書いている内容を、あらためて整理しているだけです。
それと、私はクラシックを使ったことがありません。
なので、なにか誤解しているところとかあるかもしれません。もしそういうのがあったら指摘して下さい。
--
まず最初に、静音性能、信頼性、サプライの充実・入手しやすさ、
メーカーサポートの対応…などから、やっぱりエーハイムの中から選ぼうってなるわけですね。
その上で、結局は水槽サイズから、500も含めたクラシックとエココンフォートを比べるわけですけど、クラシックのどこが優れているのかってのは散々いろいろなところに書かれているので、これはパスしますね。それらを否定する気は微塵もありません。
まずは、エココンフォートの魅力・メリットだけ列挙します。
1)実質的に沈殿機能を持っていて、濾材の寿命の向上・効率的な生物濾過環境の維持に寄与すること。
2)極めてメンテンスしやすいこと。
3)流量に対する消費電力が少なめなこと。
エココンフォートの最大の問題点は、
これは買う時にはまったく意識していなかったというか、後からネット見てて知ったんですけど、
「マルチハンドル」による簡単呼び水を実現している、そのマルチハンドルを支える「マルチハンドル差し込み」っていう部品が、ポキっと折れる事故がけっこう起きてるみたいですね。
私もこのことを知って実際に部品見てみたんだけど、あれだけ力がかかる部品がこれですか?ってくらい、折れて当然でしょうっていうデザインでした。
もちろん、パイプをつけたまま給排水コック閉じて無理にこじ開けようとしたりとかしなければ、ちゃんとマメにワセリンをOリングに塗っていれば、まず起き得ない事故なんですけど、それにしてもこれが折れちゃったら水漏れ事故発生ですからね。
実際には、マルチハンドルの操作中以外に起きない事故だとしても、これが折れちゃったら部品が届くまでフィルター止めるしか無いわけで、ちょっと、かなり困った事態になります。
これは、いちおう予備部品を持っておいた方が良いのかもしれませんね。
ちなみに、うちは今現在、
40cmタンクが、2232
60cmが、2236 + プレフィルターキット = 2036
です。
そうそう、2036だと、プロフェッショナル3のラインとも事実上被りますよね。下手するとほとんど同じくらいの値段だったりすることもあって、
同じく沈殿機能があって
流量も、濾材の容量も遥かに大きくて
流速のコントロールもできて
ブルースポンジが一番上にあって日常メンテがすごく楽で...
良いこと尽くめ!
でも、あの四角いデザインは、なんかどうも信用できなんですよ。
バスケットとモーター部の接合が...パッキンへの力のかかり具合が、歪んだりしないの?って。
私は工学系の人間じゃないので、まー気分です。
あと、モーターヘッド部分からの水漏れ事例も幾つか読んじゃったし。
それと、あとは、2台のフィルターが部品の共通性があったほうが良いじゃないですか。
モーターや濾過槽のケースなんかを除けば、エコシリーズ通してほとんどの部品が共通です。
例えば、2台のモーターヘッドを取り替えて動かすこともできちゃいます。
ついでに、
エア噛みの話はよくありますが、うちの2036は、いっくらエアーを排出しても、スグに溜まっちゃうってことが以前にありました。
陰圧で、給水のどっかからエアーを吸い込んでるのじゃないかとパイプ類の接合とか点検したのだけど、どこも問題なし。
試しに、Oリングにたっぷりワセリン塗ったら、治りました。
…Oリングのところになんかゴミとか付いちゃってたのか?なんてのはいちばん最初にチェックしたんですけどね〜。
きっとなにか極めてビミョーなところだったんでしょう。
こういうことがあると、四角いデザインは本当に大丈夫なの?
って、ますます思っちゃうんですよね。
選ぶ時に散々いろいろなものを比較した結果。
ネット上には選ぶならクラシックしかないでしょ!って意見がけっこうありますよね。そりゃー確かにクラシックは極めて完成度が高い良い製品だとは思うけど、私なりに検討を尽くしてエココンフォートに行き着いているわけで、そこのところの擁護論を書いておこうと思います。
--
これは以前にもおおよそ書いている内容を、あらためて整理しているだけです。
それと、私はクラシックを使ったことがありません。
なので、なにか誤解しているところとかあるかもしれません。もしそういうのがあったら指摘して下さい。
--
まず最初に、静音性能、信頼性、サプライの充実・入手しやすさ、
メーカーサポートの対応…などから、やっぱりエーハイムの中から選ぼうってなるわけですね。
その上で、結局は水槽サイズから、500も含めたクラシックとエココンフォートを比べるわけですけど、クラシックのどこが優れているのかってのは散々いろいろなところに書かれているので、これはパスしますね。それらを否定する気は微塵もありません。
まずは、エココンフォートの魅力・メリットだけ列挙します。
1)実質的に沈殿機能を持っていて、濾材の寿命の向上・効率的な生物濾過環境の維持に寄与すること。
エーハイムの新世代のフィルターは(アクアコンパクトは別だけど)みんなそうなんだけど、事実上沈殿槽に相当する機能をもっています。
エーハイムがそう言ってるのではなくて、私がそう見ているだけだけどね。
どういうことかと言うと、クラシックシリーズだと、給水パイプを通ってきた水が減速しないで…例えばメックなどの最初の物理濾過部にぶつかることではじめて減速していくわけですね。いちおう最下部は開けてあるけど、これは主に水を分散させるだけのためですね。よほど重いものはここに落ちるでしょうけど。
なので、殆どの大きな汚れは下に沈殿するというよりも、主に物理濾過槽で濾し取られます。
これに対して、エコシリーズは、上から入ってきた水が、濾材バスケットの外側に広がって通るので、十分に減速されるかたちで最下部の濾材バスケットの入り口まで送られます。
なので、ここで、ソイルが潰れてできた泥や分解された植物遺骸などのゴミが落ちて溜まります。ほとんど濾材バスケットの中に行かないんです。
実際に、エーハイムの推奨パターンをみてみると、クラシックシリーズは最初にメックを入れて次にブルースポンジを入れてって、物理濾過部をかなり厚めに取ってますよね。(もちろん、メックやブルースポンジにもバクテリアは定着するわけですけど、主たる役割がってことです)
エコシリーズは最大サイズのものでもブルースポンジだけ。これも、給水口にスポンジつけてれば、実は必要ないんじゃないか?最下段からサブストラットプロにしちゃっても良いのではないか?って思える程実際には汚れません。
濾過槽の構造全体がシンメトリーで流れのバランスがよさそうなのも良いですよね。クラシックシリーズが最初にメックを入れることが多いのは、濾過槽の中で適切に水の流れを分散させることも意識しているのではないかと思ってます。…横から吹きつけちゃうのだものね。
さらに他のメーカーのとかとも比べると、他のメーカーはバスケットの中をコの字で水が流れていくものもありますよね。あれがダメだとは言わないけど、理想的な水の流れをつくれるのかどうかと言えば、シンメトリー構造のほうが良いのではないでしょうか?
エコの何が気に入ったって、この構造の美しさですよ。
だから、エコシリーズだと、バスケットをサクっと開けて、中の水をじゃーと捨てると、殆どのゴミは出ちゃうんですよ。濾材メンテナンスなんて、よっぽどのことがなければする必要がない。…もちろんこれはクラシックもそうだけど、リクツとして濾材のメンテナンスタームに相当の差が出るはず、エコは流量低下を招くような濾材の汚れを招きにくいハズってことです。
さらに、このリクツで言えば、有効に機能する生物濾過の濾材収納容量もクラシックと比べて、そう劣っているとも言えないということです。
2)極めてメンテンスしやすいこと。
エコの分かりやすい最大のウリは、メンテナンスのしやすさですね。
呼び水が意識しなくても良いくらい極めて簡単で、その構造もシンプルで、水漏れや故障が考えにくい信頼性が高そうな構造になっています。(後で、ここについての問題も書きますけど)
さらに、濾材は何段かに分かれたバスケット収納式だし、
プレフィルターキットを付けると(エココンフォートプロフェッショナル・海外だとeco proは、最初から付いているけど)、ブルースポンジがバスケットの最上部につくので、日常メンテが極めて簡単ですね。
ちなみに、プレフィルターキットを付けると、濾材の収容量が減るっていう人がいますが、そんなことはありません。
なぜなら、最下段のバスケットのブルースポンジが要らなくなってその分サブストラットプロとかを入れられる。
プレフィルターキットの底部に細目フィルターパッドとかを収納できるスペースがあるので、この分の濾材を下のバスケットにいっぱいいっぱいに入れられる。
なので、ほとんど濾材収容量は変わらないわけです。
3)流量に対する消費電力が少なめなこと。
これはエコって名前の所以ですね。海外だとこれが最大のウリになってたりしますね。
エココンフォートの最大の問題点は、
これは買う時にはまったく意識していなかったというか、後からネット見てて知ったんですけど、
「マルチハンドル」による簡単呼び水を実現している、そのマルチハンドルを支える「マルチハンドル差し込み」っていう部品が、ポキっと折れる事故がけっこう起きてるみたいですね。
私もこのことを知って実際に部品見てみたんだけど、あれだけ力がかかる部品がこれですか?ってくらい、折れて当然でしょうっていうデザインでした。
もちろん、パイプをつけたまま給排水コック閉じて無理にこじ開けようとしたりとかしなければ、ちゃんとマメにワセリンをOリングに塗っていれば、まず起き得ない事故なんですけど、それにしてもこれが折れちゃったら水漏れ事故発生ですからね。
実際には、マルチハンドルの操作中以外に起きない事故だとしても、これが折れちゃったら部品が届くまでフィルター止めるしか無いわけで、ちょっと、かなり困った事態になります。
これは、いちおう予備部品を持っておいた方が良いのかもしれませんね。
ちなみに、うちは今現在、
40cmタンクが、2232
60cmが、2236 + プレフィルターキット = 2036
です。
そうそう、2036だと、プロフェッショナル3のラインとも事実上被りますよね。下手するとほとんど同じくらいの値段だったりすることもあって、
同じく沈殿機能があって
流量も、濾材の容量も遥かに大きくて
流速のコントロールもできて
ブルースポンジが一番上にあって日常メンテがすごく楽で...
良いこと尽くめ!
でも、あの四角いデザインは、なんかどうも信用できなんですよ。
バスケットとモーター部の接合が...パッキンへの力のかかり具合が、歪んだりしないの?って。
私は工学系の人間じゃないので、まー気分です。
あと、モーターヘッド部分からの水漏れ事例も幾つか読んじゃったし。
それと、あとは、2台のフィルターが部品の共通性があったほうが良いじゃないですか。
モーターや濾過槽のケースなんかを除けば、エコシリーズ通してほとんどの部品が共通です。
例えば、2台のモーターヘッドを取り替えて動かすこともできちゃいます。
ついでに、
エア噛みの話はよくありますが、うちの2036は、いっくらエアーを排出しても、スグに溜まっちゃうってことが以前にありました。
陰圧で、給水のどっかからエアーを吸い込んでるのじゃないかとパイプ類の接合とか点検したのだけど、どこも問題なし。
試しに、Oリングにたっぷりワセリン塗ったら、治りました。
…Oリングのところになんかゴミとか付いちゃってたのか?なんてのはいちばん最初にチェックしたんですけどね〜。
きっとなにか極めてビミョーなところだったんでしょう。
こういうことがあると、四角いデザインは本当に大丈夫なの?
って、ますます思っちゃうんですよね。
2013年3月9日土曜日
ゼロスタートする人がいるなら、なんてアドバイスしようか?
もし周囲でアクアリウムに関心持ってくれる人がいるならなんとか失敗させずに引き込みたいじゃないですか。
それも出来れば水草重視方面に。
情報交換、トリミングで捨てちゃう水草の交換、要らなくなった機材の交換なんかを薄っすら期待して。
それで、もしそういう人が居たら、あるいはビギナー以前の「どう始めようかな?」って関心を持ち始めた状態の以前の私に、今の私がアドバイスするとしたら、
「絶対に失敗させないよ」って言うとしたら、どんんなアドバイスをするだろうか?って時々考えるんですよ。
って感じですかね?あくまでも「今の私ならこうする」ですけど。それは違うんじゃないかっていう意見の人もいっぱいいるだろうな〜。
もちろん、実際にアドバイスする時は、もっともっとずっと個別具体的に機材とか選択肢を示さないとダメなんでしょうけどね。
最大の問題は、「これからはじめてみよう」っていう人に、こういうアドバイスが効くのか?受け入れられるのか?ってことですよね。
もし、1年半前の私なら、きっと拒絶しましたね。
だって、そんなにマジでやる気なんてなかったんだもの。
ちょっと覗いてみようってだけで。
だんだんと実際にやりながらハマっていくわけですよね。
でも、そういうステップを踏むとどうなるかっていうと、
・いろいろ失敗して苦しむ。
・気がつくととんでもなく金使ってる。
…いや、世間に数多ある趣味の中で、水草水槽なんて、かかる金はたかがしれているのだけど(もちろん掛ければ、果てしなく掛けられるわけだけど)、
ちゃんと計算してみると、
「たったこれだけ」のもののために、
「これだけつぎ込んだのか!」っていう
そのギャップがスゴイんですよ。
これがショックなわけで。
例えば、私の場合、昨年、ちょっと計算してみたんですよ。
チャームで、ホームセンターで、アクアショップで、百均とかで…
あれやこれや悩んでつまらないものをいっぱい買ってるわけですが、
そんなのを集めると、チリも積もれば山となるで、
具体的に書くのは空恐ろしいので、あまりにバカを晒すので書きませんが、うん十万ですね。
きっと今の知識で一からやったら、1/4くらいの予算で、もっと遥かに良い物つくりますね。
あとやっぱり金以上に、掛けた時間...手間と結果のギャップの方が大きいか。
忙しい時と重なったりしたら、放り出したくなりますよね。
もちろん、数々の失敗も・一見無駄な投資も時間も、それは全部お勉強で、知見の幅をつけるのに役立っているわけで、やっぱりそれは全部ひっくるめて楽しいのだけど、
大抵の人は、イヤになっちゃいますよね。
このあたりのアドバイスの現実味ってのは、
相手が「本質的にどこまでハマりそうか」次第なんでしょうね。
思いっきりハマりそうで、いろんな困難がむしろさらにハマる原動力にさえなるタイプなら、伝えるべきは伝えつつも、実際に何をするかは ある程度 放置しておいて、求められた時にアドバイスすれば良いし、
そうじゃないなら、相手が求めている範囲の中で、出来るだけ失敗させないっていう手取り足取りのアドバイスになるんでしょうね。
アドバイスしていく上で、最大の邪魔者は、ネット上に断片的に転がっている知識だろうな〜。特にQ&Aサイトとかの。
まず第一に、今からあらためて眺めてみると、「なんだそりゃ!デタラメもいい加減しろよ。どっかで仕入れた断片的な知識をテキトーに組み合わせて、相手の環境も考えずに披露するなよ!」ってのもけっこう見かけるし、
そうじゃなくて しっかりした力量がある人が書いているなってのでも、「それはあくまでも膨大な条件付きですよね」っていう回答(にならざると得ない。しょーがない。)なわけです。
それと、ネット上で知見が更新されにくい構造があるじゃないですか。
一度、プレゼンスつくっちゃうと、ずっとGoogle様が上位表示し続ける構造。
で、
「そりゃー当時の状況考えればすごく正しいけど、
今、情報評価力が無くて
単純にそれがアリかナシかの結論だけしか受け取れない初心者が見たら、
決定的に間違えちゃうよな」
っていうアドバイスが大量に残っているのだよね。
アクアリウム関連の機材環境や知見の変遷もけっこうな速度で変化しているものね。
あと、欧州発のノウハウってのが、また厄介だよね。
欧州のメーカーが、欧州基準の取説をそのまま日本語化しているやつとか。
水質とかが決定的に違うのにね。
「そりゃーメーカーは大量に使って貰いたいから」って言う人も多いけど、それもあるにせよ、むしろ「欧州での標準的な状況考えたら適切だけど、日本じゃ当てはまらない。」ことをそのまま書いてるって見た方が良いですね。あと、老舗だからこそ、大磯砂が基本の時代につくられた基準で、ソイル環境を考慮してないとか。
つまり、日本法人の力量の問題だと想像できる。
ニッチ市場の小さいメーカーは、ビジネス上売り切り逃げ切りが大事になりがちな面も仕方ないけど(良くは無いけどね)、
大メーカーは、むしろ顧客ロイヤリティの方が重要だから、本来なら「失敗させない」「チョビチョビしか使わなくても、また選んでくれる」「全体として、ブランドへの信頼を損なわない」ことの方が遥かに構造的に重要だから。
もちろん企業文化によっては、担当者にかかるプレッシャーとかで逃げ切り型ビジネスを選択することもあるだろうけどさ。
なんにせよ、そんなこんなを考えながらも、
どうやって、機会があったら周囲を引っ張りこんでやろか?
って、考えてるわけです。
それも出来れば水草重視方面に。
情報交換、トリミングで捨てちゃう水草の交換、要らなくなった機材の交換なんかを薄っすら期待して。
それで、もしそういう人が居たら、あるいはビギナー以前の「どう始めようかな?」って関心を持ち始めた状態の以前の私に、今の私がアドバイスするとしたら、
「絶対に失敗させないよ」って言うとしたら、どんんなアドバイスをするだろうか?って時々考えるんですよ。
水槽は、
出来るだけ水量30L以上出来れば60L以上で、縦長のは避けろ(水面の面積が大きいのを選べ)。
つまりは、フツーの形をした45cm以上ってことですか。
専用の水槽台は絶対に必要。
…うちは最初イケアのキャビネット使ってたのだけど、半年くらいしてから重みで徐々に歪んできちゃった。
配管とか、将来クーラー入れた時の吸排気も意識して。
照明はひとまず頑張ってけっこう強力にしろ。
CO2は、絶対必要。
直添で入れろ。添加効率が3倍くらい違うからボンベの持ちがまるで変わる。
それ以上に水槽内のCO2分布のムラが減る。これ大事!
低流量スピコンは無いと、まともに添加量コントロール出来ないから買え。
照明について、照明とCO2の関係については、書き留めておきたいと思っていることが割とあるのだけど...水草、各種のコケが利用する波長、直射光が中心になるか散乱光が多く含まれるかによる違い、這いやすさをつくる光、赤くする光、水草の量・1日の光の投入総量に対するCO2投入量... ...リクツの整理や経験的な裏付けが十分にできているわけじゃないってのと、機材の選択肢自体は自ずとある程度絞られて、あとは調整だし、ってことでひとまずはこれだけ。いずれそのうちにまとめてみたい。
フィルターは、CO2入れるのだから、外部フィルターしかない。
世間のアドバイス聞いて、あまり濾材量とか気にし過ぎる必要は無いよ。あまりオーバースペック過ぎると、流速の管理が難しくて、水槽の中が洗濯機状態になるし。
但し、後から、必要に応じてピートモス入れたり出来るくらいの濾過槽の余裕は必要。
具体的に選ぶのに気にするのは、
静音性、信頼性、サードパーティ商品も含めたサプライの充実、メンテナンス性とか。
最低限、後でクーラー付けられるくらいのモーターのスペック。
メーカー各社が「水草水槽ならこの機種」って参考で出しているのの、ひとつ上くらいにしておけば問題ない。
底床は栄養豊富なソイル。
でも、窒素分が多いのは、経験豊富じゃないと後でコントロール不能になるかもしれないから、やっぱり水草一番サンドかな。
肥料は特に無し。っていうか最初は入れちゃダメ。ソイルだけで十分。
水草は、ハイグロフィラ・ポリスペルマか、グリーンロタラあたりの成長が良い水草を買えるだけ買って、植えられるだけ植える。もちろん後景中心に。
例えば、60cmでグリーンロタラなら最低60本くらいは入れたいね。
30本買って、半分に切って、60本にしてもいいし。
余裕があるなら、さらに倍は入れたい。
前景は、いちばんしくじりにくいグロッソかな。
最初の1週間だけは、魚を入れるのをガマンして。
フィルター回しながら、
でもって、大変だけど、出来る限りでいいから、頻繁に水替えして。
1日目、1/2。以降毎日1/3とか。
ソイルから初期にドバドバ溶出してくる過剰な養分を排出しておかないと後が大変だから。
大変なら、ほんと出来る範囲でいいから。
1週間たったら、魚を入れる。
例えば、60cmだったら…カラシンとかにするなら、ものすごく丈夫なプリステラとかグローライトとかを数匹とか。
別にネオンとかでも数匹なら大丈夫だけど。
まーとにかく継続的に飼うつもりのあるやつを数匹入れる。
種水がもらえるなら、例えば、知り合いが交換して捨てちゃうウールマットの絞り汁とかは、このタイミングか、このタイミングの直前の水換えの後で入れる。
茶色くなったマットを水槽の中で何度も絞るとか。
もちろん、最初のセット時にもらっても良いけど、どうせ頻繁に水替えするから安定して増えないし、いちばん最初は水草が出す酸素も少ないし。
最初に水換えをバンバンやる気がどうしても無い、そんな時間がないなら、もちろん一番最初のセット時に入れる。
種水もらってくるなら、途中、酸欠起こさないように気をつけないと、バクテリアが死滅したただの汚水をもらうことになっちゃうから要注意。
大きなビニール袋にたっぷり空気を入れて持ってくるとか。移動中も時々揺するとか。
その後は、NO2測定をたまにやって、NO2が上がって、その後完全に測定できなくなったら、ちょっとずつ魚を増やしたり、水草を増やしたり…
珪藻が...茶ゴケが増えてきたら、60cmで買ってきたヤマトヌマエビを10匹かミナミヌマエビを30匹くらい入れる。様子を見てさらにもう1回同じくらい入れる。
...買ってきたばっかりの時は飢えてるから、コケ取り能力はピーク。あっという間に綺麗にしてくれるけど、その後にコケ取り能力は落ちる。だから、出来れば...面倒じゃなきゃ分けて入れたほうがいい。
それと、珪藻が出始めたばっかりのタイミングで入れると、少しは落ちるやつも出てくるし。
たっぷりの種水もらって入れてたら3週間、そうじゃなければ1ヵ月半くらいで、ひとまず安全な水槽になる。
って感じですかね?あくまでも「今の私ならこうする」ですけど。それは違うんじゃないかっていう意見の人もいっぱいいるだろうな〜。
もちろん、実際にアドバイスする時は、もっともっとずっと個別具体的に機材とか選択肢を示さないとダメなんでしょうけどね。
最大の問題は、「これからはじめてみよう」っていう人に、こういうアドバイスが効くのか?受け入れられるのか?ってことですよね。
もし、1年半前の私なら、きっと拒絶しましたね。
だって、そんなにマジでやる気なんてなかったんだもの。
ちょっと覗いてみようってだけで。
だんだんと実際にやりながらハマっていくわけですよね。
でも、そういうステップを踏むとどうなるかっていうと、
・いろいろ失敗して苦しむ。
・気がつくととんでもなく金使ってる。
…いや、世間に数多ある趣味の中で、水草水槽なんて、かかる金はたかがしれているのだけど(もちろん掛ければ、果てしなく掛けられるわけだけど)、
ちゃんと計算してみると、
「たったこれだけ」のもののために、
「これだけつぎ込んだのか!」っていう
そのギャップがスゴイんですよ。
これがショックなわけで。
例えば、私の場合、昨年、ちょっと計算してみたんですよ。
チャームで、ホームセンターで、アクアショップで、百均とかで…
あれやこれや悩んでつまらないものをいっぱい買ってるわけですが、
そんなのを集めると、チリも積もれば山となるで、
具体的に書くのは空恐ろしいので、あまりにバカを晒すので書きませんが、うん十万ですね。
きっと今の知識で一からやったら、1/4くらいの予算で、もっと遥かに良い物つくりますね。
あとやっぱり金以上に、掛けた時間...手間と結果のギャップの方が大きいか。
忙しい時と重なったりしたら、放り出したくなりますよね。
もちろん、数々の失敗も・一見無駄な投資も時間も、それは全部お勉強で、知見の幅をつけるのに役立っているわけで、やっぱりそれは全部ひっくるめて楽しいのだけど、
大抵の人は、イヤになっちゃいますよね。
このあたりのアドバイスの現実味ってのは、
相手が「本質的にどこまでハマりそうか」次第なんでしょうね。
思いっきりハマりそうで、いろんな困難がむしろさらにハマる原動力にさえなるタイプなら、伝えるべきは伝えつつも、実際に何をするかは ある程度 放置しておいて、求められた時にアドバイスすれば良いし、
そうじゃないなら、相手が求めている範囲の中で、出来るだけ失敗させないっていう手取り足取りのアドバイスになるんでしょうね。
アドバイスしていく上で、最大の邪魔者は、ネット上に断片的に転がっている知識だろうな〜。特にQ&Aサイトとかの。
まず第一に、今からあらためて眺めてみると、「なんだそりゃ!デタラメもいい加減しろよ。どっかで仕入れた断片的な知識をテキトーに組み合わせて、相手の環境も考えずに披露するなよ!」ってのもけっこう見かけるし、
そうじゃなくて しっかりした力量がある人が書いているなってのでも、「それはあくまでも膨大な条件付きですよね」っていう回答(にならざると得ない。しょーがない。)なわけです。
それと、ネット上で知見が更新されにくい構造があるじゃないですか。
一度、プレゼンスつくっちゃうと、ずっとGoogle様が上位表示し続ける構造。
で、
「そりゃー当時の状況考えればすごく正しいけど、
今、情報評価力が無くて
単純にそれがアリかナシかの結論だけしか受け取れない初心者が見たら、
決定的に間違えちゃうよな」
っていうアドバイスが大量に残っているのだよね。
アクアリウム関連の機材環境や知見の変遷もけっこうな速度で変化しているものね。
あと、欧州発のノウハウってのが、また厄介だよね。
欧州のメーカーが、欧州基準の取説をそのまま日本語化しているやつとか。
水質とかが決定的に違うのにね。
「そりゃーメーカーは大量に使って貰いたいから」って言う人も多いけど、それもあるにせよ、むしろ「欧州での標準的な状況考えたら適切だけど、日本じゃ当てはまらない。」ことをそのまま書いてるって見た方が良いですね。あと、老舗だからこそ、大磯砂が基本の時代につくられた基準で、ソイル環境を考慮してないとか。
つまり、日本法人の力量の問題だと想像できる。
ニッチ市場の小さいメーカーは、ビジネス上売り切り逃げ切りが大事になりがちな面も仕方ないけど(良くは無いけどね)、
大メーカーは、むしろ顧客ロイヤリティの方が重要だから、本来なら「失敗させない」「チョビチョビしか使わなくても、また選んでくれる」「全体として、ブランドへの信頼を損なわない」ことの方が遥かに構造的に重要だから。
もちろん企業文化によっては、担当者にかかるプレッシャーとかで逃げ切り型ビジネスを選択することもあるだろうけどさ。
なんにせよ、そんなこんなを考えながらも、
どうやって、機会があったら周囲を引っ張りこんでやろか?
って、考えてるわけです。
今週の60
今週の40
2013年3月8日金曜日
ラミーノーズ ロングフィン
稚エビ発見
さっき稚エビを何匹か発見。
この水槽でははじめて。いちおう記録。
立ち上げから1ヵ月と1週間くらい?
前にアルジーライムが抱卵してたのは見かけてたから、
きっとアルジーライムの子。
だけど、ミナミとの混血かも。
そこのところは不明。
この水槽でははじめて。いちおう記録。
立ち上げから1ヵ月と1週間くらい?
前にアルジーライムが抱卵してたのは見かけてたから、
きっとアルジーライムの子。
だけど、ミナミとの混血かも。
そこのところは不明。
2013年3月7日木曜日
対黒ヒゲ・藍藻生物兵器
今日、外で子どもを迎えにいったついでに、アクアショップを覗こうと思ってたんだけど、「貝を買おうと思う」って言ったら、強烈に拒否されてしまった。
「いっぱい増えたらスゴク気持ち悪い。」
「増えなくても気持ち悪い」
「ラムズホーン買うんでしょ?あの赤いのキライ。」
あまりに拒否されちゃったんで諦めたけど、
貝カワイイじゃん。
カワコザラガイとかは、見たくないのだけど、
サカマキガイとかなら「そんなに嫌うなよ。カワイイじゃん」とか思ってた。…ずっと以前に居たけど、いつの間にか消えちゃったけど。
そりゃ、私も確かに「爆殖」なんて文字を見ると、本当にゾッとするし、
ガラス面を這ってる姿や卵とかはあまり見たくない。
ガラス面に付いたコケを中途半端に舐め取られてヘンな模様が描かれるくらいならコケたままの方がマシだし。
水面を「這ってる」姿はカワイイけど。
もちろん水草の上も。
だからこそ、「爆殖」なんてしないって確信も持てたから入れようと思ってたのに、あれだけ拒否されたらね。
今回の水槽の立ち上げ時も一時的にカワコザラガイが増えたけど、スグに消えてしまった。低pH、低硬度、給餌も最小限、コケもちょっとしか出ない…じゃ爆殖はあり得ないよ。
ほんと貝入れたいんだよね。
まず大前提として、(鑑賞を目的としたものなのだから限度はあるけど)環境は、中に入っている生き物が多様な方が、ニッチを隙間なく埋められて、水槽の安定度は高くなる…って考えてる。エビと重なるところはあるけど、完全に重なってるわけじゃない。
中でも、対黒ヒゲ(紅藻類)、藍藻への効果。
黒ヒゲや藍藻を「食べる」って言われているエビや魚は、正確には「食べるものがなければ食べることもある」だけど、
いろいろなブログとかを見て回っていると、貝類の多くが黒ヒゲや藍藻を食べる、種類にもよるけど他に食べるものが無くても食べるってのはほとんど当たり前って思えてくる。
確実に食べそうなのが、レッドタイヤとかのカノコ貝の類とラムズホーンとかのヒラマキガイの類の多く。サカマキガイだって藍藻を食べるみたいだし。
実体験じゃないから、「らしい」としか言えないのだけどね。
あと、「積極的な駆除に使えた」って例は見たことがない。
例えば、パイプとかに付いた黒ヒゲは綺麗にしちゃうけど、ヘアーグラスの上に出てくる黒ヒゲを食べてくれないとか…そこに行かないだけなのではないかって思えるけど。
それでも何にせよ、食べるヤツが居ないよりはマシだよね。
どうやって子供を説得するかな。
目立つラムズホーンは諦めて、近所の池や田んぼをのぞきに行こうか。
あーそうそう、大規模トリミングで「黒ヒゲ出た!」「エビ落ちた!」とか書いてましたが、結局どれも1回だけでした。
もう数日間黒ヒゲ見てません。
出る時は、切っても切っても毎日新しいのが出るから、きっと一時的な環境悪化で済んだんでしょう。
だから貝を調達して入れることが出来たとしても、当分、本当に黒ヒゲを食べるのか検証できそうもないですけど。
…って、またスグに出てきたりして。
「いっぱい増えたらスゴク気持ち悪い。」
「増えなくても気持ち悪い」
「ラムズホーン買うんでしょ?あの赤いのキライ。」
あまりに拒否されちゃったんで諦めたけど、
貝カワイイじゃん。
カワコザラガイとかは、見たくないのだけど、
サカマキガイとかなら「そんなに嫌うなよ。カワイイじゃん」とか思ってた。…ずっと以前に居たけど、いつの間にか消えちゃったけど。
そりゃ、私も確かに「爆殖」なんて文字を見ると、本当にゾッとするし、
ガラス面を這ってる姿や卵とかはあまり見たくない。
ガラス面に付いたコケを中途半端に舐め取られてヘンな模様が描かれるくらいならコケたままの方がマシだし。
水面を「這ってる」姿はカワイイけど。
もちろん水草の上も。
だからこそ、「爆殖」なんてしないって確信も持てたから入れようと思ってたのに、あれだけ拒否されたらね。
今回の水槽の立ち上げ時も一時的にカワコザラガイが増えたけど、スグに消えてしまった。低pH、低硬度、給餌も最小限、コケもちょっとしか出ない…じゃ爆殖はあり得ないよ。
ほんと貝入れたいんだよね。
まず大前提として、(鑑賞を目的としたものなのだから限度はあるけど)環境は、中に入っている生き物が多様な方が、ニッチを隙間なく埋められて、水槽の安定度は高くなる…って考えてる。エビと重なるところはあるけど、完全に重なってるわけじゃない。
中でも、対黒ヒゲ(紅藻類)、藍藻への効果。
黒ヒゲや藍藻を「食べる」って言われているエビや魚は、正確には「食べるものがなければ食べることもある」だけど、
いろいろなブログとかを見て回っていると、貝類の多くが黒ヒゲや藍藻を食べる、種類にもよるけど他に食べるものが無くても食べるってのはほとんど当たり前って思えてくる。
確実に食べそうなのが、レッドタイヤとかのカノコ貝の類とラムズホーンとかのヒラマキガイの類の多く。サカマキガイだって藍藻を食べるみたいだし。
実体験じゃないから、「らしい」としか言えないのだけどね。
あと、「積極的な駆除に使えた」って例は見たことがない。
例えば、パイプとかに付いた黒ヒゲは綺麗にしちゃうけど、ヘアーグラスの上に出てくる黒ヒゲを食べてくれないとか…そこに行かないだけなのではないかって思えるけど。
それでも何にせよ、食べるヤツが居ないよりはマシだよね。
どうやって子供を説得するかな。
目立つラムズホーンは諦めて、近所の池や田んぼをのぞきに行こうか。
あーそうそう、大規模トリミングで「黒ヒゲ出た!」「エビ落ちた!」とか書いてましたが、結局どれも1回だけでした。
もう数日間黒ヒゲ見てません。
出る時は、切っても切っても毎日新しいのが出るから、きっと一時的な環境悪化で済んだんでしょう。
だから貝を調達して入れることが出来たとしても、当分、本当に黒ヒゲを食べるのか検証できそうもないですけど。
…って、またスグに出てきたりして。
忘れたころにクリプトコリネ
この写真のクリプトコリネ ウェンティ。
買ったのは、一昨年なのだけど、
当時何株かあったうちのこいつをなんとなく植えた場所が気に入らなくて何度か動かしていたんだけど、そのうちに溶けて消えちゃったんだよね。
同時に入れた他の株は元気だったのだけど。
消えてから半年以上…もっと経過してから、数センチの弱々しくて、かなり明るい緑色の葉がもともと植わっていた場所から出てきてビックリ。
今の水槽に移す時に分かったのだけど、ランナーで出てきたわけじゃなかったんだよね。つまり残っていた根っこから復活。
でも、ずっとほとんど成長しなかった。本当に小さな葉のまま。
それでさらに半年くらい経過して、他の前景草といっしょにシート上に取り出して、今の水槽に放り込んだわけだけど、
そのころには、クリプトコリネについても少しは学んでいて、
・基本的には弱酸性を好むけど、本来水質の適応範囲は広い。
・植え替えられたり、水質の急変があると、葉を溶かしちゃうことが多い。その後、新しい環境に適応した新しい葉を展開する。
・新しい葉を展開させる力が残ってないと消えちゃう。
なんていうことも、知識としては知っていた。
だから、今の水槽に移した時には、これで本当に消えちゃうかもな…
って思っていたのだけど、同時に移した他の株がどんどん葉っぱを落としていくのに、こいつは元気に成長をはじめて、1ヵ月ちょっとでここまで来たわけ。本当に小さな数センチの弱々しい葉っぱだけだったのに。根っこもか弱かったのに。不思議。
底床環境が改善したからかな?
以前の水槽では、最後これが植わっていたあたりはソイルが泥化していたから。
葉っぱを溶かした他の株も、もちろん今では元気に成長しているけどね。
クリプトコリネの中でも特別丈夫で簡単だ とか言われるウェンティだからかもしれないけど、
弱そうで、強い
ってのが面白いなと。
強いって点では、以前に持て余した株のひとつをロタラの林の中に突っ込んでいて、それを半ば忘れてて、そこに足しソイルしたりして地形をいじって思いっきり埋めちゃったことがことがあったのだけど、かなり経ってから、気がついたら地上に出て立派な葉を出してたなんてこともあったよ。
ここ(60cm立ち上げ1ヶ月の振り返り 前景俯瞰)を見ると、写真が小さくて分かりにくいかもしれないけど、今の水槽に移したばっかりのころが分かります。
場所は、右側の照明の直下。
買ったのは、一昨年なのだけど、
当時何株かあったうちのこいつをなんとなく植えた場所が気に入らなくて何度か動かしていたんだけど、そのうちに溶けて消えちゃったんだよね。
同時に入れた他の株は元気だったのだけど。
消えてから半年以上…もっと経過してから、数センチの弱々しくて、かなり明るい緑色の葉がもともと植わっていた場所から出てきてビックリ。
今の水槽に移す時に分かったのだけど、ランナーで出てきたわけじゃなかったんだよね。つまり残っていた根っこから復活。
でも、ずっとほとんど成長しなかった。本当に小さな葉のまま。
それでさらに半年くらい経過して、他の前景草といっしょにシート上に取り出して、今の水槽に放り込んだわけだけど、
そのころには、クリプトコリネについても少しは学んでいて、
・基本的には弱酸性を好むけど、本来水質の適応範囲は広い。
・植え替えられたり、水質の急変があると、葉を溶かしちゃうことが多い。その後、新しい環境に適応した新しい葉を展開する。
・新しい葉を展開させる力が残ってないと消えちゃう。
なんていうことも、知識としては知っていた。
だから、今の水槽に移した時には、これで本当に消えちゃうかもな…
って思っていたのだけど、同時に移した他の株がどんどん葉っぱを落としていくのに、こいつは元気に成長をはじめて、1ヵ月ちょっとでここまで来たわけ。本当に小さな数センチの弱々しい葉っぱだけだったのに。根っこもか弱かったのに。不思議。
底床環境が改善したからかな?
以前の水槽では、最後これが植わっていたあたりはソイルが泥化していたから。
葉っぱを溶かした他の株も、もちろん今では元気に成長しているけどね。
クリプトコリネの中でも特別丈夫で簡単だ とか言われるウェンティだからかもしれないけど、
弱そうで、強い
ってのが面白いなと。
強いって点では、以前に持て余した株のひとつをロタラの林の中に突っ込んでいて、それを半ば忘れてて、そこに足しソイルしたりして地形をいじって思いっきり埋めちゃったことがことがあったのだけど、かなり経ってから、気がついたら地上に出て立派な葉を出してたなんてこともあったよ。
ここ(60cm立ち上げ1ヶ月の振り返り 前景俯瞰)を見ると、写真が小さくて分かりにくいかもしれないけど、今の水槽に移したばっかりのころが分かります。
場所は、右側の照明の直下。
ウォーターローンのその後
以前に60cmの方の前景の片隅に入れたウォーターローンが、ジリジリと増えてる
みたいなことを以前に書いたと思いますけど、
なんかダメっぽいです。
味をしめた連中に喰われちゃったのか、
そもそも環境があってなかったのかは分らないですけど。
消えちゃったわけではないけど、全体的に明らかに「かなり減って」います。
入れた時の量を10としたら、気がついたらもう3くらいになっている。
新芽や新しいランナーを見つけられないわけじゃないのにです。
でも、チョビっと40cmロータス水槽にも入れてたんですけど、
気がついたら、こっちは食べられたりせず、ちょっとずつだけど着実に増えている。
まとめて植えた周囲から新葉が出てきて、広がり始めている。
何が違うんでしょうね?
pH,KHとかはだいたい同じ。
ソイルが違う、CO2添加量が違う、水流が違う...
ちなみにソイルの肥料分、CO2濃度、水流の強さ、これらは全部 60cm水槽の方が上です。
さらに、着実に成長し続けている40cm水槽は、タイガーロータスの後ろに目立たないようにチョロっと入れてたんで今は上に葉が茂っちゃってけっこう暗めになってます。
上手くいっている写真とかを検索すると、明るい色のソイルが多いけど、
栄養少ないソイルのほうが良かったりするのかな???
分かりません。
--
追記。
あと、植え方もちょっと違います。
60cmは周囲にグロッソ、ヘアーグラスなんかがいろいろある中に、ほんのちょっとだけ上から見えてたソイルに差し込んでるって感じで、ほかの元気な水草にくっついちゃってるけど、
ロータス水槽では、そういうことはなくて、スグ近くに他の水草が密着しているなんて感じはないです。
この違いかな??
みたいなことを以前に書いたと思いますけど、
なんかダメっぽいです。
味をしめた連中に喰われちゃったのか、
そもそも環境があってなかったのかは分らないですけど。
消えちゃったわけではないけど、全体的に明らかに「かなり減って」います。
入れた時の量を10としたら、気がついたらもう3くらいになっている。
新芽や新しいランナーを見つけられないわけじゃないのにです。
でも、チョビっと40cmロータス水槽にも入れてたんですけど、
気がついたら、こっちは食べられたりせず、ちょっとずつだけど着実に増えている。
まとめて植えた周囲から新葉が出てきて、広がり始めている。
何が違うんでしょうね?
pH,KHとかはだいたい同じ。
ソイルが違う、CO2添加量が違う、水流が違う...
ちなみにソイルの肥料分、CO2濃度、水流の強さ、これらは全部 60cm水槽の方が上です。
さらに、着実に成長し続けている40cm水槽は、タイガーロータスの後ろに目立たないようにチョロっと入れてたんで今は上に葉が茂っちゃってけっこう暗めになってます。
上手くいっている写真とかを検索すると、明るい色のソイルが多いけど、
栄養少ないソイルのほうが良かったりするのかな???
分かりません。
--
追記。
あと、植え方もちょっと違います。
60cmは周囲にグロッソ、ヘアーグラスなんかがいろいろある中に、ほんのちょっとだけ上から見えてたソイルに差し込んでるって感じで、ほかの元気な水草にくっついちゃってるけど、
ロータス水槽では、そういうことはなくて、スグ近くに他の水草が密着しているなんて感じはないです。
この違いかな??
2013年3月6日水曜日
林床を這うグロッソ
さっき給餌しながら、水槽の奥のほうを覗いてみたら、
グロッソが中央のロタラの下を突き抜けて再奥まで行っていた。
しかも這ってる。
その後、ロタラ山の中を見てみたら、やっぱり這って、中腹まで行っている!途中に土留の流木とか入ってるのに、そこを乗り越えて。
成長時間考えたらこの状態の時にも這い進んでいたハズ。
前の環境だと、上が影になっちゃうとすぐに立ち上がってたのに。ほとんど上に伸びるだけになってたのに。
なんで、今の環境だと、光が乏しい状態でも這うんだろう?
そんなに根本的に環境が違うとも思えないのだけど。
もちろん、林の入り口や奥で立ち上がっちゃってるのもあるのだけど、ほとんどが這ってるんだよね。
もちろん、前景みたいにソイルに潜りこみそうな勢いで這うというのとはちょっと感じが違って、ちょっと浮き上がりながらではあるのだけど。
グロッソが這う条件ってのはなんなんだろう?
少なくとも光が絶対的に重要ってわけでもなくて、
肥料分、CO2…なんかの条件が複雑に絡みあうのだろうね。
そこそこ光量があるはずなのに這わないなんていうこともあるって聞くけど、それもまーあり得るのだろうね。
ちなみに、スイレン鉢は水槽とは比べ物にならないくらい明るいはずだけど、上が空いていれば這うけど、ちょっとでも陰ってるところは、ヒョロヒョロと上に伸びてしまう。
「陰っている」とは言ったって、そりゃスイレン鉢の中で相対的にってことで、その明るさはこの水槽の前景なんかより遥かに明るいはずなのにさ。
グロッソが中央のロタラの下を突き抜けて再奥まで行っていた。
しかも這ってる。
その後、ロタラ山の中を見てみたら、やっぱり這って、中腹まで行っている!途中に土留の流木とか入ってるのに、そこを乗り越えて。
成長時間考えたらこの状態の時にも這い進んでいたハズ。
前の環境だと、上が影になっちゃうとすぐに立ち上がってたのに。ほとんど上に伸びるだけになってたのに。
なんで、今の環境だと、光が乏しい状態でも這うんだろう?
そんなに根本的に環境が違うとも思えないのだけど。
もちろん、林の入り口や奥で立ち上がっちゃってるのもあるのだけど、ほとんどが這ってるんだよね。
もちろん、前景みたいにソイルに潜りこみそうな勢いで這うというのとはちょっと感じが違って、ちょっと浮き上がりながらではあるのだけど。
グロッソが這う条件ってのはなんなんだろう?
少なくとも光が絶対的に重要ってわけでもなくて、
肥料分、CO2…なんかの条件が複雑に絡みあうのだろうね。
そこそこ光量があるはずなのに這わないなんていうこともあるって聞くけど、それもまーあり得るのだろうね。
ちなみに、スイレン鉢は水槽とは比べ物にならないくらい明るいはずだけど、上が空いていれば這うけど、ちょっとでも陰ってるところは、ヒョロヒョロと上に伸びてしまう。
「陰っている」とは言ったって、そりゃスイレン鉢の中で相対的にってことで、その明るさはこの水槽の前景なんかより遥かに明るいはずなのにさ。
2013年3月5日火曜日
屋外で冬越しできる水草
昨年の秋までにスイレン鉢に放り込んでみて、冬越しができた水草を列挙。
グロッソスティグマ
オーストラリアンチドメグサ(オークロ)
チドメグサ
グリーンロタラ
ロタラインディカ
それと、アマゾンフロッグピットは、冬に向けてどんどん枯れて溶けていくので、水質が悪くなりすぎるっていう印象があったので、全部捨てちゃったつもりだったですけど、なぜかここに来て小さいのが復活してます。
アマゾンフロッグピットはともかく、上であげたのは全部温帯の植物...オーストラリアや日本とかなので、冬越しできて当然ですね。
ちなみに、ここは横浜。2月中は、けっこうな厚みの氷も何度も張りました。
水底まで凍ったことはないですけど。
あと実はヘアーグラスも入れてはいるのだけど、生存しているかどうかはまだ分かりません。
入れた時期がGWくらいだったので、既にスイレンやオモダカとかに水面をかなり覆われて、それじゃなくてもオークロとかに上空を占められて、ほとんどまともに光を受けられなくて、育った形跡がなかったので、冬越し以前に消えてたかもしれません。
...でも、そもそもの野生での生育環境考えれば、冬越しできるはずだとおもってます。
グロッソスティグマ
オーストラリアンチドメグサ(オークロ)
チドメグサ
グリーンロタラ
ロタラインディカ
それと、アマゾンフロッグピットは、冬に向けてどんどん枯れて溶けていくので、水質が悪くなりすぎるっていう印象があったので、全部捨てちゃったつもりだったですけど、なぜかここに来て小さいのが復活してます。
アマゾンフロッグピットはともかく、上であげたのは全部温帯の植物...オーストラリアや日本とかなので、冬越しできて当然ですね。
ちなみに、ここは横浜。2月中は、けっこうな厚みの氷も何度も張りました。
水底まで凍ったことはないですけど。
あと実はヘアーグラスも入れてはいるのだけど、生存しているかどうかはまだ分かりません。
入れた時期がGWくらいだったので、既にスイレンやオモダカとかに水面をかなり覆われて、それじゃなくてもオークロとかに上空を占められて、ほとんどまともに光を受けられなくて、育った形跡がなかったので、冬越し以前に消えてたかもしれません。
...でも、そもそもの野生での生育環境考えれば、冬越しできるはずだとおもってます。
2013年3月3日日曜日
うわ〜
もう3週間見てなかった黒ヒゲを発見しちゃったよ。
やっぱ、全国一斉...じゃなくて水槽内一斉トリミング大会の影響しか考えられないよな。
当然といえばあまりに当然だけど、水草が大量に吸っているものが、
黒ヒゲの発現に大きく関係していると。
やっぱトリミングは、できれば1/3ずつとかローテーションでやらないとね。
そうすると、不恰好になるのだけど。
--
--
追記。
今朝は、エビ。
小さいヤマトも落ちてた。
偶然じゃないね。
やっぱり大規模トリミングは鬼門。
反対側から眺めれば、それだけ水草が水質維持に大きな貢献をしているってこと。
やっぱ、全国一斉...じゃなくて水槽内一斉トリミング大会の影響しか考えられないよな。
当然といえばあまりに当然だけど、水草が大量に吸っているものが、
黒ヒゲの発現に大きく関係していると。
やっぱトリミングは、できれば1/3ずつとかローテーションでやらないとね。
そうすると、不恰好になるのだけど。
--
--
追記。
今朝は、エビ。
小さいヤマトも落ちてた。
偶然じゃないね。
やっぱり大規模トリミングは鬼門。
反対側から眺めれば、それだけ水草が水質維持に大きな貢献をしているってこと。
グッピーで混乱
日曜日に子供がグッピーを買ってきた。
オスメスペアで390円。
これ決して突然のことではなくて、
前から「グッピー買ってもいい?水槽(ロータス水槽)に入れてもいい?」って言われていて、
あまり考えずに「いいよ」っていい加減に答えていた記憶はあるから、
子供のことは一切責められない。
しかも、教えてあげたことをよく守ってて、かなり健康的・丈夫に見えるし、メスなんて明らかに妊娠してて出産近そうだし。
しかし値段を見ても分かるように輸入グッピー。
っていうか、子供が買った店は知っていて、そこは国産グッピー扱ってないし。
アルカリ性が割と強い環境で育てられたに決まってる。
で、うちのロータス水槽は、CO2添加前でpH6.5。
プラティとかも入ってるけど、時間掛けて慣れさせてるから大丈夫。
うーん。困った。
「グッピー死んじゃったよ〜」なんて悲しい顔見たくないし。
どうしよう?
本当ならpHだけじゃなくてその成分まで考えたら岩塩(ナトリウム塩、マグネシウム塩)でも突っ込むのがいちばん正しいのだろうけど、それだと、例えば、余っちゃったウォーターローンをこっちにも植えてて、それがけっこう調子付き始めてきたのに…っていうか、特に低pHが好きなウォーターローンだけじゃなくても、水草全般ダメにしそうだし、
貝殻でも突っ込む?手元に無いし。
悩んだ挙句、ひとまず、
・とにかく水合わせに時間をかける。
・pHあげるのに一番水草にも問題無さそうなものってことで、イニシャルスティックを(つまりカリウム溶出でpH上昇を期待して)浅めに突っ込む・一部は早く溶けるように底床面に放置。
なんてことをしてしまいました。
コケまくるかもな〜。
アオミドロとか出ちゃうかもな〜。
なのに、ロータス水槽のpH下げる力は強力みたいで…ソイルも真新しいし、ぜーんぜんpHあがらないですよ。マイッタな〜。
グッピーが落ちた挙句、コケコケなんてことになったらサイアク。
親が落ちちゃう前に、出産でもしてくれたら、子供は最初から水質に慣れて健康に育ちそうだけどね。
でも、放置で子供が育ちそうな環境でもないのだよね。
でかいプラティとかがみんな喰っちゃいそう。
まーこういうのって、買ってきた個体の基礎体力が強靭なら、体が慣れるまで落ちずに耐えられたりするので、そこに期待するしか無いですね。
ちなみに私は、今で飼ったことのある(って、たった1年半だけど)魚の中では、ベックホルディとかの鋭くキレのある動きをする小さめの魚が好きです。動と静ってね。
主役は水草だから目立ってくれなくていいし。
でも、見て・目で追って楽しいのは、やっぱり動き。
それと、動きって点なら、あとはラミーノーズ。
こいつら見た目は正直好きじゃないのだけど(うちの奥さんの趣味で入れた)、よく遊んでるように見えるんですよ。
何度も何度も水流に乗って…スイーって滑って遊んだりね。
そう見えるだけなんだろうけど。
よく群れるし。
この点で、卵生メダカの類は、ゆるゆると泳ぐでしょ?
そこがあんまりね。
品種改良されちゃってるのも趣味じゃないかな。
オスメスペアで390円。
これ決して突然のことではなくて、
前から「グッピー買ってもいい?水槽(ロータス水槽)に入れてもいい?」って言われていて、
あまり考えずに「いいよ」っていい加減に答えていた記憶はあるから、
子供のことは一切責められない。
しかも、教えてあげたことをよく守ってて、かなり健康的・丈夫に見えるし、メスなんて明らかに妊娠してて出産近そうだし。
しかし値段を見ても分かるように輸入グッピー。
っていうか、子供が買った店は知っていて、そこは国産グッピー扱ってないし。
アルカリ性が割と強い環境で育てられたに決まってる。
で、うちのロータス水槽は、CO2添加前でpH6.5。
プラティとかも入ってるけど、時間掛けて慣れさせてるから大丈夫。
うーん。困った。
「グッピー死んじゃったよ〜」なんて悲しい顔見たくないし。
どうしよう?
本当ならpHだけじゃなくてその成分まで考えたら岩塩(ナトリウム塩、マグネシウム塩)でも突っ込むのがいちばん正しいのだろうけど、それだと、例えば、余っちゃったウォーターローンをこっちにも植えてて、それがけっこう調子付き始めてきたのに…っていうか、特に低pHが好きなウォーターローンだけじゃなくても、水草全般ダメにしそうだし、
貝殻でも突っ込む?手元に無いし。
悩んだ挙句、ひとまず、
・とにかく水合わせに時間をかける。
・pHあげるのに一番水草にも問題無さそうなものってことで、イニシャルスティックを(つまりカリウム溶出でpH上昇を期待して)浅めに突っ込む・一部は早く溶けるように底床面に放置。
なんてことをしてしまいました。
コケまくるかもな〜。
アオミドロとか出ちゃうかもな〜。
なのに、ロータス水槽のpH下げる力は強力みたいで…ソイルも真新しいし、ぜーんぜんpHあがらないですよ。マイッタな〜。
グッピーが落ちた挙句、コケコケなんてことになったらサイアク。
親が落ちちゃう前に、出産でもしてくれたら、子供は最初から水質に慣れて健康に育ちそうだけどね。
でも、放置で子供が育ちそうな環境でもないのだよね。
でかいプラティとかがみんな喰っちゃいそう。
まーこういうのって、買ってきた個体の基礎体力が強靭なら、体が慣れるまで落ちずに耐えられたりするので、そこに期待するしか無いですね。
ちなみに私は、今で飼ったことのある(って、たった1年半だけど)魚の中では、ベックホルディとかの鋭くキレのある動きをする小さめの魚が好きです。動と静ってね。
主役は水草だから目立ってくれなくていいし。
でも、見て・目で追って楽しいのは、やっぱり動き。
それと、動きって点なら、あとはラミーノーズ。
こいつら見た目は正直好きじゃないのだけど(うちの奥さんの趣味で入れた)、よく遊んでるように見えるんですよ。
何度も何度も水流に乗って…スイーって滑って遊んだりね。
そう見えるだけなんだろうけど。
よく群れるし。
この点で、卵生メダカの類は、ゆるゆると泳ぐでしょ?
そこがあんまりね。
品種改良されちゃってるのも趣味じゃないかな。
水流
いちばん最初にメダカを飼った時に、
「メダカって止水域の魚だよな。流れが強すぎるのはキツイはず。」
「でも、循環水量を落としすぎるのは怖いから、できるだけ流速を落とそう。」
なんて考えて、いろいろと…例えば、拡散吐出口を付けて、さらにその前に水草を置いて減速するとか…ってやってました。
もちろん、水流は「水槽っていう体を走る血流だ」とは、リクツで考えてはいたけど、それほど深刻には考えてなくて、いちおう水が回れば良いよね。…なんて思ってたわけです。
今思い起こせば、これが最初のころの失敗続きの大きな原因の一つ。
水流の重要性をリアルに・実感伴って理解してなかったんですね。
実際の田んぼや湖沼などを想像してみれば、けっして止水なんかじゃなくて、風でけっこう水は全体的に動いているんですよね。昼夜での温度差による上下循環もあるし。本当の止水なんてほとんど無いわけで。
強い水流が苦手なアオミドロとかもあるけど、大抵のコケは照明だけじゃなくて水流がよく当たるところにも出ますよね。
コケほどじゃないにしろ、水草の育ちも水流が少しは強めにあるのと、極めて弱い状態だとハッキリと差が出ます。
CO2や栄養の供給に差が出るんでしょうね。
前回書いたみたいに、前景の水草も水の当たり具合でかなり成長に差がでます。水流が底面を這って進んでいる時に、ちょっとした段差があると、水が当たりにくいところが出ちゃうわけですが、そこは明らかに育ちが悪くなりますから。特にキューバとかグロッソとかは。だからバランスよく育てようと思ったら、このあたりも意識したトリミングが必要になる。
中後景も密植させるのが大好きだけど、根本はできるだけ水通しを良くしておきたい。適切なトリミングで意識的に枝分かれさせて、上はモサモサ、下はスカスカにするのが理想。
それから、稚エビとかトリミングした葉っぱとかを吸い込まないように、給水口にスポンジを付けているのだけど、ここに張り付いた水草が意外に育ってたりするのってよくあること。
つい最近も給水口のスポンジに張り付いたウォーターローンの欠片が、ビックリするくらい成長しているのを発見。
ウォーターローンも本来湿地帯の水草だけど、やっぱり水流が大事みたい。
今の水槽…60の方で若干心配なのは、左側のロタラの山と前景の境目のところ。ここの水流が悪いのだよね。だから、ここに植えてあるブリクサとかの育ちがすごく悪い。…写真見てもどこに入ってるのかわからないくらいですよね?
水流が悪いだけじゃなくてさらに上からロタラが雪崩れてきてスグに被さって照明もあたりにくいし。…光の問題の方がより深刻だとは思うけど。
ブリクサは一度育って根張りが良くなれば、このあたりも安心なんだけど。…最初のデザインを完全に失敗しました。
いちばん左側に入ってるのは、光はともかく、まだ水流は確保されているので生き残ると思うけど、他のは消えちゃうかもな。周囲のオークロやニューパールグラスなんかに完全に負けちゃうと思う。
ちなみに全体の右側にあるのは…これも写真見てもほとんど分からないと思うけど、照明がろくに当たってないのに水の流れが良いのでスゴク元気です。
軽く引っ張ってみても根張りがすごく良さそうだし。
もちろん、左側のロタラ山の麓に入れているのは「追加」で入れれて、右側は元の水槽から持ってきたのだから、水質への慣れの差もあるとは思いますけど。
強く細い流れを使って全体の水循環をデザインするのか?
いっぺんに全体に拡散させていくのか?
いろいろな水槽デザインがあるはずですけど、強いストリームの循環を海流図、気流図の様にイメージして配置し、セット初期の濁りがあるときにでも実際の流れ方を確認・調整しておくのが、基本になるのじゃないかと思ってます。
もちろん、魚の特性を意識しつつですね。
グッピーとかを強い流れに晒させたらスグに疲れて弱っちゃうだろうから、やっぱり流速をしっかり落としつつ全体に水を回す工夫が避けられないだろうし。
普段の水槽の掃除の時は、地形や水草の茂り方で、強い水流が急速に弱くなるところは、要注意ですね。
ゴミが・残滓も溜まりやすいから。
どうもそういうところから...水流が弱くなって汚れも溜まりやすいところからアオミドロとか出やすい気もしてるんですよ。
なんにせよ水草の成長は、いろーんなことのバランスですよね。
光、CO2、水質、底床…、これらと同列くらいに水流も大事だと思ったほうが良いと思ってます。
でもって、このバランスですけど、各要素共に、絶対的な不足を起こしていない限り、
ある程度であれば相互に補完できます。
これ私自身の経験上でも、ネット上でいろいろな成長過程を見させてもらってても、植物の生理についての知見調べてても、ハッキリ言えることです。
例えば、理想的な育ち方を考えた時に、光量がかなり足りないとして、
この状況を肥料やCO2をリッチにすることで、ある程度ならば補えるといくことです。
そういうことを考えていく上でも、水流を意識することが重要になります。
水に溶かしたCO2や肥料が優先的に行っていない...水が動いていないのでは、どうしもうもないですから。
「メダカって止水域の魚だよな。流れが強すぎるのはキツイはず。」
「でも、循環水量を落としすぎるのは怖いから、できるだけ流速を落とそう。」
なんて考えて、いろいろと…例えば、拡散吐出口を付けて、さらにその前に水草を置いて減速するとか…ってやってました。
もちろん、水流は「水槽っていう体を走る血流だ」とは、リクツで考えてはいたけど、それほど深刻には考えてなくて、いちおう水が回れば良いよね。…なんて思ってたわけです。
今思い起こせば、これが最初のころの失敗続きの大きな原因の一つ。
水流の重要性をリアルに・実感伴って理解してなかったんですね。
実際の田んぼや湖沼などを想像してみれば、けっして止水なんかじゃなくて、風でけっこう水は全体的に動いているんですよね。昼夜での温度差による上下循環もあるし。本当の止水なんてほとんど無いわけで。
強い水流が苦手なアオミドロとかもあるけど、大抵のコケは照明だけじゃなくて水流がよく当たるところにも出ますよね。
コケほどじゃないにしろ、水草の育ちも水流が少しは強めにあるのと、極めて弱い状態だとハッキリと差が出ます。
CO2や栄養の供給に差が出るんでしょうね。
前回書いたみたいに、前景の水草も水の当たり具合でかなり成長に差がでます。水流が底面を這って進んでいる時に、ちょっとした段差があると、水が当たりにくいところが出ちゃうわけですが、そこは明らかに育ちが悪くなりますから。特にキューバとかグロッソとかは。だからバランスよく育てようと思ったら、このあたりも意識したトリミングが必要になる。
中後景も密植させるのが大好きだけど、根本はできるだけ水通しを良くしておきたい。適切なトリミングで意識的に枝分かれさせて、上はモサモサ、下はスカスカにするのが理想。
それから、稚エビとかトリミングした葉っぱとかを吸い込まないように、給水口にスポンジを付けているのだけど、ここに張り付いた水草が意外に育ってたりするのってよくあること。
つい最近も給水口のスポンジに張り付いたウォーターローンの欠片が、ビックリするくらい成長しているのを発見。
ウォーターローンも本来湿地帯の水草だけど、やっぱり水流が大事みたい。
今の水槽…60の方で若干心配なのは、左側のロタラの山と前景の境目のところ。ここの水流が悪いのだよね。だから、ここに植えてあるブリクサとかの育ちがすごく悪い。…写真見てもどこに入ってるのかわからないくらいですよね?
水流が悪いだけじゃなくてさらに上からロタラが雪崩れてきてスグに被さって照明もあたりにくいし。…光の問題の方がより深刻だとは思うけど。
ブリクサは一度育って根張りが良くなれば、このあたりも安心なんだけど。…最初のデザインを完全に失敗しました。
いちばん左側に入ってるのは、光はともかく、まだ水流は確保されているので生き残ると思うけど、他のは消えちゃうかもな。周囲のオークロやニューパールグラスなんかに完全に負けちゃうと思う。
ちなみに全体の右側にあるのは…これも写真見てもほとんど分からないと思うけど、照明がろくに当たってないのに水の流れが良いのでスゴク元気です。
軽く引っ張ってみても根張りがすごく良さそうだし。
もちろん、左側のロタラ山の麓に入れているのは「追加」で入れれて、右側は元の水槽から持ってきたのだから、水質への慣れの差もあるとは思いますけど。
強く細い流れを使って全体の水循環をデザインするのか?
いっぺんに全体に拡散させていくのか?
いろいろな水槽デザインがあるはずですけど、強いストリームの循環を海流図、気流図の様にイメージして配置し、セット初期の濁りがあるときにでも実際の流れ方を確認・調整しておくのが、基本になるのじゃないかと思ってます。
もちろん、魚の特性を意識しつつですね。
グッピーとかを強い流れに晒させたらスグに疲れて弱っちゃうだろうから、やっぱり流速をしっかり落としつつ全体に水を回す工夫が避けられないだろうし。
普段の水槽の掃除の時は、地形や水草の茂り方で、強い水流が急速に弱くなるところは、要注意ですね。
ゴミが・残滓も溜まりやすいから。
どうもそういうところから...水流が弱くなって汚れも溜まりやすいところからアオミドロとか出やすい気もしてるんですよ。
なんにせよ水草の成長は、いろーんなことのバランスですよね。
光、CO2、水質、底床…、これらと同列くらいに水流も大事だと思ったほうが良いと思ってます。
でもって、このバランスですけど、各要素共に、絶対的な不足を起こしていない限り、
ある程度であれば相互に補完できます。
これ私自身の経験上でも、ネット上でいろいろな成長過程を見させてもらってても、植物の生理についての知見調べてても、ハッキリ言えることです。
例えば、理想的な育ち方を考えた時に、光量がかなり足りないとして、
この状況を肥料やCO2をリッチにすることで、ある程度ならば補えるといくことです。
そういうことを考えていく上でも、水流を意識することが重要になります。
水に溶かしたCO2や肥料が優先的に行っていない...水が動いていないのでは、どうしもうもないですから。
バッサリ!
さっぱりしたでしょ!
美しい頂芽をいっきに大量に失うのは、実際に近くで見るとスゴク寂しいのだけど、
ちょっとズームアウトして見れば、カタチが出るし、明るくなるから、こっちの方がいいね。
っていうか、やらなきゃ、光が届かなくなるし、水回りも悪くなるし、環境壊れていくから、やるしかない。
こうやって写真撮ってみると、中央部分はもうちょっと深くカットすべきだったね。
メリハリがつかないや。どうせまた2-3週間で切るんだから良いけど。
これ、同時にやる水換えとかは別にして、トリミング自体に掛かる時間はせいぜい長くても15分くらい。
細かいところを丁寧にやりだしたら別ですけどね。
今回みたいば作業は本当にその程度の時間しかかかりません。
大まかなカットラインだけ決めてザクザク バッサバッサ切るだけ。
チョー簡単! …なら、さっさとやれよ!なんだけど。
どうしてもトリミング後の痛々しい姿を見たくなくて、先送りしちゃって適切なタイミングで切れないんですよね。
トリミングに使うハサミは、文房具の刃先の長いヤツ。
アクアリウム用のも2つ持ってるけど、そりゃ普段のちょっとした手入れに使うくらい。多分にたんなる自己満足。先がちっこいハサミでチョビチョビ切ってられません。
細かいところも、赤ちゃんの足の爪を切るハサミのほうが小回りが効いていい。前景も切りやすいですよ。あんな先がカーブした自己満足ハサミよりも。…水深がある水槽なら別だけど。
刃先の長いのでバッサリ行く時にいちばん気をつけなきゃならないのは… エビを切っちゃうことですね。刃先を茂みに突っ込んでザクザクやる時に、魚は逃げるけど、エビは存在に気が付かないで、さらにけっこう逃げなかったりするので。
切る前にバサバサやって追い払ってからじゃないと、ショッキングな事態に見舞われます。…って、幸い、見舞われたことはないけど、寸前だったことは何度もあります。
あと、気をつけるのは、完成形から枝分かれや成長を逆算して、理想より深めに切ること。
でも、これ意外とリクツではちゃんとどこまで切れば良いか分かってても、気分の問題で出来ないんですよね。私も出来ないです。中途半端になりがち。
次は、早く前景の芝刈りしたいな~。あと1層くらいグロッソが積み重なったら部分的にカットをはじめて、全体を揃えていくつもり。
最初に、丁寧な田植えをめんどくさがって前の水槽から引剥がした前景を適当に取り分けてドバっと入れちゃってるので、やっと1層出来たところと、何段にも積み重なったところとマダラになっちゃってて、これは場所によってビミョーに水流が変わって、
上から見ると、底床をバランスよく覆っているように見えても、厚くなるところはどんどん厚くなり、薄いところはゆっくりしか積み上がらないっていう差が広がっていっちゃう。富める者はますます富めるの格差社会の構図。だから、狭い水槽の世界を管理する神様としては意識的に出っ張ったところを切って揃えて行かないとね。
これももう3層以上になっちゃってるところもあるので、本当は少しずつ取り組み始めても良い時期なのだけど…テネルスやニューパールとかヘアーグラスとかは今でもバシバシ切ってるけど、キューバやグロッソは、あまり寂しい状態を見たくなくて、ちょっと先送りしちゃってます。
問題はこの後の水質悪化なんですよね。
これだけいっぺんに切ると、どうしても不安定になるから。
気をつけなきゃ。
やっと消えてくれたまた黒ヒゲが出てきたりしたらイヤだな~。
あるいはエビが体調不良を起こすとか。
そうじゃなくても、油膜とか。
そうそう、多めにトリミングした後は、メネデールを10ml入れてます。…多分に気分ですが、新芽が出やすくなるような気がして。
2013年3月2日土曜日
もう限界。明日はバッサリ切らなきゃ
60水槽の構成
そういえば、40のは書いたけど、60の機材構成とか書いてなかったので、書き留めておきます。
60規格水槽 フレームレス、クリアガラス 水量65L
底床は、前に書いたからパス。
照明は、全てLEDで全体で40W強。積み上げで4000lm弱くらい。
但し、水槽用じゃなくて家庭用の球を使ってるので配光効率考えたら、とても水槽用の40W分なんて無いですね。
一部、赤色LED(12W)を入れてます。気分ですね。効果は疑問。
あと、1000lm分くらい増やしたいな。
点灯は10時間/1日。
フィルターは、エココンフォートプロフェッショナル2036(ecco pro 300)っていうか、2236にプレフィルターキット付けてアップグレードしたやつですね。
濾材は、デフォルトのままサブストラットプロ。
ただ、ウールパッドのところを、チャームで売ってるゲルマット(厚手タイプGel Mat31)にしてます。これオススメ!
頻繁にウールパッド替えるの面倒くさいし、通水が悪くなりにくいし、バクテリアの定着も良さそうだし。
EHEIMなら、クラシックしかないでしょ!って人が多いのは知ってるつもりだし、濾材容量とかモーター特性とかとか、スペック比較したらあっちのほうが優位性高いのは分かりますよ。
でも、エココンフォートにプレフィルターキット付けると、圧倒的にメンテナンス性が良いんですよ。本当に全くなんの苦もなくメンテナンスできる。
でも、これ、とても大事。
プレフィルターキット付けると、ただでさえ少ない濾材収納量がさらに減るって言ってる人もいるけど、実際はまったく変わりません。
いちばん下に入れてたブルーのスポンジを、いちばん上に置くようにするだけ。
CO2は、マスターアドバンスで直添。
添加量は、うちのカウンターで3秒弱に1滴。(ADAのとかだと1秒1滴強くらいに相当)
ちなみにpH、KHから推定できるCO2濃度は、ライト消灯のタイミングでおそらく20mg/l程度。
添加時間はライト連動で10時間。
CO2含んだけっこう強めの水流が、前面ガラスの中央左より全体の1/3くらいの高さのところにブチ当たって、そこから左右に流れて、底面を這って後ろ・上に回って感じの水流の構成です。
当然、黒ヒゲが現れるのは殆どが前景の中央部分だけ。
ヒーターは、65W×2本=130W。
飼う魚にもよるけど、「熱帯魚」ならヒーターの故障というか劣化断線は怖いものね。だから二重化。
それくらい?
あー後大事なところで、水槽台は、オリジナル。
オリジナルというより、金属フレームの既成の水槽台に、ネット上の材木屋でカットしてもらった板を貼りつけただけのもの。
それも、天板と手前のドアだけ。
フレームレス水槽で、金属フレームの水槽台はヒジョーにヤバそうなので、天板は必須ですね。
さらに、水槽と天板の間には、ウレタンシート…それも水槽に付いてきたペラペラのじゃなくて、ちょっと厚手のを入れてます。
負荷分散のためですね。
見た目のための前面のドアだけで、パネルが水槽台を取り囲んでないのは、クーラーを使う時期になった時の吸排気を強く意識してですね。ドアも簡単に取り外せるようになってて夏場は取り外しちゃう予定です。
キャビネット型になってて後ろしか開いてない水槽台って、クーラーどうするのよ?考えてね~だろ!って突っ込みたくなる。
ざっとそんな感じですかね。
--
エココンフォートの利点は他にも重要な点があったよ。
っていうか、メンテンナンス性に関しての補足。
濾過槽内での水の流れ方。
クラシックは濾過槽の下側にいきなり給水してきた水をぶち当てるでしょ?
でも、エコは、上から給水して、濾過槽の外側に分散する形で水が流れていく...当然流速も落ちる。
だから、ここで汚れが沈殿するんですよ。
だから、潰れたソイルの泥とか砂とか植物遺骸がボロボロになったのとか、そういうのが濾材バスケットの中に入って行かない。そもそもが濾材がそういうので汚れたり目詰りしたりしにくいんです。
クラシックのエーハイム純正濾材付き販売...つまりエーハイムの推奨濾材パターンは、物理濾過槽を厚く取ってますよね。これに対して、エコは、ブルースポンジのその後スグにサブストラットプロなわけです。いちばんサイズが大きいのでもメックを入れる必要がない。
これは流速の速い水を濾材に直接ぶつけちゃうのか、いったん沈殿させる機能があるかないかの差から来ているハズです。つまり、こう考えれば生物濾過槽のサイズがそれほど大きく違うわけでもないんですよ。
その上、何の苦もなく簡単に気軽に中を覗けて、濾過槽の水をバシャって捨てればほとんどのゴミは出ちゃうわけだから、濾材の寿命も長くなるハズだし、濾過槽内を適切な状態に保ちやすいんですね。
後から設計されたのは、それなりの利点があるってことです。
決して電力使用量の「エコ」だけじゃないです。
「コンフォート」です。
60規格水槽 フレームレス、クリアガラス 水量65L
底床は、前に書いたからパス。
照明は、全てLEDで全体で40W強。積み上げで4000lm弱くらい。
但し、水槽用じゃなくて家庭用の球を使ってるので配光効率考えたら、とても水槽用の40W分なんて無いですね。
一部、赤色LED(12W)を入れてます。気分ですね。効果は疑問。
あと、1000lm分くらい増やしたいな。
点灯は10時間/1日。
フィルターは、エココンフォートプロフェッショナル2036(ecco pro 300)っていうか、2236にプレフィルターキット付けてアップグレードしたやつですね。
濾材は、デフォルトのままサブストラットプロ。
ただ、ウールパッドのところを、チャームで売ってるゲルマット(厚手タイプGel Mat31)にしてます。これオススメ!
頻繁にウールパッド替えるの面倒くさいし、通水が悪くなりにくいし、バクテリアの定着も良さそうだし。
EHEIMなら、クラシックしかないでしょ!って人が多いのは知ってるつもりだし、濾材容量とかモーター特性とかとか、スペック比較したらあっちのほうが優位性高いのは分かりますよ。
でも、エココンフォートにプレフィルターキット付けると、圧倒的にメンテナンス性が良いんですよ。本当に全くなんの苦もなくメンテナンスできる。
でも、これ、とても大事。
プレフィルターキット付けると、ただでさえ少ない濾材収納量がさらに減るって言ってる人もいるけど、実際はまったく変わりません。
いちばん下に入れてたブルーのスポンジを、いちばん上に置くようにするだけ。
CO2は、マスターアドバンスで直添。
添加量は、うちのカウンターで3秒弱に1滴。(ADAのとかだと1秒1滴強くらいに相当)
ちなみにpH、KHから推定できるCO2濃度は、ライト消灯のタイミングでおそらく20mg/l程度。
添加時間はライト連動で10時間。
CO2含んだけっこう強めの水流が、前面ガラスの中央左より全体の1/3くらいの高さのところにブチ当たって、そこから左右に流れて、底面を這って後ろ・上に回って感じの水流の構成です。
当然、黒ヒゲが現れるのは殆どが前景の中央部分だけ。
ヒーターは、65W×2本=130W。
飼う魚にもよるけど、「熱帯魚」ならヒーターの故障というか劣化断線は怖いものね。だから二重化。
それくらい?
あー後大事なところで、水槽台は、オリジナル。
オリジナルというより、金属フレームの既成の水槽台に、ネット上の材木屋でカットしてもらった板を貼りつけただけのもの。
それも、天板と手前のドアだけ。
フレームレス水槽で、金属フレームの水槽台はヒジョーにヤバそうなので、天板は必須ですね。
さらに、水槽と天板の間には、ウレタンシート…それも水槽に付いてきたペラペラのじゃなくて、ちょっと厚手のを入れてます。
負荷分散のためですね。
見た目のための前面のドアだけで、パネルが水槽台を取り囲んでないのは、クーラーを使う時期になった時の吸排気を強く意識してですね。ドアも簡単に取り外せるようになってて夏場は取り外しちゃう予定です。
キャビネット型になってて後ろしか開いてない水槽台って、クーラーどうするのよ?考えてね~だろ!って突っ込みたくなる。
ざっとそんな感じですかね。
--
エココンフォートの利点は他にも重要な点があったよ。
っていうか、メンテンナンス性に関しての補足。
濾過槽内での水の流れ方。
クラシックは濾過槽の下側にいきなり給水してきた水をぶち当てるでしょ?
でも、エコは、上から給水して、濾過槽の外側に分散する形で水が流れていく...当然流速も落ちる。
だから、ここで汚れが沈殿するんですよ。
だから、潰れたソイルの泥とか砂とか植物遺骸がボロボロになったのとか、そういうのが濾材バスケットの中に入って行かない。そもそもが濾材がそういうので汚れたり目詰りしたりしにくいんです。
クラシックのエーハイム純正濾材付き販売...つまりエーハイムの推奨濾材パターンは、物理濾過槽を厚く取ってますよね。これに対して、エコは、ブルースポンジのその後スグにサブストラットプロなわけです。いちばんサイズが大きいのでもメックを入れる必要がない。
これは流速の速い水を濾材に直接ぶつけちゃうのか、いったん沈殿させる機能があるかないかの差から来ているハズです。つまり、こう考えれば生物濾過槽のサイズがそれほど大きく違うわけでもないんですよ。
その上、何の苦もなく簡単に気軽に中を覗けて、濾過槽の水をバシャって捨てればほとんどのゴミは出ちゃうわけだから、濾材の寿命も長くなるハズだし、濾過槽内を適切な状態に保ちやすいんですね。
後から設計されたのは、それなりの利点があるってことです。
決して電力使用量の「エコ」だけじゃないです。
「コンフォート」です。
何故か低回転でも上手くいくロータス水槽
タイガーロータスの新葉が幾つも出てきたので、前の水槽から持ち込んだ馬鹿でかい葉っぱは、中でも小さめの1つを残して全部切っちゃいました。
水槽がかなり明るくなった。
この水槽というか、この水槽に至る流れでは、ちょっと前に書いたみたいな高回転型の管理にしなくても何故か上手く行っちゃうんですよね。もうホントに柔らかい緑藻がちょっとしか出ない。
たしかにこの水槽は、ちょっと前に環境崩壊して緊急リセットでいい加減につくったのだけど、そのリセットの原因も、
・ソイルが泥化しちゃって本当にもう限界。
・タイガーロータスにほんの一欠片のアクアフローラをあげたら、とんでもない巨大葉…屋外で育ててる時くらい…になっちゃって、水槽が真っ暗に。さらに浮葉もどんどん出してくるし。
・水槽は暗くなってるし、CO2とかほんのチョッピリしか入れてないし、元の光も少なめなのに、コントロール不能なくらいニューパールグラスとかいろいろな水草が茂っちゃって、忙しい時にほんの少し放置してたら、水槽がビッシリ緑の箱になるくらい茂っちゃって、その分かなり水流を強めにしたのだけど、それでも水が回りきらなくなって最下層の下葉が大量に傷んで、急速に水質悪化。もうグッチャグッチャに。頑丈なプラティのチビが☆になるくらい。
なわけです。
つまり、アクアフローラの欠片を入れたのがすべての失敗のもとですかね。それでも手さえ頻繁に入れてれば、(泥化したソイルはともかくとして)やっぱり問題無い水槽だったんです。
リセット後も、見ての通り、
水草の絶対量は少ないし、
ソイルは所謂 栄養系じゃないし、
CO2も相変わらずちょっとしか入れてないし(60cm水槽の1/6以下くらい。水量あたりで見ても1/3以下くらい)、
光量も遥かに少ない…クリプトコリネ ウェンティの葉が茶色くならないくらい、テネルスの葉が赤くならないくらい、ルドウィジア レペンス ルビンでさえろくに赤みが出ないくらい…そのくらい光量少なめ…
なわけです。
でも、リセット1週目に柔らかい緑藻が出てくる。珪藻がほとんど出ない。どう見ても良い調子良さそう。
コケないんです。
60cmの方で出てくるいろんなコケが出てこない。
水草の育ちは当然もちろん悪いんですけどね。
例えば、60cmの方でグロッソが3-4節分ランナーを伸ばしている間に、こっちでは新しい葉がやっと出るくらい。1節もランナー伸びてないくらい。
だからといって、水草が調子悪そうな感じではなくて、ただ成長が遅いだけなんです。
もっとも一部のロタラの頂芽がいじけ気味だったりとかもしますけど。...おそらく窒素不足ですね。
それとロータスだけは成長も良いですよ。前の水槽に居た時に根で抱え込んだアクアフローラの欠片も一緒に植え込んだので。そのうちにもう少しは溶け出して窒素不足を補ってくれるのではないかと期待。
なんにせよ60の方で同じような構成にしたら、ここまで減速運行させたら、きっとコケだらけになってるハズ。
なんなんですかね〜。この違い。
もちろん環境のリッチさの違いがあるのだけど、コケる・コケないの差はなんなのか?
高回転で回してないとコケちゃう環境と、低回転でもコケない水槽の違い。
いろいろ考えてるし、少しは実験もしてみたいんですけどね。
例えば、単純に水量あたりの魚・給餌の量の違いかもって、ちょっと給餌量を極端にコントロールして比べてみたり。
結論としては、今のところ、まーったく分からないです。
--
いちおうこっちの水槽の環境
・水量20Lくらい。
(30L以上入る水槽なんだけど、あまり水を入れていない)
・底床は、下からパミス、栄養系ソイル、吸着系ソイルを
1/3ずつくらい。全体で5-6cmくらいの厚さ。
・照明は、LEDで1000lm分くらい?
・フィルターはエココンフォート2232。
循環水量は絞らず そのまま。
拡散吐出口使って減速はしているけど。
・CO2は、うちのカウンターで15秒1滴くらい
(ADAのとかだと5秒1滴くらいに相当)を直添。
直添は、水槽内でブクブクやるのと比べて2−3倍は添加効率良いっていう印象ですね。
そこまで考えたら、2−3秒に1滴相当って感じですかね。
・pH6.5、KH2、GH…忘れた…5くらい?
水槽がかなり明るくなった。
この水槽というか、この水槽に至る流れでは、ちょっと前に書いたみたいな高回転型の管理にしなくても何故か上手く行っちゃうんですよね。もうホントに柔らかい緑藻がちょっとしか出ない。
たしかにこの水槽は、ちょっと前に環境崩壊して緊急リセットでいい加減につくったのだけど、そのリセットの原因も、
・ソイルが泥化しちゃって本当にもう限界。
・タイガーロータスにほんの一欠片のアクアフローラをあげたら、とんでもない巨大葉…屋外で育ててる時くらい…になっちゃって、水槽が真っ暗に。さらに浮葉もどんどん出してくるし。
・水槽は暗くなってるし、CO2とかほんのチョッピリしか入れてないし、元の光も少なめなのに、コントロール不能なくらいニューパールグラスとかいろいろな水草が茂っちゃって、忙しい時にほんの少し放置してたら、水槽がビッシリ緑の箱になるくらい茂っちゃって、その分かなり水流を強めにしたのだけど、それでも水が回りきらなくなって最下層の下葉が大量に傷んで、急速に水質悪化。もうグッチャグッチャに。頑丈なプラティのチビが☆になるくらい。
なわけです。
つまり、アクアフローラの欠片を入れたのがすべての失敗のもとですかね。それでも手さえ頻繁に入れてれば、(泥化したソイルはともかくとして)やっぱり問題無い水槽だったんです。
リセット後も、見ての通り、
水草の絶対量は少ないし、
ソイルは所謂 栄養系じゃないし、
CO2も相変わらずちょっとしか入れてないし(60cm水槽の1/6以下くらい。水量あたりで見ても1/3以下くらい)、
光量も遥かに少ない…クリプトコリネ ウェンティの葉が茶色くならないくらい、テネルスの葉が赤くならないくらい、ルドウィジア レペンス ルビンでさえろくに赤みが出ないくらい…そのくらい光量少なめ…
なわけです。
でも、リセット1週目に柔らかい緑藻が出てくる。珪藻がほとんど出ない。どう見ても良い調子良さそう。
コケないんです。
60cmの方で出てくるいろんなコケが出てこない。
水草の育ちは当然もちろん悪いんですけどね。
例えば、60cmの方でグロッソが3-4節分ランナーを伸ばしている間に、こっちでは新しい葉がやっと出るくらい。1節もランナー伸びてないくらい。
だからといって、水草が調子悪そうな感じではなくて、ただ成長が遅いだけなんです。
もっとも一部のロタラの頂芽がいじけ気味だったりとかもしますけど。...おそらく窒素不足ですね。
それとロータスだけは成長も良いですよ。前の水槽に居た時に根で抱え込んだアクアフローラの欠片も一緒に植え込んだので。そのうちにもう少しは溶け出して窒素不足を補ってくれるのではないかと期待。
なんにせよ60の方で同じような構成にしたら、ここまで減速運行させたら、きっとコケだらけになってるハズ。
なんなんですかね〜。この違い。
もちろん環境のリッチさの違いがあるのだけど、コケる・コケないの差はなんなのか?
高回転で回してないとコケちゃう環境と、低回転でもコケない水槽の違い。
いろいろ考えてるし、少しは実験もしてみたいんですけどね。
例えば、単純に水量あたりの魚・給餌の量の違いかもって、ちょっと給餌量を極端にコントロールして比べてみたり。
結論としては、今のところ、まーったく分からないです。
--
いちおうこっちの水槽の環境
・水量20Lくらい。
(30L以上入る水槽なんだけど、あまり水を入れていない)
・底床は、下からパミス、栄養系ソイル、吸着系ソイルを
1/3ずつくらい。全体で5-6cmくらいの厚さ。
・照明は、LEDで1000lm分くらい?
・フィルターはエココンフォート2232。
循環水量は絞らず そのまま。
拡散吐出口使って減速はしているけど。
・CO2は、うちのカウンターで15秒1滴くらい
(ADAのとかだと5秒1滴くらいに相当)を直添。
直添は、水槽内でブクブクやるのと比べて2−3倍は添加効率良いっていう印象ですね。
そこまで考えたら、2−3秒に1滴相当って感じですかね。
・pH6.5、KH2、GH…忘れた…5くらい?
ラベル:
40cmロータス水槽,
コケ,
ソイル,
タイガーロータス,
管理
2013年3月1日金曜日
またトリミングしなきゃ + ロタラインディカの赤
先日書いたように、高回転型水槽の最大の問題は、
本当に頻繁にトリミングしなきゃならないこと。
こうなっちゃうとまた大規模にやらなきゃ。
正面から見ると、もう鬱蒼としちゃってるし。
もちろん、大規模にトリミングすると、数日は水が不安定になって、場合によっては油膜出たりするから、理想はちょこちょこハサミを入れるべきなんだけどさ。
ところで、この水槽、立ち上げ以来基本的にはとても上手く行っているのだけど、
幾つか気に入らないこともあって、
そのうちの一つが、ロタラインディカの赤があまり出てくれないこと。
写真で見ても分かるように、赤じゃなくてほとんどオレンジですね。
前の水槽の時は、そりゃーもう燃えるような赤。オレンジと言うよりは、紫がかった赤になってたのだけど、何故か今回はダメ。
照明も基本は同じ。ソイルも今と同じソイルを足しソイルしたところにインディカ植えたので、基本的に同じ。
メネデールとかの添加も同じ。なにが違うんでしょうね〜?
私としては、赤くなる水草は、基本的に高い波長の...エネルギーの大きい波長の...紫外線とかからの防御で赤くなる。だから、より明るく、より色温度が高い照明とかだとより赤くなる...とか思ってたんだけど。
そんなに単純じゃ〜ないんでしょうね。
ただ、照明については、前の水槽とちょっと違うところがあって、
��ほとんど気分でしか無いのだけど)赤色LEDの光も追加でかなり入れてるんです。
関係があるのか無いのか?
1週間くらい赤色LEDを消灯してみようかな?
pHも硬度も前とそんなに違わないし。
後、ある程度大きな違いがあるとすれば、底床の熟度?(微生物の働きとか)
もし、これが原因なら、そのうちにまたよく発色してくれるはずなのだけどね。
でも、きっとこれは関係ないな。
いろいろ見てても、水槽セット後いきなり真っ赤になってるレポートとか見かけるものね。
もっと微量元素の違いとかかな〜。
そうそう、こっちの水槽よりずっと光量が少ないロータス水槽にチョビっと入れてあるインディカより、こっちの方が赤が出てないんですよ。
これだけ見ても、光量だけが重要じゃないのは確かですね。
なら、ロータス水槽との違いといえば...
まー考えがまとまってないこと延々と書いてもしょーがないか。
本当に頻繁にトリミングしなきゃならないこと。
こうなっちゃうとまた大規模にやらなきゃ。
正面から見ると、もう鬱蒼としちゃってるし。
もちろん、大規模にトリミングすると、数日は水が不安定になって、場合によっては油膜出たりするから、理想はちょこちょこハサミを入れるべきなんだけどさ。
ところで、この水槽、立ち上げ以来基本的にはとても上手く行っているのだけど、
幾つか気に入らないこともあって、
そのうちの一つが、ロタラインディカの赤があまり出てくれないこと。
写真で見ても分かるように、赤じゃなくてほとんどオレンジですね。
前の水槽の時は、そりゃーもう燃えるような赤。オレンジと言うよりは、紫がかった赤になってたのだけど、何故か今回はダメ。
照明も基本は同じ。ソイルも今と同じソイルを足しソイルしたところにインディカ植えたので、基本的に同じ。
メネデールとかの添加も同じ。なにが違うんでしょうね〜?
私としては、赤くなる水草は、基本的に高い波長の...エネルギーの大きい波長の...紫外線とかからの防御で赤くなる。だから、より明るく、より色温度が高い照明とかだとより赤くなる...とか思ってたんだけど。
そんなに単純じゃ〜ないんでしょうね。
ただ、照明については、前の水槽とちょっと違うところがあって、
��ほとんど気分でしか無いのだけど)赤色LEDの光も追加でかなり入れてるんです。
関係があるのか無いのか?
1週間くらい赤色LEDを消灯してみようかな?
pHも硬度も前とそんなに違わないし。
後、ある程度大きな違いがあるとすれば、底床の熟度?(微生物の働きとか)
もし、これが原因なら、そのうちにまたよく発色してくれるはずなのだけどね。
でも、きっとこれは関係ないな。
いろいろ見てても、水槽セット後いきなり真っ赤になってるレポートとか見かけるものね。
もっと微量元素の違いとかかな〜。
そうそう、こっちの水槽よりずっと光量が少ないロータス水槽にチョビっと入れてあるインディカより、こっちの方が赤が出てないんですよ。
これだけ見ても、光量だけが重要じゃないのは確かですね。
なら、ロータス水槽との違いといえば...
まー考えがまとまってないこと延々と書いてもしょーがないか。
HANABI
ミクロラスボラ ハナビ。
別名、ギャラクシーとかファイアーワークスとか。
その名の通り、美しいんですよ。こいつは。
私の写真はひどいけど。上手く撮れなくて。
見た印象は、もっとずっと鮮やかです。
この写真だと黄色っぽく見えるけど、もっと濃い鮮やかなオレンジと黒のヒレ、青緑っぽい暗く輝く地色に金色の星が無数に飛んだボディ。
ちょっとトラウト系の魚を連想させる雰囲気です。...コイ科だけど。
10日くらい前に初めて入れたのだけど、アクアショップの店員さんに聞いたら、展示水槽に飼われているのくらいに色が出てくるのに数ヶ月かかったとのことで、この美しさを眺められるのはもうちょっと先になるな...って思ってたんだけど、1匹だけ、けっこういい色が出てきてくれました。
...ほんと、この写真じゃわからない...どこが色出てるの?って感じだと思うけど。
ネット上で、ハナビの説明しているところでは、ほとんどのところで、
「導入時が勝負」
「売っている魚はヘロヘロのばっかりで、すっごく落ちやすい。」
「健康な個体を選ぶのが、最大の成功のコツ」
「でも、強そうな個体ばっかり選ぶとメスばっかりになっちゃうから注意」
「導入期をすぎれば、コイ科らしい強い魚」
とか書いてあるけど、
これは明らかに、ワイルドしか流通してなかった時期に書かれたものですね。
今はほとんどブリードなんで難しいことはないはずだと想像してました。
うちでは、5匹入れたのだけど、1匹も落ちずみんな最初から元気バリバリですよ。
心配なことと言えば、チビだからエサにあぶれるのではないかってことくらいだったのだけど、
案の定、給餌している分はほとんど食べれてないみたいです。
みんなカラシンたちに取られちゃう。
でも、コケとか底床面とか盛んにつついてて、いろいろ食べてるみたいです。
...そういう意味でももっと水槽環境がしっかりしてから...底床の微生物が豊富に育ってから。ミジンコとか見えるようになってから、買おうと思ってたのだけど、ガマンできずに入れちゃったのだけど、意外と大丈夫でした。
明らかに導入時よりふっくらとさえしてきているので大丈夫でしょう。
こいつ色々見てると割と繁殖が簡単らしく、放置プレイでも増えてたりすることもあるらしいので、ちょっと期待しているのだけど...カラシンがこんなに居たら無理かな〜。でも、ちょっとは期待してます。
残念なのは、ロタラの林の中に隠れちゃってることが多いこと。
怯えて前に出てこれないって感じでもないし、ちょっと眺めてると前を群れで泳ぐところも見れるのだけど。
別名、ギャラクシーとかファイアーワークスとか。
その名の通り、美しいんですよ。こいつは。
私の写真はひどいけど。上手く撮れなくて。
見た印象は、もっとずっと鮮やかです。
この写真だと黄色っぽく見えるけど、もっと濃い鮮やかなオレンジと黒のヒレ、青緑っぽい暗く輝く地色に金色の星が無数に飛んだボディ。
ちょっとトラウト系の魚を連想させる雰囲気です。...コイ科だけど。
10日くらい前に初めて入れたのだけど、アクアショップの店員さんに聞いたら、展示水槽に飼われているのくらいに色が出てくるのに数ヶ月かかったとのことで、この美しさを眺められるのはもうちょっと先になるな...って思ってたんだけど、1匹だけ、けっこういい色が出てきてくれました。
...ほんと、この写真じゃわからない...どこが色出てるの?って感じだと思うけど。
ネット上で、ハナビの説明しているところでは、ほとんどのところで、
「導入時が勝負」
「売っている魚はヘロヘロのばっかりで、すっごく落ちやすい。」
「健康な個体を選ぶのが、最大の成功のコツ」
「でも、強そうな個体ばっかり選ぶとメスばっかりになっちゃうから注意」
「導入期をすぎれば、コイ科らしい強い魚」
とか書いてあるけど、
これは明らかに、ワイルドしか流通してなかった時期に書かれたものですね。
今はほとんどブリードなんで難しいことはないはずだと想像してました。
うちでは、5匹入れたのだけど、1匹も落ちずみんな最初から元気バリバリですよ。
心配なことと言えば、チビだからエサにあぶれるのではないかってことくらいだったのだけど、
案の定、給餌している分はほとんど食べれてないみたいです。
みんなカラシンたちに取られちゃう。
でも、コケとか底床面とか盛んにつついてて、いろいろ食べてるみたいです。
...そういう意味でももっと水槽環境がしっかりしてから...底床の微生物が豊富に育ってから。ミジンコとか見えるようになってから、買おうと思ってたのだけど、ガマンできずに入れちゃったのだけど、意外と大丈夫でした。
明らかに導入時よりふっくらとさえしてきているので大丈夫でしょう。
こいつ色々見てると割と繁殖が簡単らしく、放置プレイでも増えてたりすることもあるらしいので、ちょっと期待しているのだけど...カラシンがこんなに居たら無理かな〜。でも、ちょっとは期待してます。
残念なのは、ロタラの林の中に隠れちゃってることが多いこと。
怯えて前に出てこれないって感じでもないし、ちょっと眺めてると前を群れで泳ぐところも見れるのだけど。
登録:
投稿 (Atom)